レカ郎写真記
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2009/01/31(土) 当たり前の装備と思っていたら
先日道路がツルツルだった時のこと、外で信号待ちをしていた私、そこへ1台のバスがやってきました。そしてバスはバス停で止まろうとブレーキングしたんです。そうしたら前輪がロックしてしまい、ズルズルズルズル〜っと滑って車体が右へ〜左へ〜と流れて流れてすごいんです。
なんで?と思ってよくみたら1枚目の画像と同じ型の移籍車だったんです。(たぶん元京急バスです)
そう、移籍車だったのでABSが未装備だったようなのです。
普通ABSが付いていれば、アンチロック〜というからにはタイヤは完全にロックしません。そもそもタイヤがロックしてしまわないようにし、ハンドル操作で危険回避をするという趣旨で付いているのがABSですよね。
一般の乗用車では今はほぼ標準装備と言ってもいいABSですが、バスなどは未だオプション装備なのです。北海道のバスにABSは大体の場合装備してますよね。よくリアウィンドウなどにステッカーが貼ってあります。
どのくらいの時期から付き始めたのかは分かりませんが、10年以上前から付いていたように思います。
内地から移籍してきた車両は陸揚げ後、各事業者や大型車ディーラーに持ち込まれ整備や暖房の強化などをして道内の事業者に渡るようですが、ABSなどの装備は元々付いていない車に後から取り付けというのは無理なのかもしれませんね。
私は元々大型車にも標準装備でABSがついているものと思っていました。
見た目はワンステップで近代的で、同じ型のクルマは道内各事業者でも自社発注で導入していますが、中身となるとやっぱり違いが出てくるのでしょうね。その辺をあらかじめ理解して運転しないと、あるはずのものが移籍車故に装備されてなくて「あれ?」なんてことにもなるのかもしれません。そしてABSの場合、移籍車には装備されてませんから、運転する方としても自社発注車より気を使うかもしれませんね。

ちなみに2枚目の画像は同じ移籍車としておまけでつけてみました。元都営バスの移籍車です。JRバスではまとまって入った車の1つですが、同じ都営のブルリ(ブルーリボン)でもこちらは92年式のUー排ガス規制車となります。
このクルマは見ただけで北海道にはあまりないブルリですからすぐ分かります。まずドアが前戸がグライド式、中戸が4枚ワイドですからね。この仕様のクルマは少なくとも札幌ナンバー区域の事業者では自社発注で導入していませんのですぐ分かります。
それと最近の移籍車を見極めるポイントは、年式が古いのに札幌200などの新しいナンバーをつけている場合ですね。

2009/01/30(金) DE15 1511号機
いや〜今の今まで気づかなかったのですが、ふと写真を入れるファイルを見ていたらあれれ?だったんです。
現在SLニセコを初め、SLの補機として深く関わっているのがDE15 1520号機ですが、私はてっきりこの機関車が昔からSLのお供をしているものだと思っていたんです。今ではDE15なのにラッセルヘッドとの連結アタッチメントを埋め、DE10とほとんど変わりない姿になっていますが、昔はちゃんとラッセルのアタッチメントがついたDE15がSLのエスコートをしていたんです。なので、私はそのままアタッチメントを埋めただけだと思っていたんですね。しかし、写真を見ているうちに「あれ?」
そこには機関車のナンバープレートの右端に15の数字が・・・
ん?20では?

と思って他の写真も調べたらDE15 1511なんです。
なに?っと思ってさらに調べてみました。そうするとなんとこの1511号機、2004年に廃車になってたんですね。全然気づきませんでした(汗汗)
でもさらに気づいたのが、「この機関車っておかしくない?」ってことなんです。
普通DE15はそれぞれ両端にラッセルヘッド用のアタッチメントが着いているので、通常機関車のフロントにはナンバープレートが埋め込まれていますが、DE15にはないんですよね。しかし、このDE15 1511号機だけはアタッチメントに邪魔されつつもナンバープレートがついているんです。
何でかは私は分かりません。なにせSL補機からはずれ、何年も前に廃車になってたことすら気づいてなかったんですから(汗)
しかも実際には「DE1 511」  二文字抜けてるんですよ。これって結構重要な部分も抜けちゃってるんですよ。そう、DE15には複線用の1500番台と単線用2500番台が存在するわけです。ラッセルヘッドの形状でこう分けられていますが、DE15というのはたとえ5が抜けていても見た目で分かるんですよね。しかし、次の千の位が抜けてしまっているために「1」なのか「2」なのかが分からないんです。それによって機関車が特定できたり出来なかったりするので結構重要なんですよね。
ただ、側面には書いてあるんですが普通は前面から写真に写すことが多いため、DE15の場合何号機かが分かりにくいんです。

ちなみに1511号機と1520号機に関してですが、まず1511号機ですが、私の手持ちの写真を見たところ、SLのほかに改造したての散水車を引っ張っているものがありました。散水車を引いていたのはおそらく散水車の改造時期と1511号機の廃車年度から見るとこの時が最初で最後になったようですね。

そして1520号機ですが、アタッチメントを外し、SLの補機に当たったのは手持ちの写真では2005年のSLニセコ辺りなんです。

そして1511号機ですが。2004年で廃車になっています。1511号機が抜けたその年のSLニセコとクリスマスin小樽はナンバー不明の機関車が担当しているんです。その証にその年の両列車DEのフロントにはナンプレがありません。

このようにSLニセコ編成の補機は2003年までがDE15 1511号機、2005年からはアタッチメントを取ったDE15 1520号機が担当し、2004年は間つなぎで違う機関車が担当していたということになります。さらに余談ですが、2004年はSLクリスマスin小樽の担当がC11 171号機だった年です。もしかするとこの辺も関連しているのかもしれませんね。

そんなDE15 1511号機の写真を集めてみました。とはいえサーバーの容量が低いのでたった3枚でしかも若干サイズダウンし軽量化までしたため荒く見づらい写真になってしまっていますがご容赦の程を。
あれ?クリトレの写真、1511号機にHMついてませんね。
調べたら一時クリトレのDLにはHMがついてなかったみたいですね。

まさに目からウロコな思いでした。

2009/01/29(木) 排雪2
前回の続きです。(前回は2009年1月26日を参照)

崩された雪山は左端に一旦寄せられます。
次にやっと積み込みになります。
ロータリー車と10tダンプがタッグを組んでの積み込みになるんですが、ロータリー車が雪を巻き込んでダンプに飛ばします。ダンプは作業スピードに合わせてゆっくりゆっくりと前進します。
この日は気温が低かったためか雪煙?水蒸気?がもうもうと上がっていました。水蒸気?と思ったのはダンプは荷台に土砂などが着かないように排ガスを二台に通して荷台を暖めているんです。たまに荷台の端から煙が出ているのを見たことありませんか?それがその証なんです。
この日は温度が低かったため、この暖められた荷台に飛ばされた雪が暖められ、水蒸気になった?と思ったんです。

大体1台のダンプが積み込みから満タンになって出て行くまで15〜30秒くらいです。すごいスピーディなんですが、その量はダンプ1台分ですから、ロータリー車の作業能力の高さが分かりますね。

こうして大方の雪は積み込まれ運ばれていきますが、ロータリー部分からはじけ飛んだりした氷塊や取り残した雪、二台からこぼれた雪、これらをそのままにしておくわけがありません。
後始末をするホイルローダーが1、2台やって来てそれらを回収していって作業完了となります。

しかしあのロータリー車というのはどうやって雪を飛ばすんでしょうか?あの飛ばすまでの行程は全てロータリー部分の勢いによるものなんでしょうかね?
中を見ると回転部分の奥に羽がグルグル回っているんです。あれだけでどうやって雪を飛ばすのか、謎ですねぇ〜。

まだ続きます。もうしばらくお付き合いを。

2009/01/28(水) 椴山と西の里
今日は夕方、椴山に撮影しに行ってきました。
今日は久々に夕方晴れるとのことだったので、これは!と思って狙ってたんですよ。で、実際現場へ向かうにちょうどいい時間となった頃天候を見たら「来た来たぁー!!」な状態だったので行ってきました。
というのは、前回よりいい色を出したいなと思ってたもので。でもなかなか夕方に晴れ渡っているというのがなかったんです。

