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2008/07/31(木)
崖の上のポニョポニョグニャグニャした質感のなんか気持ち悪い感じのもの
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ひょんなことから、
「崖の上のポニョ」を見に行きました。
あらすじはもう語るまでもないでしょ。あまり意味ないし。
感想。
ついに、漫画オタクでアクの強い強烈な老人の
「ボク、マンガ描きたい!!」
という欲望が暴走した感じ。
だからアニメーション的に(作画とか手書き絵とか技術的な面)はかなりクオリティーが高い。
そこはさすがジブリ。 世界トップクラスの技術力。あと金。もう気持ち悪いくらい。
そう、
気持ち悪い。
文字通り「ポニョポニョ」とか「グニャグニャ」したものが、
ジブリの技術力によって かなりリアルに具現化されてる時点で、
どう解釈しても「かわいい」とは言いがたい。 ギリで「キモかわいい」
ストーリーに関しては、
ヘタに「人魚姫」要素があったり、 現実と非現実の境界があまりにごちゃごちゃして 腑に落ちないとこが多い上に、
後半、中途半端に人魚姫ストーリーを回収してるもんだから、 「納得できないなあ」 なんて思ってたら…
終わりですか?!
ってね。
いっそストーリーの起承転結とかもう丸投げしちゃえば 逆に"オモシロク"なったかもしれんのになあ。
とか思いつつ。
しかも 最近になって「母と子の物語」とか言って売り出しはじめた割に、
母親身勝手すぎ。ひどい。 まさに「暴走」とか。
でも、
その「ポニョポニョ」した気持ち悪いモノを、
「アニメーションでここまでリアルにできるのか! すごい!うわあ!気持ち悪いなあ!」
っていう観点では面白かった。あとスピード感。
あとあの主題歌の時点でこの映画は完璧に"勝ち"です。
耳から離れないとかそういうレベルじゃない。 「つい歌ってしまう」曲。 しかも 「映画本編に対するガードを下げさせる」曲。 これには誰も勝てないでしょ。
見てみてもいいんじゃない?
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