レカ郎写真記
ホームページ最新月全表示|携帯へURLを送る(i-modevodafoneEZweb

2009年1月
前の月 次の月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新の絵日記ダイジェスト
2009/03/11 お知らせ
2009/03/10 エルガCNGバス
2009/03/09 エアロバスとエアロクイーンT
2009/03/08 思い出の2000系
2009/03/07 リバイバルおおとり

直接移動: 20093 2 1 月 

2009/01/04(日) 地平線
皆さんは地平線をご覧になったことはありますか?
水平線は比較的簡単に見ることが出来ますが、では地平線は?といえば最近は建物が上へ上へと伸びる傾向にあり、高速エレベーターなるものが存在するほどで地平線はすっかり見えにくくなってしまいました。
また、本州では北海道とは違って山間部なども多いためなかなか難しいのではないでしょうか。
そもそも地平線や水平線ってどのくらいの距離だと思いますか?
水平線は海抜0m地点からでは5km、地平線だと4.5kmとなります。これはピタゴラスの定理で求めることが出来る   そうです(私は数学はよく分かりませんが・・・)
そして観察者の高度が高くなるほど水平線、地平線までの距離が伸びます。高度約1万mを飛ぶ飛行機からだと約400km先に水平線があることになります。

さて、その地平線ですが、そういうことでつまり、目の前の視界で約5km以内に建物、山など視界をさえぎるものがなく、だだっ広い台地が続くことが前提になります。それをこの日本に求めるのはなかなか不可能というもの。私も生まれてからほとんど北海道を出たことがないのに見たことがありませんでした。
私が地平線を見たのはおととし。友人をた尋ねて宗谷方面へ行ったときでした。
羽幌を越えた辺りからだんだん風景がだんだん寂しくなり、天塩を過ぎサロベツ原野を突っ切る道道を走っていたときに現れました。
どこまでも続く果てしない広大な台地の向こうに地平線が・・・。正確にはちょっと微妙なところかもしれませんが、空と大地が交わっています。そしてその時「これが地平線なんだ・・・」と初めて知りました。
横を向けば利尻富士が日本海に浮かびその脇には水平線も見えます。
宗谷方面、とりわけサロベツ原野のある辺りというのはほんとに広大な台地が広がっていて、方やではビルの森と呼ばれる中で人も物もすごい勢いで動いている大都市というものがあるというのは同じ国とは思えない感じがします。
こうした大地の元暮らしていると人間自体も広く大きな人間になるのではないかと思いました。

写真は昨年行った時に撮ったものです。こんな(ローンのように)果てしなく続く道路自体本州方面ではあまりないのかもしれないですね。
これで晴れていればもっと素晴らしい景色が広がることでしょう。


 Copyright ©2003 FC2 Inc. All Rights Reserved.