到着は17時前でした。到着するとすでに日没後で、藻岩山などの山々がオレンジに染まっています。早速雪をこいで・・行かなくて済みました。入り口にある巨大な雪山さえ乗り切れば後は前に私がつけた足跡が暖気と寒気で解けたり固まったりを繰り返したためカチンカチンに固まってて非常に歩きやすいんです。長靴を持参したのですが、長靴じゃなくともいい感じでした。

撮影現場もしっかりと足場が固まっています。でも固まり方が半端じゃないんですよね。おそらく私以外に誰か赴いたのかもしれません。
コンデジで状況を見ながら露出、絞りのセットをします。
夕焼けの赤を強調したい場合はアンダー気味だな〜とは思ってたんですが、1段程度アンダーの方が赤が引き立つ感じで撮れるというのが分かりました。まあ私はフィルムカメラですので、仕上がりは分かりませんが、コンデジを参考にするとこうなりますし、コンデジにあわせて全くダメダメだったということは今までないので、多少なり納得いかない部分もあるかもしれませんが、全く写っていないなんてことはないと思います。

撮影中はコンデジと本務機とを扱っていたので大変な状況です。コンデジにはレリーズがありませんので必ずボタンを押してシャッターを切らなきゃいけないんですよ。ということで、同じ列車を狙う場合は片手には本務機のレリーズ、片手にはコンデジのボタンと八方塞状態です。
本来の撮影ならば本務機のファインダーをきちっと見ていないとダメですが、光跡を捕らえるにはフレームアウトなんてものはあまりないので勘でシャッターを切っていても十分なんですよね。
そして17時20分過ぎに遠くから力強いエンジン音が聞こえてきます。そう、2レです。
総勢14両編成でさらに95km制限の列車なので露光時間を長くしなければ伸びやかな光跡は得られません。そこでセットしたのが15秒でした。絞りは確かF11かもう少し絞っていたでしょうか。
編成にもよりますが、大体ヘッドライトが見えて通過し終わるまで早くて10秒、遅くて20秒ほどです。2レの場合15秒では若干ですが短かったようで、最後部のカニ24がフレームアウトし終わるところでシャッターをきり終えたっぽい感じでした。なので20秒でセットするといいかもしれません。
早速コンデジを見るとなるほど・・・なかなかいい色が出ています。
コンデジはISO100 6秒 F8.0です。

さらに暗くなった時に撮ったのが2枚目です。コンデジはある領域を超えると画面では明るさなどをチェックできなくなってしまうんですよ。そこで後は勘と試し撮りでアタリをつけていくしかないんですよね。その最中の副産物が2枚目です。
ISO400 15秒 F4.0という設定です。昼間でも日没間近でもないんです。光跡の長さを見てもらえれば分かるかと思います。本当に外が明るければ露光時間も短くなりますので、光跡が伸びないんですよね。

そして最後3枚目は夜間流しもやってみました。とはいえ今日は勇気が出ずコンデジのみでの実行でした。雪に列車の出す明かりが跳ね返って列車を照らし上げるの利用する撮りかたなんですが、今日は晴れ渡っていたので雪明りや街明かりの影響が少なかったので辺りが前回より暗く、思ったほど明々と浮き出ませんでした。これをやる場合は曇りの日がいいかもしれません。
3枚目は除雪車の撮影の経験を生かした設定で、ISO800 1/8 F2.8です。絞りをもう少し絞ればピント範囲が広がるのでピントがもう少し合うかもしれませんね。

では撮影地情報です。
椴山の切り通し:出入り口付近には車を頑張れば2台置けますが、だんだん入り口付近に積まれている雪山が成長し、駐車スペースがどんどん狭くなっています。また山が高いので超えるのが一苦労です。さらに山の裾野には産廃が捨てられており、怪我の恐れがありますので注意してください。
雪はこの後は分かりませんが、一応硬くしまっていますので、スノーシューまで持参しなくても長靴でいいと思います。
今日は4009Dが遅れていましたが、運がよければ実はこの場所で5018Dと4008Dの離合することがあります。

ついでに近くだったので西の里信号所も見て来ました。
西の里信号所:踏み切りの脇に1台、サイクリングロード側の踏み切り横には縦に2、3台程度、踏み切りの手前の坂の上に数台程度の駐車スペースがあります。信号所ですが、今年も冬季は休止のようで、信号が本線にしか灯っていませんでした。また、1番線側の踏み切り脇の駐車スペースですが、幅がギリギリな上、道路との境界が盛り上がっており、乗用車では下回りをこする恐れがあります。

保線小屋前は相変わらず立ち入れませんが、サイクリングロードが歩くスキーコースとなっているので、雪が踏み固められており歩きやすい感じでした。なので撮影にはそれほど苦労はしないようですが、色々うるさい場所でもあるので控えめ控えめの活動の方が賢明かと思われます。

以上椴山と西の里信号所情報でした。

2009/01/27(火) 夕張川
今日は夕張川へ久々に行ってみました。
狙いは1080レで、結構ギリギリについたのですが、なんとSカムイが見事に被って撮れずじまい。今日は何しに行ったんでしょうか・・・。

ということで夕張川鉄橋に関してちょっと取り上げてみます。
現在の状況は、通常この場所には車を4,5台程度置けるほどのスーペースがあるものの、踏み切り自体が冬季車両通行止めとなるため踏切まで除雪されていません。除雪は入り口からすぐの辺りまでで、置ける車の台数は頑張って2台がいいところですが、2台置くと方向転換できなくなります。
方向転換も、小型サイズの車なら2、3回の切り替えしでできますが、一般乗用車からは結構何度も切り返しをしないと使える範囲が狭いので向きを変えられません。車高の高いSUVやRVなら問題ないかもしれませんが、雪質が結構硬いので突っ込むと車が破損する恐れがあります。

踏切までは10〜15mほど距離がありますが、現在は先日一旦緩んだ後冷え込んで固まったので足場はしっかりしています。が、札幌市内では降ってませんが江別方面、特に夕張川は岩見沢に近いため10cm程度の降雪があったようで、短い靴だと中に雪が入ってしまうことが考えられます。私はウエスタンブーツ、別名:ゴム長をもっていきました。

それと夕張川で1080レの撮影を考える方へ
ご存知の通り、1080レは15:14分前後に夕張川へやってきます。しかし、札幌方向から2031Mがやって来ており、時々鉄橋上で離合します。うまくすり抜けてくれればいいのですが、橋の江別側で離合すると見事被ってしまって撮影できません。
1080レを確実に仕留めたいという場合はあらかじめ豊幌や防災センターの踏み切りなどの方がよいかと思われます。
被る確立としては5:5と言ったところです。

また踏み切りは停止状態なので、警報機は鳴りますが遮断機が外してあり、作動しません。撮影の際はご注意ください。

余談ですが、途中のR12がR337と立体交差している場所ですが、他はほぼ今日の段階ではアスファルトが出ており走りやすいですが、橋の下は日当たりが悪いため非常に滑りやすくなっています。橋の下を通った後に信号がありますが、下手をすると止まりきれない恐れもありますのでご注意ください。それほど凍ってて滑ります。

今日の夕張川は日中でもー5度以下と非常に冷えていました。

撮影の手ごたえはといえば、まあ狙いの1080レから始まって40分ほど撮影していたんですが、どれもどうもいまいち。2枚ほど真横から流しをしてみたんですがこれも手ごたえがいまいち。結果、行かなきゃよかったかな〜と思うほどでした。1080レはB更新でしたし、被って撮れませんでしたし、15Dはスラントノーズでしたし、これといった収穫もありませんでしたからね。
まああえて言えば今日は午後の運用に785系が多く入っていたかなという感じですかね。
それと2032Mは789系が高確率だなということです。
昨年末からボウズと1080レを何度も撮ってますが、この間何度も2032Mを撮ったり見送ったりしてますが、785系が2032Mで来たことは1度もありませんでした。なので高確率で789系を狙える、乗れる列車なのかもしれないです。

