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2009/01/30(金)
DE15 1511号機
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いや〜今の今まで気づかなかったのですが、ふと写真を入れるファイルを見ていたらあれれ?だったんです。 現在SLニセコを初め、SLの補機として深く関わっているのがDE15 1520号機ですが、私はてっきりこの機関車が昔からSLのお供をしているものだと思っていたんです。今ではDE15なのにラッセルヘッドとの連結アタッチメントを埋め、DE10とほとんど変わりない姿になっていますが、昔はちゃんとラッセルのアタッチメントがついたDE15がSLのエスコートをしていたんです。なので、私はそのままアタッチメントを埋めただけだと思っていたんですね。しかし、写真を見ているうちに「あれ?」 そこには機関車のナンバープレートの右端に15の数字が・・・ ん?20では?
と思って他の写真も調べたらDE15 1511なんです。 なに?っと思ってさらに調べてみました。そうするとなんとこの1511号機、2004年に廃車になってたんですね。全然気づきませんでした(汗汗) でもさらに気づいたのが、「この機関車っておかしくない?」ってことなんです。 普通DE15はそれぞれ両端にラッセルヘッド用のアタッチメントが着いているので、通常機関車のフロントにはナンバープレートが埋め込まれていますが、DE15にはないんですよね。しかし、このDE15 1511号機だけはアタッチメントに邪魔されつつもナンバープレートがついているんです。 何でかは私は分かりません。なにせSL補機からはずれ、何年も前に廃車になってたことすら気づいてなかったんですから(汗) しかも実際には「DE1 511」 二文字抜けてるんですよ。これって結構重要な部分も抜けちゃってるんですよ。そう、DE15には複線用の1500番台と単線用2500番台が存在するわけです。ラッセルヘッドの形状でこう分けられていますが、DE15というのはたとえ5が抜けていても見た目で分かるんですよね。しかし、次の千の位が抜けてしまっているために「1」なのか「2」なのかが分からないんです。それによって機関車が特定できたり出来なかったりするので結構重要なんですよね。 ただ、側面には書いてあるんですが普通は前面から写真に写すことが多いため、DE15の場合何号機かが分かりにくいんです。
ちなみに1511号機と1520号機に関してですが、まず1511号機ですが、私の手持ちの写真を見たところ、SLのほかに改造したての散水車を引っ張っているものがありました。散水車を引いていたのはおそらく散水車の改造時期と1511号機の廃車年度から見るとこの時が最初で最後になったようですね。
そして1520号機ですが、アタッチメントを外し、SLの補機に当たったのは手持ちの写真では2005年のSLニセコ辺りなんです。
そして1511号機ですが。2004年で廃車になっています。1511号機が抜けたその年のSLニセコとクリスマスin小樽はナンバー不明の機関車が担当しているんです。その証にその年の両列車DEのフロントにはナンプレがありません。
このようにSLニセコ編成の補機は2003年までがDE15 1511号機、2005年からはアタッチメントを取ったDE15 1520号機が担当し、2004年は間つなぎで違う機関車が担当していたということになります。さらに余談ですが、2004年はSLクリスマスin小樽の担当がC11 171号機だった年です。もしかするとこの辺も関連しているのかもしれませんね。
そんなDE15 1511号機の写真を集めてみました。とはいえサーバーの容量が低いのでたった3枚でしかも若干サイズダウンし軽量化までしたため荒く見づらい写真になってしまっていますがご容赦の程を。 あれ?クリトレの写真、1511号機にHMついてませんね。 調べたら一時クリトレのDLにはHMがついてなかったみたいですね。
まさに目からウロコな思いでした。
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