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2005/06/20(月)
これ聴こう.....
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吾輩には馴染みの深い「OZZY OSBOURNE(オジーオズボーン)」を紹介しよう。
昨今はケーブルTV等で茶の間への露出が高まったオジー。 「オズボーンズ」(番組タイトル)では、かなり飛んでるおかしな親父であるが、あれは演技では無い! あるいみ、私生活がそのまま番組になる程の家庭環境であるため、あたかも作り物の様に思えるが、やはり!あれがオジーなのである。
少し前に「メタルの神」=「ロブ ハルフォード」の話をしたが、彼が「神」なのに対して「オジー」は「メタルの帝王」と呼ばれている。 今の「メタル」という音楽の基盤を築き上げて行った人間の一人であることは、間違い無いのである(ロブもオジーもイギリスのバーミンガム出身)。
さて、OZZYには数々の名作アルバムが存在するが、今回は王道を避け、「OZZMOSIS」という一枚を紹介しよう。
この音源が公布される前にOZZYは引退をしていた。 酒、ドラッグに溺れ、ボロボロだった帝王に遂に終止符が打たれ、この世界から一つ「メタルの炎(しかも特大の)」が消えた。 ファンは悲しんだが、家族、身体の事を考えたら仕方が無かったのだろう...... しかし!帝王は蘇った! (実は吾輩、復活前までのOZZYは、嫌いでは無いにしろ、影響を受けた....という存在では無かった。) しかも、最高の仲間を引き連れ!
この作品には「ザック ワイルド」をはじめ「スティーブ ヴァイ」「リック ウエイクマン」「トミー ショウ」等、有名ミュージシャンが数多く参加している。帝王の復活に相応しい顔揃えである。
吾輩、このアルバムは正直、聴きたくは無かった.....なぜなら、力の衰えた帝王の姿を見たくなかったからである.....だが.....帝王はそこに居た! 驚く事に、そこには紛れも無い帝王が君臨していたのである。 我々の生きる道を指し示すかのように.....
これが「ロックスター」である。
作品的にはOZZY節のメロな曲が多くとても聴きやすい。 「ムーディーな作品」という評価であるな(吾輩的にな) 一曲目の「perry Mason」は必見である!ザック ワイルドのギタープレイも心地よく聴かせてくれる......
OZZYの作品の中で「No1」と言うわけでは無いが、ぜひ触れてみて頂きたい作品である。(OZZY OSBOURNEは決してテクニック的に上手いボーカリストではありません....が、何故彼が帝王なのか!....それは諸君の耳で確かめてみて頂きたい)
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