以上今日の夕張川鉄橋の様子でした。
画像はコンデジで撮った今日の3034Mです。これも今日は785系でした。

2009/01/26(月) 排雪1
昨日夜から私の家の前の道路に排雪が入りました。数日前に準備?と思われる作業が行われていたので、近いのかな?と思っていたら昨日でした。
その模様を取材(?)してみたのでお付き合いを。

作業は22時過ぎに始まりました。まずはグレーダがやって来て普段の除雪作業で道路端に寄せられた雪を削りだしていきます。
1枚目の画像をご覧ください。いつも右から左と雪を寄せていく除雪作業ですが、昨日のグレーダは違います。道の端に寄せられた雪を左から右へと削りだしているんです。車体下のプラウが左ではなく右に向いてますよね。
ガチガチに固まった雪を削るので作業は歩くより遅い速度で進んでいきます。
ただ右に寄せるといっても2車線ふさぐというものではなく、きれいに左車線だけを使う形になっています。

次にパワーショベルがやってきました。このパワーショベルで雪山を削っていきます。他の自治体では排雪といえば道端の雪を全部持っていくという感じですが、札幌市はなぜか雪山の高さを半分くらい、人の腰から上くらいの高さに整えるにとどまるのです。正直なんで?と思うんですけどね。官庁などの周りはなめるようにきれ〜いに除排雪してあるのに・・・なんて思うんですが。
なので正直なところ排雪の効果は?となると微妙なところで、何度か雪が降って除雪が入るとすぐもとの高さに戻ってしまうんです。私としてはやるなら全部もってってほしいんですけどね。札幌より範囲が広く予算が少ない町村でもきちっとやってますので。

このパワーショベルが雪山を崩して道路へ雪を落とします。
見た目ちょっと触れたように見えてもかた〜く人力では歯が立たないような雪山でも簡単に「ボロン」と崩れ落ちるんです。車だって雪山にぶつかったら大破しますが、パワーショベルはへっちゃらです。ん〜アレにくれぐれもぶつかりたくないものです。

崩した雪を次にやってくるホイルローダーで左へ寄せていきます。そうしないと崩れ落ちた雪で一般車両が通行できなくなってしまいますね。崩した後始末と次の工程の準備といったところです。
これらの作業は通行車両を避けながら行われ、多くの誘導員も動員されています。昨日はー15度近くまで下がっていた中での作業、暖かい日は楽でしょうが、昨日みたいな夜は足の先まで冷え冷えでしょうね。

窓からカメラを向けている私ですら、カメラを操作する手や冷気が当たる足が凍えるようでした。

人間だとヒーヒー言いながら体力と時間を消費する作業でも、除雪車だと一瞬で終わってしまう・・・なんか人力で頑張ってるのが悲しくなります(笑)

次に積み込み、後始末と続きますがサーバーの容量が小さいためあまり大きな画像を載せれないんですよ(120KBまで)なので何度かに分けてご紹介させていただきますのでお付き合いよろしくお願いしますね。

今日はここまでです。

2009/01/25(日) Nな世界
今日は毎年1月恒例鉄道友の会主催のNゲージ運転会の一般公開へ行ってきました。
数名お知り合いがおりますので顔出しということで行ってきたんですが、実に2年ぶりでした。この会に行き始めて年数は結構なるんですよね。
今回は私が行ったのは15時までの公開に14時40分頃到着というギリギリな状態でしたが、会場ではリアルオンさん、ぞらさんに会うことができました。お二人は会員ですからいるのは当然なんですけど(笑)

今年はどんな車両がいるかな〜と思ったら意外に北海道車両は私が行った時点ではいませんでした。
721系6両が走っており、785系が留置線で休んでいるという状態です。
ここ数年は北海道車両が結構発売になったので、北海道車両であふれているかと思ったんですけどね。

で、コンデジだけ持っていってネタ集めをしてみました。が、撮影結果に満足しないうち運転終了・・・
あ、まだ1枚もまともなものが撮れてない・・・ということであわてて撮ったのがこの画像です。とはいえコレもマクロモードにし忘れていたので結果ピンボケでした。
画像の711系は分かりづらいですがパンタが載っていますので900番台ですが、窓が2段ではないのでクモハ711−902ということになりますね。ん〜900番台は主に901の方が注目を浴びる傾向があるので、渋いところを攻めたな〜なんて思ったり。
でもピンボケですが、背景をなしとすれば、実際に廃車になり廃線駅の片隅で展示されている、そんな風に見えます。ちなみにはるか後ろ、ちょうど駅の屋根よりちょっと上の方にある緑色の台に白い塊が見えますが、これはDC併結の14系寝台でしたが、1両ひっくり返ってました(笑)

さらに走っていた721系には小細工がしてありまして、顔には白いもの・・・。ちゃんと着雪を再現してあり、屋根上の機器類や床下にもちゃんと着雪が表現されていました。これは北海道ならではではないでしょうか。

という私もNゲージはいくつか保有し、一応走行させるためのセットは一式そろっています。が、ここ2年走行させてません。
結構スペースを使う上、出したりしまったりが非常にめんどくさいのです。
さらに、精密なものゆえどうにも壊れやすいんですよ。1回の運転で必ずといっていいほど何か壊れたりします。走らないとか動きが悪いとか、元々出来が悪いとか。でもセットで2万近くする高額な商品の割には年間保障というものも一切なく、新車で調子が悪くても有償修理となるんです。
で、そうなるとだんだん金はかかる、手間はかかる、すぐ調子悪くなる、でもジオラマを組んだりしてるわけでもなく、ただ走らせるだけなので達成感や結果が得られない・・・という風になっていきだんだんNゲージから離れてしまいました。
模型派の人ってただ走らせている人って少ないんじゃないでしょうか。それは改造や自作といったオリジナルで製品化されてないものを自分で作って走らせることである種の達成感や結果を得られるということだったり、だんだん作成の腕が上がっていくことでそれなりの結果も得られる、こうしたことでNゲージという趣味を続けていけるんじゃないかと思うんですよね。
私の場合買ってきた車両を壊さないようにしながらただ線路を組んで走らせる・・・というのは、例えるならプラモを作るのに色塗りも何もしないでただ組んだだけという感じですから、「どこが面白いの?」とか「思ったよりつまんない・・・」ということになるんじゃないでしょうか。
プラモも内装まで塗装がビシっと決まってリアルになることで「カッコイイ」とか「どうだ!」とかいう達成感が得られるんですよね。ただ作るだけじゃ面白くないですし、全然リアルじゃなくただのプラスチックのおもちゃ同然なんです。

私の場合、模型、乗り鉄、撮り鉄と一通りやってきましたが、板についたというか、最後まで残ったのが撮り鉄でした。が、最近撮るものがない、合理化続きで面白みがなくなったなどで撮り鉄の方も停滞気味です。やっぱり二兎追う者は一兎も得ずなんですかね。

