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2007/08/30(木)
正しい子ども放置方.....
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先日、炎天下の下に無法地帯を発見した......
蛾像を見て頂きたい.......
手すりの向こうは切り立った崖.....
手すりの枠も大柄である.....
画像に写りこんでいる子どもは大人しい様子であった(まるでリストラをうけたおっさんのように、遠くを見つめていた.....).....
が......
この画像を写す数分前.....
ここは無法地帯と化していた........
誰の目にもこのブランコの造りがしっかりしたモノには見えぬであろう.......
手作り感たっぷり.......
ひじょうに情緒ある感じで、静かな風景にもマッチする......
そんな情緒を引き裂く雄叫びが......
ベンチ式の座席部分に3人......
さらに横からへばり付き同乗者.....一名......
そのウエイトを補うべく、後方から動力専門の子どもが三名......
奇声をあげながらガンガンブランコを動かしている......
吾輩が「いつか泣く事になるぞ.....」と思っている事など伝わることもなく.......
さらに加速.......
すでに調子に乗りすぎたブランコの飛行高度は手すりを超えそうである........
正に「子ども速射砲」......
子どもを遠くまで飛ばす競技が存在したとしても、そこまではやらないだろう.......
吾輩的に「さぁ....大惨事のはじまりだ......」.....
と、下らぬことを考えていた.........
しかし、親は止めないのだろうか.......
...どうせ事故が起これば、自分の過失を棚に上げ、遊具の製造元や設置者を攻め立てるのだろう......
さてさて....どのような惨事で幕を閉じるのだろう......
そう思っていたやさき......自体は急展開......
動力となっていた三名のうちの1人がタイミングを誤り、背もたれで頭を打ったのだ........
もちろん大泣きである........
そこにようやく現れた親らしき者に追い討ちをかけて怒られ事態は終止符をうたれた........
全国で子どもを巻き込む事故が多い中、多くの事件の中心に「調子にのった子ども」の存在を忘れていけない......
少し人間のことを理解した一日であった........
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