レカ郎写真記
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2009/01/19(月) 気候がおかしい
今は1月です。1月、2月といえば北海道は厳寒期で、私が子供の頃はー12度が最高気温というのもザラでしたし、朝学校へ行くと教室の窓ガラスに氷の花が咲いていたりしました。
結露したガラスは冷えると凍ります。冷え込みがさらに進むとガラスの汚れやガラス面の形状に影響されながら氷が発達するので花柄になるのです。この花が咲く目安はー10度と聞いています。これが毎朝咲き続けていたのは寒かった証でしょう。それは冷えれば冷えるほどその形は複雑で美しくなるのです。
しかしここ最近そんなものは見かけません。以前は一冬に1回2回あるぐらいだった冬の雨がここ最近は頻繁に降るようになり、濡れ雪が多くなりました。
そして今日もまたおかしな天気で始まりました。前日の夜から降りだした雪が日付が変わる頃から濡れ雪となり、午前3時頃には雨になっていました。
1時間おきに気象台の気温をチェックしてましたが、太陽も出ていないのに上がるんですよ。こんな異常なことが近年は特に多いのです。
それに例年札幌の積雪は60cm程度をキープすることが多く、もう少し昔は70〜80cm程度常にある状態でしたが、今年は30cm台をキープし続けています。
後から帳尻が合うようになっているのかもしれませんが、これもおかしいです。
寒くない夏、やたら暑い夏や天候不順続きの夏、こんなことが続いていませんか?
これは明らかに地球環境が大きく変わってきているといえるでしょう。
今日の画像をご覧ください。これは今日4時半に撮影したものです。
夜も明けぬ冬の札幌に雨が降り、道路がべちゃべちゃに融けたり、降り積もった雪がザクザクになっています。こんなのは東北や北陸では多く見られるでしょうが、北海道では異常なことです。
今やっとエコや環境と言ったものが注目されるようになりました。しかしその多くは節約やいわゆる3R(時に5Rとも言われますが)の推進などが大半です。
しかし私が考える環境対策はすでに何の意味もなさないことだと思うのです。
というのは、全てそのものありきの対策ではないですか。今は必要な環境対策はそんなこまめなことじゃなく、人間生活を大きく変えるほどの対策が求められているのです。
たとえばゴミの問題1つでも、ゴミを分別しましょうがメインであって、その理由は埋立地が満タンになってしまうからが多くの理由です。しかしそもそもゴミを出さない社会、ゴミとなるものを作るらない社会作りはその中に盛り込まれているでしょうか?
例えば1つのものを色々な素材を使って包装する過剰包装がそれに当たります。そして売る側は消費者が過剰包装でなきゃダメだという人もいるからとのことを言いますが、そうなれば消費者側もそういった意識を見直し、過剰包装してないものほど重宝されるという意識に変えていかなきゃいけないのではないでしょうか?
また自動車もエコカーと言われるコンパクトカーやハイブリッド車が注目されていますが、これらは低公害なだけであって、ガソリンを使いCO2を出すことには変わりありませんし、そもそも車ありきが前提になっていますよね。一番求められる部分はエコカーではなく乗らないこと、乗らなくていい社会環境づくりではないでしょうか?
省エネ家電が今注目されています。しかし省エネ家電に切り替えることが本当にエコでしょうか。
省エネといえど製造過程で資源もエネルギーも使います。そう見れば果たして省エネ家電といえるのでしょうか?さらにそんなものを作るんじゃなく、省エネは家電を減らすことではないでしょうか?今は一家に何台もTVがありますが、これを妥協や我慢して一家に1台、2台にすれば多少昔あったチャンネル争いのようなことがおきるでしょうが、電力そのものの消費が減り、家族が集うということでコミュニケーションが生まれ、家族愛が生まれる。地球環境以外の生活・社会環境もそうして改善されるのではないでしょうか。
さらに「省エネ家電に買い換え」なんていいますが、ではそれまでその役目を担ってきた家電達は?となれば省エネ家電普及推進により、押し出し式で旧型家電が大量にゴミとなる、これがエコでしょうか?
今はエコといえばなんでもエコなんだと思いがちですが、ほとんど全てにおいて根本的な問題解決になっていないエコの1人歩きが見られるんです。
CO2何トン削減したなどという机上の論ではじき出した計算の数値で判断する、そんなのは何の意味もなさないと私は考えます。地球環境、自然を相手にする上で計算や数字はなんの役にもたちません。計算しきれないから自然を人類は未だに操れないのです。
確かにやらないよりはましです。しかし今はすでにそんなコマメちゃん主義で許される時代は終わり、今はもっと抜本的に人間生活そのものを見直さなくてはいけないのです。
それはほんとうに大変なことだし、今の常識では考えられないこともしなくてはいけません。それが今ほんとうに必要な環境対策だと私は考えます。
そうしないと我々地球に住む全てのものが星を追われるのです。そうなれば生物滅亡という道をたどるしかないのです。
もし逃げる方法があったとしても、今の人間生活スタイルを見直さなくてはまた同じことを繰り返すことでしょう。
私は寒いのは嫌いですし、雪も少ないに越したことはありません。でもこのおかしな四季はもっと嫌です。
健康な地球環境、いつまでも青い空、青い海、朝もやが包む夜明けの景色、素晴らしい夕焼けや満天の星空、こういった素晴らしい奇跡の星を次の世代に手渡していかねばならない、そしてこの地球は私たちのものでありながら、神や宇宙、次の世代から借りているものでもあると私は思います。人から借りたものはもとよりきれいにして返す、これが礼儀ですよね。ですから私もこの地球を次の世代へもとよりきれいな状態にして受け渡す、この精神が地球をいつまでも健康に保っていくことにつながると思いますし、地球からもらったさまざまな恩恵へのお返しになると思うのです。


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