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2005/02/11(金) The Style of Prince(14)
The Style of Prince(14)

オヤシロサマ考

劇中に登場する雛見沢の守り神「オヤシロサマ」であるが、この原本についての考察しようと思う。
このオヤシロサマの特徴的な点を挙げてみる。
まずワタナガシという祭祀が行われると言うことだ。
これは作中でも綿流しと扱われている時もあり、綿に関する神であるということが明瞭である。
作中での腸流しは作者による後付であろうと考える。
もう一つはお社様というように理解が出来ると言うことだ。
しかし、この観点から考えてしまうと作者の意図したと思われるものに繋がっていかないので、
ここでは触れずに置く。

 そこで、民俗学的な観点よりこの話を考えてみようと思う。
オヤシロサマと聞いたときに、「オシラサマ」という神の存在を思い出した人も多いと思う。
このオシラサマについては神主・山伏・僧形・女・鶏・馬など造形から見ると様々なものがある。
またこのオシラサマの話は東北地方で有名なものであり、遠野物語にも記述されている。
この記述から桑の木を彫った神像であることが分かる。
こういったことより、綿・桑というキーワードが考えられ、
蚕関係の神様であったのではないのかと推測できる。
また、鬼ヶ淵は遠野物語に登場する土淵村と関わらせているのでは無かろうか。

 推測ではあるが、遠野物語に出てくる記述を元に作成されたのであろう。
これがこの作品のもととなる流れであろう。


・・・と時間が無いながらも少し思うことを書いてみました。
5分強で書いたものなので言いたかったことが言えてないと思います。
まぁこれは個人の考察なので、誹謗・中傷は避けたいです。
ネタバレになってしまっていたらごめんなさい。

この文章は内容的にかなり薄いんで・・・
もっと知りたいなと思う人には宮本常一氏の「庶民の発見」を読むと良いと思います。

来週からテストなので今はこんな文しか書けないので許してください。
そうそう、テスト終わるまでヒグラシをやらないとか言っていたんですが、やってしまいました。笑

追記として、雲の向こう、約束の場所のDVDを予約しました。
17日とテスト期間中なのですが、今から待ち遠しく思っています。
次回はそのレビューかな。


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