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2006/04/09(日)
ヤムチャは偉大
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ヤムチャは雑魚でヘタレの代名詞として半ば伝説になった男である。 しかし、彼は本当にそれだけのキャラなのか? ここでは真面目にヤムチャの人間としての価値を説いてみたい。
ヤムチャは人望があるキャラである。常にヤムチャと行動を共にし、慕っていたプーアルを見ればその事がわかる。 実はこの漫画全編を通して、ここまで主人に忠誠を貫き通しているキャラは稀有である。 DBという漫画はブラック→レッド、べジータ→フリーザ ブウ→バビディ と幾度と無く部下の反逆、下克上が行われてきた漫画である。 あれだけの部下を従えてもフリーザには本心から慕ってくれる忠臣はいなかった。 他のボスキャラも同様である。 ヤムチャ−プーアルの利害を超えた信頼関係はこの漫画では非常に稀であり、 ここに、ただの強さや地位を越えたヤムチャの人間としての価値が伺える。
他にヤムチャの人柄が良くわかるエピソードとしては、人造人間編の最後のシーンで 生き返ったトランクスに「お前がセルに殺されたときにベジータが激怒した」と言ってその時の様子を 本人に話してあげたことが挙げられる。 あの会話でどれだけトランクスが救われたかは想像に難くない。 何もしてないくせに「べジータの馬鹿野郎、トランクスは生き返れたんだ」とか言ってたハゲとは大違いである。
そして、そのハゲが立場としては兄弟子であり実力でも上であるにも関わらず ヤムチャをずっと「さん」付けで呼んでいたのにも、ヤムチャにそれだけ人望があったからだろう。 (ちなみにハゲはヤムチャと同い年ぐらいであろう天津飯には「カネもってないか?」などというクチを利いている)
そして、何と言ってもあのべジータが一緒にバーベキューをやるほど心を許していたのもヤムチャである。 ブルマと別れたエピソードも、あれは実際はブルマがヤムチャに振られたのだ。 捨てられたブルマがヤケクソになってべジータとくっついただけである。 ヤムチャほどの男を他の女が放っておくわけがなかったのだ。 しかし、ヤムチャはブルマに恥をかかせる事無く、自分がピエロにも悪者にもなったのだ。
この漫画はとにかく強さや戦績だけでキャラの価値が決まってしまう。 しかし、真に人間としての器が大きいのはヤムチャなのである。
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余談:ヤフーの翻訳で日→英にして「ぬるぽ」で翻訳してみてください。
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