2009/01/24(土) 夜汽車
今日から運行を始めたSL冬の湿原号ですが、昨年私は本物のSLに会いに行ってきました。この湿原号の醍醐味はなんと行ってもDLなしというところですね。なのでモクモクと煙を上げてやってくる姿はまさに本物SLなのです。
そしてその足になってくれたのが夜汽車のまりもでした。
ご存知特急まりもは昨年9月で廃止され、まりもは最後に残った道内完結の夜行であったため、まりもの廃止に伴い北海道内から道内完結の夜行が消え去ってしまいました。そして今は夜行というものは走っていません。でも1年前を振り返ってみると画像のような光景があったんですね。
まりもの横には785系ですが、さらに奥にはスラントノーズのキハ183系の姿。これは昨年なんの告知もなく廃止されたオホーツクの夜行列車、オホーツク81号なんです。
まりもとオホーツク81号、たった1年で両方ともなくなってしまったことを考えると、夜行狩はほんとにすさまじいものだったんだなというのが伺えるでしょう。
私の夜行初体験は急行利尻でした。宗谷線急行が明日から特急になるという日、最後の日も宗谷、サロベツ、礼文と順調に運行された宗谷線急行ですが、その最後を飾ったのが夜行だった利尻でした。その利尻に乗り、帰りは新型特急のスーパー宗谷で帰ってくるというものだったのですが、それが始まりでした。
その後道内をぐるりと北海道フリー切符で2度ほど回っているのですが、その際にも宿代わりとして利尻、まりもには乗っています。残念ながらオホーツクには乗っていないんですけどね。
夜行の魅力はなんと行っても宿代わりになる上、起きたら目的地についているというものです。
寝ている間というのは旅行者にとって見れば無駄なもの。その時間を無駄なく使えるのが夜行だったんですよ。
そしてその後の行程を円滑に効率的に進めることが出来たのも夜行だったんですよね。
朝早くに到着するので、その後さらに先、もっと遠くへ・・・と1日フルに使って先へ先へと足を伸ばすことが出来た、それが夜行だったんです。
そして昨年まりもを使ったのはなんと行っても安さ。まりも限定で1万円という切符があり、さらに3000円でレンタカーオプション券が使えるという優れものでした。これだけで13000円なんです。
昼間特急ならば、R切符ですら16000円ですから、レンタカーをプラスするとなるともう2万近くなってしまうんですよね。
私は金曜の仕事の後に向かったため、当然帰りはヘトヘト・・・さすがに厳しかったので指定券を変更してもらい、3000円プラスして寝台に変更してみました。
当初、遠征後の予算が・・とか色々と考えたんです。収入の低かった私には3000円は結構痛いものでしたからね。
しかし、14系寝台はもうこれがラストかもしれない、2度と乗ることがないかもしれないということを考えると、もし今寝台にしなかったら「あの時ケチっていなければ・・・」と絶対後悔するだろうし、仕事明けの遠征でもうお疲れモード。さらに前日乗ってきた編成だったので編成内容は分かっていたんですが、帰りの私の車両がどうも簡リクの車両だったようなのです。前日乗った座席では、仕事明けだというのにあんまり寝れなかったんですよ。発車時のガクンという気動車特有の振動や音、寝づらい体制ですから目がすぐ覚めてしまうんです。なので停車駅ではほとんど目が覚めていました。そんな中で簡リクで一晩寝る・・・ダメだ!と思って寝台にしました。

その判断が大正解だったというのが半年後にまりも廃止という形で証明されてしまいました。

これで16000円だったんです。昼間特急ならば往復運賃が出るか出ないかぐらいの価格で夜行だと往復+レンタカー+寝台という技が出来たんです。

そして夜汽車には独特の空気が流れているんですよね。
始発駅を発車し、車内改札が回って少ししたあとに消灯となります。ここまでの間の時間にはなにかのんびりした空気というか、昼間特急にはない光景があったり時間が流れているんです。
矢のごとく流れていく夜景に目をやる人、軽く1杯寝酒をちびちび楽しむ人、明日の予定や行き先に関して胸膨らませ話し込む人、普段家でくつろいでいる時間を列車ですごしつつくつろぐ、こんな光景が見られるんです。
そして消灯が近くなると洗面やトイレへ向かったり、早々と寝る人。
やがて車内灯が落とされ、非常灯の電球色した明かりに包まれます。昼間特急ではありえない車内の様子なんですよね。
気動車ですから、エンジンの音、ジョイント音が車内に響く中、かすかに寝息が聞こえてくる、座席を4つも使っていても混んでいない限り何も言われない、それが夜汽車でした。それが2枚目の画像になります。
ふと目が覚めるとそこには目的地近くの景色が薄暗い窓の外に広がっている、車内は寝起きのだるい空気が流れ、そのまま終着駅に到着する。
これが夜行であり、夜行の醍醐味であり、空気を感じる列車でした。
そんな夜行も今はなくなってしまい、時間と速さばかりを求める昼間特急だけになってしまいました。これは同時にゆっくりとした時間の流れや独特の空気、旅の醍醐味みたいなものをなくしてしまったのかもしれません。確かにピューっと行けば便利で快適ですが、「列車の旅は贅沢なもの」と誰かが言ったように、ある意味旅は贅沢でなくてはならないのでは?と私は思います。車より高い金を払い、目的地に届けてもらいながら自分は寝たり飲み食いしたりただ呆然と車窓に目を落とし、いつのと違う時の流れを感じ過ごす、それが心の充電になる。これが旅のいいところだったのではないか、そう私は思うのですが。

2009/01/23(金) JRバス琴似営業所
先日高速バスで小樽へ向かう途中に、JRバス琴似営業所の前を通りました。へぇ〜・・・と思って後日近くへ行った時に取材目的にちょっとよってみました。
するとすごいアングルを発見。
なんと営業所の中にバスの待合所がありバス停があるんです。そういえばそうだったな〜と思い出しました。
以前近くに用事があって来たときに営業所前で乗り降りしたことがあったんです。
その頃は市営バスだったのですが、JRバスに移管されてもまだ続いていたようです。
営業所の一画にバス停があり、バスが発着している・・・あまり他には類を見ないのではないでしょうか。少なくとも私はここしか知りません。
そこで見えるのは、少し離れていますが、ズラリとバスが並びこちらを向いている姿に、洗車や出庫入庫、そして待合所のまん前は給油スペースで、営業所に帰ってきて必要があるバスが次々給油所に入っていきます。
給油口は車種やメーカーによって違うので、そのまま入ってきてまっすぐ給油するもの、給油口や空きスペースの関係でグル〜っと回り方転して給油するものなどさまざまです。

私がネタ集めをしていると、手が空いた給油係の人がこちらへ来て
「事務所に言えば腕章もらって中見れるよ」と気さくに話しかけてくれました。
私はここでぼさ〜っと気ままに拾えるだけのネタだけでよかったので辞退したのですが、何か気持ちのいい思いをしました。普通鉄道などの事業者からは煙たがられますので・・・。

私の方にはなかなか走っていないCNG、つまり天然ガスの車やエアロスターのノンステップ車、元市営バスの営業所故に譲渡車が多く見られ、今時JRバスでもずいぶんネタになりました(笑)
さらに黄色に塗られた変わったバスがいたので見てみたら、教習専用車でした。
JRバスだけでしょうか、鉄道の事業専用車に似たカラーリングになっています。(写真館・バスコレクション参照)
ちなみに琴似営業所は天然ガスの充填ステーションがあるため、市営バス時代には琴似以外にも在籍していたCNG車が現在は琴似に集約されています。

こんな面白いアングルでバスを眺めることが出来る、それはJRバス琴似営業所だけではないでしょうか。
ちなみに今日の画像はそんな中からの1枚です。待合室からいすに座った状態でこんな画像が撮れるんですよ。このように営業所の一画からバスがお客さんを乗せて発車していきます。

2009/01/22(木) 消防車とSL
道内ではC11の171号機と207号機のSLが復活して活躍しており、復活以来走る区間には全国各地から人が集まってくる人気ぶりですが、そんなSLが33年ぶりに昨年石北本線に「SL常紋号」として走ったのが記憶に新しいところだと思います。
私も2日あった運転日を贅沢にも2日とも参加することが出来ましたが、その運転日の1日目、私は遠軽駅でSLを出迎えました。
遠軽駅に行った目的はこの日発売の記念切符の購入でした。
しかし思いがけない収穫が・・・。
ホームへ行ったら客車から切り離され、客車のいるホームと反対側の留置線にSLだけが移動して次の準備をしていたのです。
駅の片隅には消防車もいます。日本に鉄道が開通したとき、火事になるのを恐れていた・・・・という話がありますがそれとは別なのは言うまでもないですね。
SL時代が去った後は給水施設やターンテーブルは次々用済みとなり消えていきました。その結果SLが復活しても途中で給水することができなくなってしまったんです。ということで、消防車は水をSLに運んできたわけです。
その消防車とのツーショットが画像になります。
その場では職員が何人も出てSLのお世話をしており、アクの始末や水の補充など遠軽までの後始末と遠軽から先の準備に覆われており、その模様を切り取った画像なんですが、ホームに持って行ったのはなんと本務機ではなく、コンデジだけだったのです(泣)
本務機は車の中・・・。度々こういう油断がシャッターチャンスを逃すというか、ネタを生かしきれないのが私なんですよね。

