レカ郎写真記
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2009/02/14(土) 785系の変化
北海道最初のスーパー特急として登場したのが785系でした。その785系の変化をシリーズで追ってみたいと思って取り上げてみました。

785系は1990年、それまでのホワイトアローを高速化するため、スーパー特急とし、ここに道内最初のスーパーのついた特急列車、スーパーホワイトアローで登場し、同時に運行区間も札幌ー旭川に統一されました。
1990年のデビューですから、来年で20年にもなるんですね。
当時はまだあまり普及していなかったLED表示機を導入し、他に類を見ない形状は新鮮でカッコイイもので、JR化後初の特急型電車にふさわしいデビューでした。
721系をベースに開発された785系ですが、その編成は4両が基本編成で、各編成には2両の増結編成が存在し、混雑時などは6両編成で運行していました。区番台は基本編成が0番台、増結編成が100番台とされました。
指定席は4両基本編成の運行時は4号車の1〜7番が指定席とこちらは当時の快速エアポートと同じ号車、座席番号が指定席になっており、6両編成時は4号車が全車指定席になっていました。
基本編成は座席がブルー系、増結編成が緑系と座席の色が異なっていました。
朝夕のラッシュ時には6両となることが多かったので、その時間帯に札幌ー手稲を2両編成の増結ユニットが回送していたものですし、札幌駅でも増結、開放が見られました。
当時の写真が数少なく、まだ私は一眼レフ移行前でしたので、質の悪い写真しか存在しないのが残念なんですが、それが今日の1枚目です。
これは増結編成が回送されてきたシーンで、HIDライト、スカートの穴、おでこのスタビライザー、スングルアームパンタなどがなく、現在の姿とは少し違いますし、増結編成であるため幌枠が付いているのが特徴です。これが785系の若き頃(?)の姿です。

その後スーパーホワイトアローの他、月曜朝限定に運行されていたモーニングエクスプレスや一部のライラックにも785系が使われていました。また私が以前見たのは、小樽駅に修学旅行の団体列車として入線してきたのを見たことがあります。
785系最初の転機は1999年でした。当時キハ261系が登場し、キハ183座敷もデビュー、カシオペアも・・・という時であまり注目されませんでしたが、NE−1編成(?)の旭川方先頭車にHIDライトが試験的に導入されました。今後普及するのだろうかと思っていたらとんとん拍子に進み、一気に全編成がHIDライトになりました。HIDライトは視認性がよいという特性があり、降雪時などに特に威力を発揮するということでの導入だったようです。自家用車にHIDライトが純正でつくようになったのもちょうど10年位前ですから大体時期は重なってますね。
そして今日の2枚目の姿となりました。また窓のポリカはHID化の前に行われていたようですね。
この写真は6両編成を組んでいるシーンです。今では貴重な1枚となりました。着雪状態に注目してください、現在の着雪状態と違いますね。

意外と4両編成での運行は平日の日中となっていたことが多く、土、休日は結構日中でも6両編成のままで運行となっていたことが多かった気がします。

では続きは後日ということで。


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