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2005/08/14(日)
処変われば、変わるものである......
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御盆の中日、吾輩は世を忍ぶ仮の故郷の有る「中国地方某都市」へ潜伏していた.....
その都市では、毎年ごく当たり前に「御盆の風物詩」としてお目見えする代物.....(下掲載)
しかし、よく考えてみると、他の都市では絶対に見かけない物がある事に気が付いた....
これは何だ?.....解る者はいるだろうか?
こいつの正体は.....
「盆灯篭(ぼんとうろう)」というものである!
これを墓参りの際、持参し(コンビニ、花屋、墓地など町中で、盆シーズンのみ販売されている)墓横に立てて帰るのである....
いったい何のために?....
おそらく、他の都市でよく見かける「灯篭流し」等と同じく、供養のためにあるのであろう。 とにかく独特な文化なのである。
大きな墓地等に行くと、まるで満開の花園の様に灯篭にうめ尽くされているのである.....
「初盆」の際は「白色」の灯篭を用いる習わしがあるのも独自な文化である。
しかしこの「盆灯篭」も時代の流れにより、少しずつ忘れ去られるのかもしれない....火災等の原因になる。大量のゴミになる。等の理由で持ち込みを禁じているお寺などが増えて来ているためである.....
何か少し淋しさを覚える閣下なのであった.......
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