かつて多くの線路が張り巡らされていた姿を今に残す広い構内にSLが緑の山をバックにポツンといるのもなかなか画になりますね。

ちなみに私の目的だった入場券はなんとかゲット。しかし売れ行き好調で完売だったようで結構手に入らなかった人もいるんだとか。SL運行は経費がかかりすぎるとのことで、JR側では(煙を吐いて走るだけに)煙たがられるようですが、一発SLが走るとJRだけでなく、走行する沿線にも人が集まり、遠方から来る人は宿泊もする、車で行く人は現地で給油もするということで、少なからず地元に経済効果をもたらせる、これが今のSLの姿でしょうね。
寂れる道内の地方をSLがもっともっと力強く引っ張って行ってほしいですね。

2009/01/21(水) キハ141系急行?
例年行われている苗穂工場、運転所の公開ですが、昨年もちゃんと行われました。
以前はアルコンがエンジンONの状態で展示されていたり、リゾートエクスプレスが展示されたりとなかなか面白い苗穂運転所の公開だったのですが、年々それは衰退し、リゾートエクスプレスはたとえ運転がなくて運転所にいても寝てる状態で展示されず。展示車両も休憩車両以外中へは入れずオブジェ状態の展示と物足りなさが否めない公開になってしまっています。
そんな公開に昨年出向いたときに見られた光景が今日の画像です。
休憩車で使われていたと思うんですが、キハ141系の前を通りかかった時に方向幕に目が留まりました。
「え?急行?」
札沼線オンリーのキハ141系ですがなんと種別幕に急行が入っていたんですね。
もう急行はありませんし、もし急行が残っていたとしてもつり手だらけのキハ141が急行運用に入るとは思えないんですが、一応入っているんですね。しかしなぜでしょう。キハ40ならまだ納得しますし急行で入ったという経歴もありますし、キハ400からキハ40に戻ったものもいます。
しかしキハ141系が急行に入ったというのは今まで聞いたことがありません。もしかすると苗穂運転所のキハ201やリゾート以外の気動車には急行幕が備わっているのかもしれませんね。
こうなるとグルグルしてる時に他に何が入っているかじ〜っと見ていたくなるものです。

2009/01/20(火) 重い雪を押しのけて
昨日から雨や重たい雪に見舞われている札幌です。20〜30cmも降ったそうで、生活する側としては腰は痛いですし、重たいですし、やってもやっても降りますし、道路はザクザクでメチャクチャでもうウンザリです。しかしまた今週木曜にも5度まで気温が上がってぬれ雪が降る予報が・・・。今年は1回しか北海道らしい粉雪って降ってないんですよ。昨日も言いましたし、今朝の地元新聞にも出ていましたが、明らかに気候がおかしいです。

そんな中、3時頃に駐車場の除雪をしていたところ、除雪車がやってきました。実は2時半過ぎに往路の除雪を家からキャッチしてたんですよ。そこで復路を狙うのも兼ねて出てみたんですね。
まだか?と思いつつ除雪をしていると、6割ほど終わらせたところで遠くから轟音が・・・。
「来た来た!」と早速ポジショニング。
前回は直進アングルでの流しだったのでいまいちでしたが、今日は思い切って真横から流してみたんです。
そうしたら、コンデジ特有のピンボケ感はあるものの、4、5枚撮って数枚しかいいのがなかったものの、結構いいのが撮れました。
でもほんとは除雪作業で舞うような軽い雪が除雪する側も、カメラに収める側もありがたいんですけどね。
除雪車の燃費もやっぱり重い雪だと悪くなるのではないでしょうか?

この画像は私のコンデジで一番大きいサイズで撮ってサイズダウンしたものなんですが、やっぱり大きいサイズだとISO800でスローシャッターだとザラザラでひどいです。
大きいサイズで撮るならISO400で頑張るしかないですかね〜。

2枚目の除雪トラックですが、札幌の場合荷台のないトラックなんですよ。地域によってはあるときはダンプカー、ある時は除雪車と変化できるタイプもあるようですね。喜茂別や生田原で見たことがあります。
スノープラウをつけたトラックが雪を満載して走っている・・・なんか変わってるな〜って思いました。
ちなみにバックで流れてる景色ですが、あれれ?1軒だけ電気の灯ている家がありますねぇ〜、どこの家でしょうねぇ〜♪

2009/01/19(月) 気候がおかしい
今は1月です。1月、2月といえば北海道は厳寒期で、私が子供の頃はー12度が最高気温というのもザラでしたし、朝学校へ行くと教室の窓ガラスに氷の花が咲いていたりしました。
結露したガラスは冷えると凍ります。冷え込みがさらに進むとガラスの汚れやガラス面の形状に影響されながら氷が発達するので花柄になるのです。この花が咲く目安はー10度と聞いています。これが毎朝咲き続けていたのは寒かった証でしょう。それは冷えれば冷えるほどその形は複雑で美しくなるのです。
しかしここ最近そんなものは見かけません。以前は一冬に1回2回あるぐらいだった冬の雨がここ最近は頻繁に降るようになり、濡れ雪が多くなりました。
そして今日もまたおかしな天気で始まりました。前日の夜から降りだした雪が日付が変わる頃から濡れ雪となり、午前3時頃には雨になっていました。
1時間おきに気象台の気温をチェックしてましたが、太陽も出ていないのに上がるんですよ。こんな異常なことが近年は特に多いのです。
それに例年札幌の積雪は60cm程度をキープすることが多く、もう少し昔は70〜80cm程度常にある状態でしたが、今年は30cm台をキープし続けています。
後から帳尻が合うようになっているのかもしれませんが、これもおかしいです。
寒くない夏、やたら暑い夏や天候不順続きの夏、こんなことが続いていませんか?
これは明らかに地球環境が大きく変わってきているといえるでしょう。
今日の画像をご覧ください。これは今日4時半に撮影したものです。
夜も明けぬ冬の札幌に雨が降り、道路がべちゃべちゃに融けたり、降り積もった雪がザクザクになっています。こんなのは東北や北陸では多く見られるでしょうが、北海道では異常なことです。
今やっとエコや環境と言ったものが注目されるようになりました。しかしその多くは節約やいわゆる3R(時に5Rとも言われますが)の推進などが大半です。
しかし私が考える環境対策はすでに何の意味もなさないことだと思うのです。
というのは、全てそのものありきの対策ではないですか。今は必要な環境対策はそんなこまめなことじゃなく、人間生活を大きく変えるほどの対策が求められているのです。
たとえばゴミの問題1つでも、ゴミを分別しましょうがメインであって、その理由は埋立地が満タンになってしまうからが多くの理由です。しかしそもそもゴミを出さない社会、ゴミとなるものを作るらない社会作りはその中に盛り込まれているでしょうか?
例えば1つのものを色々な素材を使って包装する過剰包装がそれに当たります。そして売る側は消費者が過剰包装でなきゃダメだという人もいるからとのことを言いますが、そうなれば消費者側もそういった意識を見直し、過剰包装してないものほど重宝されるという意識に変えていかなきゃいけないのではないでしょうか?
また自動車もエコカーと言われるコンパクトカーやハイブリッド車が注目されていますが、これらは低公害なだけであって、ガソリンを使いCO2を出すことには変わりありませんし、そもそも車ありきが前提になっていますよね。一番求められる部分はエコカーではなく乗らないこと、乗らなくていい社会環境づくりではないでしょうか?
省エネ家電が今注目されています。しかし省エネ家電に切り替えることが本当にエコでしょうか。
省エネといえど製造過程で資源もエネルギーも使います。そう見れば果たして省エネ家電といえるのでしょうか?さらにそんなものを作るんじゃなく、省エネは家電を減らすことではないでしょうか?今は一家に何台もTVがありますが、これを妥協や我慢して一家に1台、2台にすれば多少昔あったチャンネル争いのようなことがおきるでしょうが、電力そのものの消費が減り、家族が集うということでコミュニケーションが生まれ、家族愛が生まれる。地球環境以外の生活・社会環境もそうして改善されるのではないでしょうか。
さらに「省エネ家電に買い換え」なんていいますが、ではそれまでその役目を担ってきた家電達は?となれば省エネ家電普及推進により、押し出し式で旧型家電が大量にゴミとなる、これがエコでしょうか?
今はエコといえばなんでもエコなんだと思いがちですが、ほとんど全てにおいて根本的な問題解決になっていないエコの1人歩きが見られるんです。
CO2何トン削減したなどという机上の論ではじき出した計算の数値で判断する、そんなのは何の意味もなさないと私は考えます。地球環境、自然を相手にする上で計算や数字はなんの役にもたちません。計算しきれないから自然を人類は未だに操れないのです。
確かにやらないよりはましです。しかし今はすでにそんなコマメちゃん主義で許される時代は終わり、今はもっと抜本的に人間生活そのものを見直さなくてはいけないのです。
それはほんとうに大変なことだし、今の常識では考えられないこともしなくてはいけません。それが今ほんとうに必要な環境対策だと私は考えます。
そうしないと我々地球に住む全てのものが星を追われるのです。そうなれば生物滅亡という道をたどるしかないのです。
もし逃げる方法があったとしても、今の人間生活スタイルを見直さなくてはまた同じことを繰り返すことでしょう。
私は寒いのは嫌いですし、雪も少ないに越したことはありません。でもこのおかしな四季はもっと嫌です。
健康な地球環境、いつまでも青い空、青い海、朝もやが包む夜明けの景色、素晴らしい夕焼けや満天の星空、こういった素晴らしい奇跡の星を次の世代に手渡していかねばならない、そしてこの地球は私たちのものでありながら、神や宇宙、次の世代から借りているものでもあると私は思います。人から借りたものはもとよりきれいにして返す、これが礼儀ですよね。ですから私もこの地球を次の世代へもとよりきれいな状態にして受け渡す、この精神が地球をいつまでも健康に保っていくことにつながると思いますし、地球からもらったさまざまな恩恵へのお返しになると思うのです。

