|
2005/06/26(日)
ふうらりふらふら
|
|
|
いいお天気でした。
前から行きたいと思っていた蕎麦屋さんにお昼を食べに行きました。 オネダンはけっこうするものの、三種類のダシで食べて、いい満足感が得られました。 初めは細切りをわさびで食べるオーソドックスなもので、二つ目の荒引き田舎風蕎麦は鴨ダシの暖かいツユで頂く。 最後は辛味大根を薬味に細切り。 蕎麦茶も美味しかったし、立地的にもマッタリした環境の場所で、気分もゆったりして良い一日のスタートな予感です。 や、お昼なんですけどね。
そこから映画にでもと思っていましたが、興味持っていた映画の評判が微妙であったために、 同行者と相談し行き先を急遽京都へ。
京都に着いてから、もうただ散歩とばかりにあっちへふらふらこっちへふらふらふうらりふらふら。 京都の穴場を知っているわけでもなく、取り立てて人に言うような所へも立ち寄っては居ないのですが、 このただ散歩、というものが楽しいというのはやたらに目的があるよりも せせこましくなくってイイカンジ。
暫く歩き、同行者の提案から、関西では京都にしかないというタルトの専門店に行きました。 日曜と言う事もあってとても混んでいました。 僕は食べ物に待つということはあまりしないのですが、ゆったりした気分のたまの日曜。 せっかくなので待ってでも食べようと決心。 結局、種類の多いタルトを迷う時間が十分になってよかったのですが。
こういったお店に自分ひとりで行く事も殆ど無いですが、行けば行ったでカナリ楽しい。 京都を意識しているのか和風なタルトも数種あったり、フルーツてんこ盛りで思わず楽しくなるような物も沢山。 お客さんは勿論、女性が多いのですが、こういうところでの女性は本当に楽しそうに選ぶので、 見ているだけでもコッチも楽しくなります。
僕たちが選んだのは、旬もののモモのタルト、栗とほうじ茶のタルト、 ウィルスミス主演映画「最後の恋の始め方(なんちゅータイトルだ)」コラボレーションの 苺となんとかチェリーの乗ったタルト(名前忘れた)の三つ。 完熟マンゴーのタルトがあって、とても美味しそうでしたが1カット1900円位するのでやめました。 しかし、近々でもその近くに行く事があれば、挑戦してみたいと後日思うのでした。
あわせて、普段は飲まない紅茶を頼んで川に面した外の席について、そよ風を体に受けつつのオヤツターイム。 中のほうが冷房効いてて涼しいのですが、なんというか、あの優しくない空気ってあまり好きじゃないのですよ。 モモのタルトは旬と言う事もあって果汁たっぷりで上品に甘く、思わず笑みが漏れるほど。 栗とほうじ茶のタルトは、栗の味が初めは強く、後味にほうじ茶の香りを感じる時間差の美味しさ。 コラボのタルトは意外にもベーシックなタルトという感じで、どちらかと言うと見た目に楽しむ方なのでしょうか。 そして、紅茶。 普段僕はこういう時にはコーヒーを飲むのですが、メニューを見たときに、コーヒーが申し訳程度に添えられていた様な印象があったので、 各種揃っている紅茶にしようと思ったのですが、この選択はかなり正解。 キャッスルトンという割とベーシックなダージリンらしいのですが、一杯目からけっこう感動しました。 やっぱり何事も一回は試さないと駄目ですねえ。 でも、三杯目は少し苦味がありました。 同行者に聞けばそれは仕方ないとの事。 通は三杯目は残す、とか言う事ってあるのかなぁ。
お店を出て自分たちが座っていた席を川越しに見たのですが、席に実際座っている時の景色より、 外からその場所を見たときのほうが感じ良かったのがちょっと笑えました。 日本の街中でいい景色って求めるのは本当に難しいですねえ。
その後、また少し散歩して小腹が空いた頃、先斗町のオムライス屋さんに行って食事して帰宅。
考えてみれば結構歩いた一日。 何かを考えようとしてもできなくなっているような、そんな思考停止状態が心地いい一日でした。
|
|
|