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2005/05/05(木)
恐ろしや恐ろしや…
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私、本日の雨に打たれながら、「NIGHT CRAWLER」(バイク)にて街を徘徊中、何の変哲もない、細い裏道の交差点に差し掛かったのである。 右方より二台のバイクが交差点に侵入してきたのだが、二台中後方のスクーターが突然、私の目の前でスライディングしてきたのである。 ガッシャンガリガリガリリ〜ッすさまじい音をたてながら、アスファルトとシャロウィーダンスである。 その場の情景が全てスローで流れる中、なぜかスライディングスクーターの運転主は「笑顔」だったのである。 あまり相手にしても仕方が無いので、込み上げる笑いを押さえながら直進した私。 一つ目の交差点を過ぎ、二つ目の交差点へ、大きな通りへと合流しようとした、その間約15秒程度。 減速しきったその時!右方より ガッシャンガリガリガリリ〜ッカランカラン! またしてもバイクと人間が回転しながら目の前にスライディングしてきたのである。 またしても見事なスローでアスファルトに口付けである。 しかも何故かかなりの「笑顔」である。 かなり痛いであろうに「笑顔」なのである。 やはり痛さよりも、恥ずかしさなのであろうか? 倒れたバイクをお越しながら変な笑顔の若者は、目立たぬ様に街に消えていったのだが、去っていく際「泣きそうな顔」をしていたのを私は見逃さなかった… そして、自分の周りに底知れぬ悪魔の存在を感じ、かなりの安全運転で帰宅した私であった。 諸君も雨の日の通行、運転にはくれぐれも注意して頂きたいものである。
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