2009/01/18(日) 中央バス日産+西日本車体 スペースランナーの変化
ボチボチ気楽に更新・・と最初に言った割には結局毎日更新しちゃってますね。
そんな今日は日産ディーゼルのスペースランナーを取り上げてみました。
そもそも日産は昔から自社のボディー会社を持っていないため、富士や西日本、時には三菱などの車体を使うこともあるというメーカーです。
北海道では西日本車体のボディーを乗せた車は今までほとんど縁がなかったものですが、富士重工がバスボディー、そして鉄道から撤退してしまった今、日産は困ったことになってしまいました。
余談ですが、北海道は気動車が多いため、富士重工製の気動車も多く走っています。
キハ183系やキハ283系、そして富士重工で最後に生産された鉄道車両の1つであるキハ261も富士重工製ですね。

さて、そんな富士重工が撤退してしまった後、日産のバスボディーを引き継いだのは西日本車体工業でした。
会社は九州小倉で遠路はるばる北海道に運ばれてくることになるわけです。
今まで西日本車体のバスはほとんど入っていませんでしたが、最初に入ってきたのが中央バスでは2003年のことでした。
路線車はスペースランナー、高速、観光向けはスペースアローとして投入されましたが、そのうち北海道中央バスでは導入に当たって全国的にも珍しい9mのRPでした。江ノ電と京浜急行などに限られ、25台程度存在するのみとなっているようです。
その後、9m車は今は生産停止になっているようなので、中央バスのスペースランナー9m車はレアな存在な車になります。

しばらくはこの9mで導入され続け、2005年まで導入されました。
しかし、生産停止を受け、次の日産車導入となった2007年からはスペースランナーRAとなり、大型ショートではなくなりました。
また、2006年に改正された灯火器類保安基準に適合するべく、それまでリアウィンドウの少し下に横並びで2灯設置されていたテールライトが日産シビリアンと同じパーツを使った縦型に改められ、側面の反射板が増やされました。反射板はどのメーカーどの車種にも見られる変化です。

こうしたことで、同じ日産+西日本車体のスペースランナーでも、画像のように変化があり、パッと見違う車に見えるほどです。
どちらかというと日産+富士7Eの末期に導入された大型ショートの方がそれまでのスペースランナーに近かったといえるかもしれません。

リアデザインも大型ショートの方が尻上りな感じでバンパー位置も少し高いようですね。
そしてスペースランナーRAの方がリアウィンドウは小さいようです。
こうして比べてみると一目瞭然といったところでしょうか。

最近ではスペースランナーが三菱ふそうにOEM提供され、エアロスターSとして販売しています。中央バスにもそのOEM車が数台導入されています。
さらに、今までのスペースランナーはどの事業者もフロントバンパーが黒でした。これは初め西日本の車を見たとき、車体と大きく目立つバンパーが私には不釣合いに見えていましたが、ここ最近ではバンパーも塗装されるようになったようですね。
中央バスでは2008年導入のスペースランナーノンステップでこの塗装になっています。それが3枚目の画像となります。
私としてはまだこのデザインはあまりいいデザインに見えないんですよ。なんか変な位置にナンバーが来てしまっていて、ナンバーがやたらフロント面で存在を主張してるんです。ナンバーがバンパーのしたでぶら下がってたりする方がいいかもしれませんね。
しかし、同じ2008年導入でも、年末にじょうてつバスに導入されたスペースランナーはバンパーが黒なんですよ。もしかすると事業者ごとに選択できるのかもしれませんね。

こうしてみると短期間のうちに1車種でこれほど変化が出てきている車種も珍しいかもしれません。

2009/01/17(土) ある日の江別営業所
12月のある日、撮影で江別へ行った時についでにちょっと中央バス江別営業所に寄ってみたところ、写真のような光景が見られました。
エアロスターに挟まれるのはブルーリボンの観光顔です。
この車は1996年式で見た目は観光のブルリです。しかし、前後戸付きで両ドアともプラグ式です。
この車両はそもそも札幌リンクルバスの車両として導入されました。当時は西岡に配備されていたと記憶しています。
リンクルバスは札幌市内の観光地を回る路線型観光バスでした。専用の1日乗車券と現金で乗ることが出来るものだったと思うのですが、車体には札幌の名所がラッピングされており、最初デビューした時はその派手さと車両デザインの珍しさに見入ってしまいました。
しかも観光顔ながら仕様は路線車との中間といった感じながらロマンスでもなく、ワンロマのような感じでしょうか。
その車両が度々朝回送幕を出して出勤しているシーンや、回送をかねて一般路線でも入っているのを見てびっくりしたことがあります。
当時すでに初代セレガが登場していた時期に旧型ブルリの顔をつけたバスが新車で出てきたこと自体レアなのではないでしょうか。
札幌リンクルバスは小樽散策バスに誘われるような感じで登場しましたが、それ以来色々とコースや名前が変わり、現在は札幌散策バスという名前になっているようですね。そして冬季は運休だそうです。
そこで所属の西岡から江別、東、白石、そして石狩にまで貸し出し、出稼ぎで出ているようで、これらの営業所では管轄の一般路線で活躍しているようです。一応観光という分類のようなので西岡に所属しているようです。ちなみに西岡にはダブルデッカーのエアロキングも所属しています。

私が見たときも一般路線の幕が出た状態でした。この際フロントグリルにある方向幕ではなく、車内にある方向幕で表示となるようなのでちょっと見づらいですね。
掲載した写真でも確認することができると思いますが。これは明らかに江別市内の幕ですから、元々一般路線の幕まで入っているか新たに出稼ぎの際に入れられるかでしょうね。
ただ、前者だとどの車がどこへ冬場は貸し出しになるか決まっていない限り、全営業所の幕を装備しなくてはいけなくなるはずですからどうなっているんでしょうか?

