レカ郎写真記
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2009/01/31(土) 当たり前の装備と思っていたら
先日道路がツルツルだった時のこと、外で信号待ちをしていた私、そこへ1台のバスがやってきました。そしてバスはバス停で止まろうとブレーキングしたんです。そうしたら前輪がロックしてしまい、ズルズルズルズル〜っと滑って車体が右へ〜左へ〜と流れて流れてすごいんです。
なんで?と思ってよくみたら1枚目の画像と同じ型の移籍車だったんです。(たぶん元京急バスです)
そう、移籍車だったのでABSが未装備だったようなのです。
普通ABSが付いていれば、アンチロック〜というからにはタイヤは完全にロックしません。そもそもタイヤがロックしてしまわないようにし、ハンドル操作で危険回避をするという趣旨で付いているのがABSですよね。
一般の乗用車では今はほぼ標準装備と言ってもいいABSですが、バスなどは未だオプション装備なのです。北海道のバスにABSは大体の場合装備してますよね。よくリアウィンドウなどにステッカーが貼ってあります。
どのくらいの時期から付き始めたのかは分かりませんが、10年以上前から付いていたように思います。
内地から移籍してきた車両は陸揚げ後、各事業者や大型車ディーラーに持ち込まれ整備や暖房の強化などをして道内の事業者に渡るようですが、ABSなどの装備は元々付いていない車に後から取り付けというのは無理なのかもしれませんね。
私は元々大型車にも標準装備でABSがついているものと思っていました。
見た目はワンステップで近代的で、同じ型のクルマは道内各事業者でも自社発注で導入していますが、中身となるとやっぱり違いが出てくるのでしょうね。その辺をあらかじめ理解して運転しないと、あるはずのものが移籍車故に装備されてなくて「あれ?」なんてことにもなるのかもしれません。そしてABSの場合、移籍車には装備されてませんから、運転する方としても自社発注車より気を使うかもしれませんね。

ちなみに2枚目の画像は同じ移籍車としておまけでつけてみました。元都営バスの移籍車です。JRバスではまとまって入った車の1つですが、同じ都営のブルリ(ブルーリボン)でもこちらは92年式のUー排ガス規制車となります。
このクルマは見ただけで北海道にはあまりないブルリですからすぐ分かります。まずドアが前戸がグライド式、中戸が4枚ワイドですからね。この仕様のクルマは少なくとも札幌ナンバー区域の事業者では自社発注で導入していませんのですぐ分かります。
それと最近の移籍車を見極めるポイントは、年式が古いのに札幌200などの新しいナンバーをつけている場合ですね。


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