レカ郎写真記
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2009/01/12(月) 雪煙で気温を知る
冬の北海道の列車といえば雪煙を上げながら走ってくるという姿を連想し、そしてそれを狙って内地から遠征して来られるかたも多いのではないでしょうか?

しかしその雪煙っていつでも上がっているわけではないのはご存知ですか?気象条件や降雪状況、気温や列車速度などさまざまな条件によって決まってきます。
今日はその雪煙で気温を知る方法をピックアップしてみました。
これは私の経験上での話しなのですが、雪煙ってマイナスにならないと出ないのご存知でしたか?
確かにプラスでも、濡れ雪でも降雪状態や列車の速度などで左右されます。
しかし、降雪がなく日中は雪煙が出ていないのに夕方になって出てきたとか、朝方は出てたのに日中になると出なくなってきたという経験をされた方もいるのではないかと思います。
確かに、気温が低くても通過する列車が多いところなのでは雪が吹き飛ばされるということで、だんだん降雪から時間が経つと出にくくなってくるものです。
しかし、その日雪が降ってなく、さらに日中に雪煙が出てないのに夕方になって出てきたというのはおかしくはないでしょうか?
これが気温を知る目安になります。
写真を見てもらえば分かるのですが、同じ条件のものを持ってきました。これは同じ日に同じ場所で撮ったものです。
上が日中、下が夕暮れ近くになります。
どちらも同じ快速エアポートで通過速度は同じです。
しかし、上の写真では雪煙が出てませんよね。そして下の写真では雪煙が出てきています。
出方は地味ですが、降雪がなくとも気温が下がると雪煙って出てくる事が多いんです。
なので撮影中、気づけば通過列車が雪煙を上げるようになってきたということは、気温がマイナスかマイナス近くになってきているということになるのです。

正確に言えば雪・・・ではなく、風圧で飛ばされたりした氷の飛まつなどが多いと考えられますが、気温が下がることで細かく砕けやすくなり、風邪に舞うという感じだと予想されるんですけどね。

もちろんプラスの日でも条件次第では上がることはあります。たとえば運転本数の少ない線区は雪が飛ばされる率が少ないので線路上に残りやすいのです。ですが線路の雪がガチンガチンになってるのに雪煙が出ているときというのは気温が低い時、そう思ってOKだと思います。
豪快に雪煙が上がる日というのは、気温の低い降雪時か、降雪直後の気温の低いときになります。
この時は列車通過時にカメラを守らないと雪煙をものに食らいますし、乗車中は先頭車の前の方以外では自分の乗ってる列車が巻き上げた雪煙で景色が全然見えません(笑)

一概には言えませんが、列車の巻き上げる雪煙やその量が気温を知るひとつの目安となるでしょう。


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