思い返せば何度か江別や札幌市内でこの車両が一般のバス停に止まっていたり、一般路線の幕を出して走っているのを見かけたことがあります。
リンクルバス、散策バス、そして一般路線でもこの車には乗ったことがありませんがどんなものなんでしょうか。
朝、出勤の時の憂鬱モードの時にこんな派手派手は車両が来たらどんな気分になるでしょうか(笑)

ちなみにリアですが、この当時まだ珍しかった2灯式シグナルランプを採用しています。当時まだ中央バスは3連式か日野ブルーリボンのクローバー型ばかりでしたので珍しい存在でした。現在は逆に3連式が珍しくなりつつありますね。

脇を固めるエアロスターKも、向かって左がエアロスターでは少数派の標準タイヤ、ツーステップ低床タイプのロマンス仕様車、右が元赤白カラーの古参車ですね。若干ですが左の方が腰が低いような気がします。

右のエアロスターKは89年式ですのでもうまもなく引退になるかもしれません。私が子供の頃「新しいバス」と呼んでいたこれらの車も気づけば古いバスになってたんですね〜。バスも私もその分だけ年を取ったということになりましょうか(泣)

2009/01/16(金) キハ150
北海道オリジナルで少数派のキハ150型、この気動車には0番台と100番台が存在しますが、その100番台と0番台が函館本線山線で冬季に手をつないで走っています。
0番台は緑ラインのものは苗穂運転所に所属し、窓ははめ殺しで冷房つきです。
そしてラベンダー帯のものは旭川運転所所属で富良野線向けとして運行されていますが、基本的には0番台なのでラインの色以外の違いはありません。
しかし、100番台は非冷房でその代わり窓が開くようになっており、その形はかつてのキハ22、キハ12などのバス窓をイメージさせます。これは走行区間が室蘭本線中心とされたため、他に比べて夏は涼しい地区を走ることとなるので窓の開閉でしのげるとされたためです。
所属は苫小牧運転所となります。
そしてこのキハ150は全車富士重工製となります。

ドアにはこの当時出初めだった半自動ボタンが設置された車両の1つです。

真四角のその顔はカッコイイとはちょっと言いがたい感じで、また北海道型でありながら車体下部のカーブが浅いですね。

そのキハ150、苫小牧運転所の100番台は普段主に苫小牧ー室蘭の間で使用されています。
なぜ電化区間なのに気動車が?とは思うのはおいておいて。
しかしその苫小牧車が縄張りを出て山線で活躍するんです。
長万部ー小樽の間で使われます。
キハ150はキハ40とタッグを組むことができますが、冬は雪の多い急勾配の続く地域を走るためパワー不足が発生します。
というのはこの区間を走る列車は排雪、つまりラッセルの役目を持っているのです。
定排は運行されていますがラッセルは深夜の運行ですから、日中に雪が降れば間に合わない場合があるのです。
そうなると元々力不足のキハ40では定時運行が出来なくなってきます。
確かに山線のキハ40で揺られていると急な登りではだんだん遅くなってきます。
キハ150やキハ201で比較すると、これらの車はパワフルに駆け抜けます。
走るだけでも不足がある中で雪をかきながら・・・となれば無理がありますね。
そこで雪の少ない苫小牧運転所管轄区間で走っているキハ150の100番台と、山線のキハ40と冬の間だけチェンジするのです。
そうして生まれるのは0番台と100番台のタッグというわけです。

整備や運転所への入区という問題がありますが、それはどうなっているのでしょうか。一時チェンジした際はそれぞれの管轄運転所に移籍のような形で扱われるのか、それともわざわざそれぞれ苗穂、苫小牧と入区するのでしょうか。

その0番台と100番台のタッグを収めてみたのが写真です。
お分かりでしょうけど、手前が0番台、2段窓の奥の車が100番台になります。
窓以外は全く同じですね。
ただ、苫小牧運転所の100番台には山線の幕が入っていたいためと、0番台では設定が違うとのことで、お互いの方向幕が使えなくなるため、白抜きの幕を出したままの状態となり、代わりにサボを差し込まれて使われます。
平成生まれの車でサボ受けがつけられているのはキハ150くらいではないでしょうか?
元々キハ40との協調運行を想定していたためサボ受けも儲けられていたのだろうと思いますが、幕が無地のままでサボが入っている状態を見ると、なにか特別な感じがします。
ちなみに翌年1両だけ登場し、今はハイブリッド試験車となっているキハ160もキハ150−100番台同様窓が開閉式とされ、冷房はついていません。

余談ですが、苗穂運転所の一般気動車ってキハ40系以外はほとんどが真四角な顔ですね。

2009/01/15(木) 10年前のダイヤ
今日はちょっと写真ではなく懐かしいものが出てきたのでスキャンしてみました。
これは99年2月のダイヤで今から10年前になります。
これは今はもう廃刊になってしまいましたが、JR北海道が編集していた北海道ダイヤ・時刻表からです。
私はこれを愛用しており、ずっと毎月買い続けてきました。毎月買う必要もないように思うんですが、でも後になってみると「買って、そしてとっておいてよかった」と思います。

ちょうど調べ物をしていたときにこれが出てきました。
ハラハラっとめくってみると、今は交通新聞社の道内時刻表を使っているんですが、デザインが違うなというのが第一印象。その次に載っている列車が懐かしいです。
快速マリンライナーや北斗星4号、6号、エルム、宗谷線急行、おおぞら、トマサホのフラのスキーEXP、快速ミッドナイト、北斗星トマムサホロ、千歳ー様似の優駿浪漫、はつかり、快速海峡、急行ハーバーレインボー(ノース使用)ふるさと銀河線etc・・・

どれも懐かしく、今はないものばかりで、10年でずいぶん変わってきたんだな〜と実感します。
2月のダイヤなのにまだSL冬の湿原が掲載されてませんからね。ということはSL復活前ということになるわけです。
そして昔は細かく臨時列車が設定されていましたし、ずいぶん前からダイヤに載ってきてるなと感じました。
2月のダイヤなのにもうフラノラベンダーEXPなどが出てます。今は1〜2ヶ月前に掲載されてくるので、JR発行のもの故なのかな?なんて思ったり。
またカシオペアの姿もダイヤにはありませんし、とかち、おおぞらにWデッカーの記載があります。これも懐かしいです。

でも10年前、10年後ここまで夜行列車が減り、活気がなくなっているとは思ってませんでした。
今シーズン気づけばフラノスキーEXPは運行されていませんし、北斗星も1往復、夢空間はすでに引退し、エルムもありません。
冬は冬なりに寒さや雪というマイナス要素に勝つほどの撮るもの、乗りたいなと思うものが結構あったものですが、今は寒いし・・・と寒さに負けて撮影や乗り鉄に行く回数が減りました。
ましてや私個人としては、最近は「いや〜乗ってみたいな」と思う列車がほとんどありません。
大体乗りつくしてしまったからかもしれませんし、私自信が撮り鉄派と道筋がはっきりしてしまったためかもしれませんが、どうも魅力あふれるものがない気がしますし、99年のダイヤと今月のダイヤを見比べても、活気がなくなったな〜という印象を持ちました。
現実に冬のスキー列車は回送状態が多いですし、スキーや冬のレジャーは車やバスで・・・というパターンが当たり前になりつつありますので、スキーをしょって列車に・・という時代は過去のものなのかもしれませんね。
掲載したダイヤには北斗星トマムサホロが出ていますが、これは夢空間連結で新宿まで入っていたんですね。

ただ、合理化合理化で10年進んできた結果が、どうも鉄道は魅力あふれる存在から、ただの移動手段になってきて、これからもなりつつあるように感じます。
確かに料金の問題、そして消費者の懐具合や景気の状態というものもありますが、現場で活気がなくなってしまった分、それが利用減という方向へもつながっているのではないか、そう思うのです。
やっぱりみんなが乗りたいなと思う列車が少なくなると足は遠のくように思いますからね。
もう以前のような活気は望めないんでしょうかね。

掲載のダイヤは全部載せるわけにもいきませんので、私がこれとこれは・・・と思った部分を掲載します。
縮小をかけているのでちょっと醜いかもしれませんが(汗)

ちなみに今の区間快速いしかりライナーですが、札幌から快速、札幌まで快速というパターンになっていますが、もしかして昔のマリンライナー、いしかりライナーのパターンに戻ったともいえるのではないでしょうか。
どっちもいしかりライナーだとややこしい感があるので、いっそのことまたマリンライナーを復活させて、札幌から快速、札幌まで快速をマリンライナーといしかりライナーに振り分ければいいように思うのですが。

