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2006/09/12(火)
どーせボックンはパッカでっすよー(T-T)
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慣れないPCを前にして、何を熱心にやっているのかと思えば、三原さんはカフェ・リンドバーグとアイドルグループbirdieのコラポプレゼント企画で作った牌消しゲーム、の、そのまたお遊び版だ。 本物は、birdieの番組『どこ行く?』の視聴者プレゼントで、ただの牌消しなんだけど、これは更に改良を加えある。ペアで消すと高得点になる「タッグ牌」というのがランダムであるんだけど、改良版ではこれが「カップル牌」となっていて、消す時にちょっと際どい台詞が聞けるようになっている(考えたほうも考えたほうだけど、こんなのに乗った僕らも大概酔狂だよね)。 結構ヒマつぶしになるから、僕もたまに遊ぶけど、三原さんはこういうものに関してはからきし不器用らしい。まず連鎖や同時消しができるように牌を配置して、その中にカップル牌が入るようにしてから消していけば、すぐに終わるのに、1つ1つバカ丁寧に消しているのだ。 (こういう不器用なところも好きだけど) でも、見てるとまどろっこしい。 「ああ、そこじゃなくて、こっち先に消せばいいのに」 つい口を出してしまったら、三原さんは 「いいんだよ、これで」 と全く取り合わない。 「でも、それじゃいつまで経っても終わらないじゃない。牌がなくなっちゃうよ? カップル牌有効に使わなくちゃ」 「いいの!」 余計なおせっかいだったかな? 軽く言ったのに、強く拒否された。 (ちぇー) 口出しされたくないのは分からないでもないけど、ちょっと理不尽だ。 もう絶対アドバイスなんかするもんか、と口をつぐんで、三原さんがゲームを終わらせるのを待つ。ちまちまと消している牌は、たまに分かりやすい連鎖もせずに、トンチンカンなものを動かすから、一向に進まない。 (僕だったら絶対あそこでこうするのに) ちょっとイライラする。 (あれ? でも……) 赤く点滅するカップル牌。それを確認して、僕はちょっと、ドキリとする。今やっているゲームのカップル牌は、birdieの和也と、 (僕――?) 「あ、ヤベっ」 自分の牌が今回のカップル牌だと気がついた丁度その時、三原さんが動かした牌が連鎖して、僕と和也の牌がくっついた。 『キス、しよっか』 『うん、大好きだよ』 僕が三原さんを想って言った台詞が、和也の牌で再生されす。 (ひょっとして、ひょっとする?) いや、絶対に間違いない。 「ねえねえ三原さん、ひょっとして、カップル消し、したくないんだ?」 ドキドキするのを隠して、わざとからかう口調で言うと、 「いいだろ、どうだって」 と不機嫌そうな声。 (うわ、どうしよう) すっごい嬉しい。 心臓がときめいて、どうにかなっちゃいそうだ。 僕は思わず、三原さんに抱きつく。 「って、智裕?!」 びっくりする三原さん。そんなの構うもんか。 こんなゲームですら変に一生懸命で、不器用で、真剣なあなたに、僕はどうしていいか分からないんだから。 「大好きだよ、三原さん」 だから僕は、こんなゲームなんかメじゃないくらい、いっぱい気持ちをこめて、耳元で囁いた。 とたんに、ふわっと赤くなる三原さんの耳。 「――ばっか」 朴訥に言いながら、1つ牌をスライドさせる。 牌は消えなかった。 けれど、一箇所、僕と三原さんの牌がくっついた。
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「私なんかもう消えちゃったほうがいいんだーーーー! 同人なんかやめてやるううううう!!! サイト閉鎖じゃぼけえええ」 という妙な発作に陥ったので久々にラブラブスライドしてみました。葉×恭一はカップル牌消す間もなく続々連鎖(6連鎖かな)で400台(でもある時期の桐野さんCPに及ばない。桐野さん絡むとすごいっす)。「これって、絶対ひーらぎさんのインボーよね」と思った後に智裕がらみでなかなか進まず。思わずこんなことを考えちゃいました。
アポクリでもこういう単純ゲームあればいいのに〜。
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