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2008/02/28(木)
じゃらん
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コンビニにて 今日、帰りに寄ったコンビニ。 ボクの家の近くにあるコンビニ。 以前から、コンビニでの日本語のおかしさを指摘するテレビ番組がある。 例えば、
○1000円、お預かりします。 ×1000円からお預かりします。 ○お弁当、温めますか? ×お弁当のほう温めますか? ○お召し上がりください ×食べてみてください
こんなのがある。 うん、どうだっていい。別にどうだっていい。 ボクはただ今日のビールとつまみが欲しいのであって、彼らの日本語がどうであろうと、大して関心はない。 ただ、気になるとすれば、最近入ったアルバイトの男が、「鳥っぽい動き」をする事だ。
なんて、表現すれば良いのか。 ヒョコヒョコと歩く。 常に首を小刻みに動かす。 キョドってる。
まぁ、こんな感じで少々イラッとするのだが、そこは彼の個性であって、「キミ!(ボクが)イラッとするからその鳥っぽい動きをやめてくれないか?」なんて、言おうものなら単なる誹謗、中傷であり、ボクの好感度が下がってしまうので、そんな事は言わない。 いや、思ってない。鳥っぽいなんて思ってない。
ボクはビールと、つまみを持ってレジに立つ。 当然のように、彼はバーコードを読み取らせ、ボクに合計金額を告げる。
「えーと、お買い上げのほう、ちょうど462円になります」
待て、鳥!
「ちょうど」じゃない!ちっとも、「ちょうど」じゃないよな?相当、バラけた数字だよな?
まぁそう思ったのですが、大人気ないじゃないですか。 ボクはただビールとつまみが欲しいのであって、彼の操る日本語がどうだろうと、ちっとも関係ないじゃないですか。
「はい、千円のほうから頂きます。では、ちょうど538円のお返しになります、ありがとうございました!」
待て!そこのチキンリトル! わざとか?お前、わざとか? ボクの反応見て楽しんでるのか? おかしいだろ!?明らかにおかしいだろ? ホラ、見ろ!ボクの手を見ろ! 硬貨がジャランジャラン唸ってるだろ? 賭けてもいい!賭けてもいいよ。 絶対、ちょうどじゃないよな? ホラ、思わず落としてしまった10円を一緒になって拾ってくれる位、ジャランジャラン状態だよな? とりあえず、ありがとう。拾ってくれてそこは、ありがとう!
だが、しかし!ボクの手からコボれんばかりのこの8枚もの硬貨を「ちょうど」と言ってしまえる、その豊かな感性を矯正させてもらえないか?ダメか?そうか。
まぁ、そうだろうな。
ボクは無言で店内を後にし、歩きながら呪詛の言葉をたっぷりと吐きました。 今、そのビールのほうを飲みながらこの日記を書いてます。 なんだか、いつもよりちょうど苦い気がします。
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