2009/01/14(水) 深夜の作業
昨日夜から今朝方にかけて私の住んでいる地区では道幅を広げる作業が久々に行われました。
また近くでは排雪もやっているようで、雪を満載したダンプがひっきりなしに走っていました。

そんな光景をまた性懲りもなく撮影しまくっていた私です。
結構除雪車の写真、それも夜に作業中のシーンを撮り、HPに載せているという方は少ないようで、検索をしてもあまりヒットしてきませんでした。これはねらい目?なんて思ったり。

では、その作業を順を追ってご紹介いたしましょう。

まず通常の除雪はグレーダ、除雪トラック、ホイルローダーでやってきます。
右車線からグレーダとホイールローダーが3台1組のスリーマンセルを組んでやってきます。そのスリーマンセルが二組で雪を左に寄せて雪山にしていきます。
最後にホイルローダー1台が後始末にやってきます。バス停、交差点に残された雪を取り除いてそれらの場所を空けていきます。
これが私のところの除雪スタイルです。

そしてだんだん車線が狭くなってきたりするとロータリー車で路肩の雪山を削り、雪山に積みなおしていきます。
この作業が昨日行われました。これは大型ロータリー車、ホイルローダー、小型ロータリー車、ホイルローダーの各1台ずつ、系4台でフォーマンセルを組んでやって来ます。

大型ロータリーがまず道を狭めている雪山の裾野を削って雪山に積みなおしていきます。しかし、これだけだと残してしまったり、氷塊などを飛ばして散らかしてしまいます。
そこで後ろからホイルローダーが後始末をしながらやってきます。
次に小型ロータリーで大型ロータリーが残していった部分を飛ばしなおします。
これでもまだ散らかっている部分があるので、そうした部分やバス停、交差点などの場所に残された雪氷を取り除いていきます。

こうして埋まっていた左車線が復活し作業終了です。
決まった範囲、いわば縄張りの境界部分で折り返しとなり、今度は反対車線で同じ作業を行って帰っていきます。
速度が遅いので、折り返してくるのが早くで30〜、遅いと2時間半ほどかかるようですね。

その模様を順を追って画像を載せてみました。
容量を掲載できるサイズにするため、ちょっとサイズダウンしたので画像が荒くなってしまいましたがご容赦を。

昨日はそれほどでもありませんでしたが、寒い深夜、時折来る一般車を避けながらの作業は大変でしょうね。また、こうした重機のコックピットは目いっぱいレバーが設置されており、1人でそれを操作し作業するのはすごいもんだな〜なんて思います。

車は発進、停止に一番燃料を消費しますが、あの重たい車体で何度も前進、後退、停止を繰り返すわけですから、一体リッター何キロ(何百m?)なんでしょうか(汗)

昨日は近くで排雪も行われていたようで、最後の4枚目の写真のように雪を満載した大型ダンプがひっきりなしに走っていました。
ウチの方も雪山がでかくなってきているので、もうまもなく排雪の順番が回ってくるでしょうか。

2009/01/13(火) 夜間流し
今日は椴山へ撮影に行ってきました。
長時間露光撮影が目的だったのですが、撮影中ふとしたことに気づきました。
下り列車が土手の上にいる私の足の下を通過するとき、雪が列車の明かりを反射して列車を照らし返してるんですよ。
その明るさは列車のカラーリングが見えるほど・・・・。これは!と思いコンデジで流し撮りをしてみたのがこれです。
暗い中でのコンデジ故ピントが合いにくいのでその辺はご了承いただくとして、結果はご覧の通り。
写真としてはブーブーですが、721系だと判別できますし、帯の色までくっきり出ています。
これはISO1600 1/8 F2.8で撮影したものです。

除雪車を最近撮影している私ですが、そのノウハウがここで活きました。
除雪車はいつもISO800 1/10くらいで撮っているのですが、光度を考えるとシャッター速度はこのくらいは確保したいもの。そこでISOをあげることにしました。
結果見事形を捉えることが出来ました。
今度はビシっと流しを決めることが課題になるわけです。

私は3年ほど前から夜間の流し撮りにチャレンジしているんですよ。
あるベテランさんの素晴らしい夜の流し撮りの写真を見たときから自分でも撮ってみたいと思い出したんです。
それで今まで色々ため見てきました。ISO1600のフィルムを使って三脚を使った流しをしてみたり、色んなことを試みて来ましたがことごとく撃沈。
その方はデジを使っているとのことで、ISOを自由に変更でき、さらに夜に強いといわれるデジ相手ではフィルムでは限界があると判断し、あきらめかけてたんですよね。
ただ、羊蹄山の夜間撮影を結構やるようになってからは、バルブの特徴だとか、撮り方のようなものを学びましたし、最近何気なくやって妙にはまってしまった除雪作業の流しが結構勉強になったんです。

バルブや長い露光時間での撮影はほんとにごくわずかな明かりでも大げさに拾ってしまう傾向にあるんです。
ということは、雪に反射して列車が明るく浮かび上がっているならば、スローシャッターでISOさえあげれば撮影できるのではないか、そう思ったのです。

これはISO1600での撮影なので、私が常に使っているISO400の場合、おそらく1/5などという数値になろうかと思います。ただ、これでも結構明るすぎで、車内が白飛びするほどの余裕があるので、同じ露光時間でもそこそこいけるのではないかと考えています。

次回ここで同じ事をやる時、今度は一眼で流しをやってみようかなと考えています。これで決まれば私のチャレンジは成功をみることになるわけです。

2009/01/12(月) 雪煙で気温を知る
冬の北海道の列車といえば雪煙を上げながら走ってくるという姿を連想し、そしてそれを狙って内地から遠征して来られるかたも多いのではないでしょうか?

しかしその雪煙っていつでも上がっているわけではないのはご存知ですか?気象条件や降雪状況、気温や列車速度などさまざまな条件によって決まってきます。
今日はその雪煙で気温を知る方法をピックアップしてみました。
これは私の経験上での話しなのですが、雪煙ってマイナスにならないと出ないのご存知でしたか?
確かにプラスでも、濡れ雪でも降雪状態や列車の速度などで左右されます。
しかし、降雪がなく日中は雪煙が出ていないのに夕方になって出てきたとか、朝方は出てたのに日中になると出なくなってきたという経験をされた方もいるのではないかと思います。
確かに、気温が低くても通過する列車が多いところなのでは雪が吹き飛ばされるということで、だんだん降雪から時間が経つと出にくくなってくるものです。
しかし、その日雪が降ってなく、さらに日中に雪煙が出てないのに夕方になって出てきたというのはおかしくはないでしょうか?
これが気温を知る目安になります。
写真を見てもらえば分かるのですが、同じ条件のものを持ってきました。これは同じ日に同じ場所で撮ったものです。
上が日中、下が夕暮れ近くになります。
どちらも同じ快速エアポートで通過速度は同じです。
しかし、上の写真では雪煙が出てませんよね。そして下の写真では雪煙が出てきています。
出方は地味ですが、降雪がなくとも気温が下がると雪煙って出てくる事が多いんです。
なので撮影中、気づけば通過列車が雪煙を上げるようになってきたということは、気温がマイナスかマイナス近くになってきているということになるのです。

正確に言えば雪・・・ではなく、風圧で飛ばされたりした氷の飛まつなどが多いと考えられますが、気温が下がることで細かく砕けやすくなり、風邪に舞うという感じだと予想されるんですけどね。

もちろんプラスの日でも条件次第では上がることはあります。たとえば運転本数の少ない線区は雪が飛ばされる率が少ないので線路上に残りやすいのです。ですが線路の雪がガチンガチンになってるのに雪煙が出ているときというのは気温が低い時、そう思ってOKだと思います。
豪快に雪煙が上がる日というのは、気温の低い降雪時か、降雪直後の気温の低いときになります。
この時は列車通過時にカメラを守らないと雪煙をものに食らいますし、乗車中は先頭車の前の方以外では自分の乗ってる列車が巻き上げた雪煙で景色が全然見えません(笑)

一概には言えませんが、列車の巻き上げる雪煙やその量が気温を知るひとつの目安となるでしょう。

1月絵日記の続き


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