ぷちしょーと
UPするにはどーしようもない小ネタとか。。今はカフェとアポ中心
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最新の絵日記ダイジェスト
2007/08/01 日記移動予定。
2007/07/27 執事な平○さん
2007/07/24 あと3日!
2007/07/23 なんか、怒涛の7月だったな。。
2007/07/22 トキカケで号泣し、王子EDコンプ

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2006/11/28(火) ぎゅ。
「ぎゅ。」
 いきなりジェイドが背中から抱きついてきた。
「……なんだ一体?」
 プラチナは執務中だった。「サインが歪んでしまった」
 書類の右下、サインの最後がよれよれと力なく揺れていて、プラチナは眉を顰めて口をへの字にした。
「いいじゃないですか。プラチナ様らしい形ですよそのサイン」
「原因のお前が言うな」
 しゃあしゃあと言うジェイドを、プラチナは睨み付けたいが、後ろから抱きすくめられて動くに動けない。
「ほらここ。この最後の伸ばすところが特に」
 そして手を伸ばしてきて、サインの後ろの方を指差す。
「プラチナ様のリボンが、風になびいてるみたいに見える」
 ね? と顔を覗きこまれ、プラチナはちょっとドキドキした。
「おや、照れてるんですか? 顔赤いですよ」
「ば……! ――阿呆」
 口で叶う相手ではない。
 プラチナはこれ以上墓穴を掘る前に、口をつぐむことにした。

2006/11/26(日) レスレス
 一段落したら...と思っていたら一段落がいつくるのかわからなくなったorz

A様
メッセージいつもありがとうございます〜vvv
アンソロもご本も楽しみにしています。
ファン冥利に尽きるというもの♪

忙しいのが楽しくなってきたら、マゾの仲間入りでしょうか? エヘヘ

2006/11/19(日) わたわた
 A様からメッセージいただいてしまった!
 不義理ばかりですいませんーーー! 見捨てないでくださいー(人聞きが悪い)
 コネタ、照れていただけてなによりですv
 またカフェ語りメールしていいですか?!(ねだる)


 カフェネタ嬉しいvvv

2006/11/18(土) 反応ありがとうございますv
 小ネタ日記くらいしか更新できていないのに、反応ありがとうございます。
 小ネタでも、書くとカウンター動いていたりするので、それだけでも励みになるのですが、感想をいただくと、熱が一気に高まりますね!

つーことで。

U様、メッセージありがとうございました!
なんかね、拓実兄さんはスイッチ入って別人っていうイメージがあるですよ。特に智裕相手だとね。
ふふふ〜です。

2006/11/17(金) やっちゃったorz
「ねえ、三原さん」
 黙って気づくのを待っていたけど、全く気づく気配がない人に、僕は仕方なく、声をかけてみた。
「なんだ? 智裕」
 三原さんは手馴れた手つきで店の仕込を済ませて、クリスマス用のデザートを考えてみようかな、なんて浮かれている。
 本当に仕事が大好きなんだね。
「クリスマスケーキもいいんだけどね、三原さん」
「んー? だから、なんだって」
(あーあもう。これだから)
 全く、本当に、きっと絶対気づいてないよね。
 僕はもう、どうでもいいやとため息を浮きながら(いや、全然堂でもよくないんだけど)、「ハイ」と小さな箱をカウンターに載せた。
「? なんだこれ」
「お誕生日。今日、あなたの生まれたひだよ」
「へ?」
 きょとんと僕の顔を見て、カウンターに置いたプレゼントを見て、そしてレジ脇にある、いつも一之瀬が毎朝日付を好感しているカレンダーを見て、
「ああ! そっか、今日オレ、誕生日だわ」
「ほんっとに忘れてたんだね」
「や、だってよ、ほら、もうこの歳になると、アンマ関係なくなるじゃん?」
 はははと笑いながら、「そっか、またオレ1歳とし食ったか」なんてオヤジ臭いことこの上ない。
「三原さん」
「ん?」
「僕、オジサンと付き合うつもりはないからね?」
 ぎろりと釘を刺すと、へらへら笑った顔がぐぐっとつまる。
 僕が何日もかけて考えて、選んで、しかも渡したときの反応を考えるとドキドキして眠れなかったなんて、全然関係なかったんだ、この人には。そう思うとばかばかしくなってくる。
 大様にため息をつくと、さすがにばつが悪いのか、三原さんは頭をかきながら、
「なあ、あのさ」
へどもどと声をかけてきた。
「なあに?」
「これ、開けても良いか?」
 そしておもむろに、カウンターに置いたプレゼントを手にとって効いてくるから、僕は「どうぞ」とそっけなく答えた。
 三原さんは、「やー、照れるな」なんてよくわからないことを呟きながら、プレゼントの包みを開いていく。
(今から照れてどうすんの)
 開いて、その中にあるビロードの箱を見て、三原さんは手を止める。
 箱から箱を取り出して、掌に載せて、しばし沈黙。
(早く開いてよ)
 ドキドキするのをひた隠して、そっぽを向いていると、恐る恐るシルバーグレイのビロードの箱を開け、そして――。
「……」
「……」
「……」
「…………三原さん」
 沈黙に。
 耐えられなかったのは僕。
 ぼそりと名前を呼ぶと、三原さんはビクンと肩を飛び上がらせて、
「あ、ああ、何だ?!」
 慌ててこちらを向く。
「何硬直してるの?」
 わざとそっけなく聞くと、
「え? あ、いや、別にな、その……」
と、どう反応して良いのか分からない様子だ。
「結構いいでしょ? そのリング」
 だから僕は、余裕の笑みを向けてあげる。
「この間見つけて、絶対にあなたに似合うと思って、思わず買っちゃった」
 そう言うと、「なんだよ、オレのもん衝動買いすんなよ」と言いながら、少しほっとした顔をする。
「早く付けてみてよ」
 ニッコリ笑って促すと、「ああ、そうだな」とリングを手に取る。
「あ、ちなみにそれ、左の薬指にサイズ合わせたから」
「へ?」
 一瞬持ち直していた三原さんが、再び硬直した。今度は本当に、はとが豆鉄砲食らったみたいな顔になってる。
「恋人がリングをプレゼントしたら、左の薬指用って決まってるでしょ」
 呆れた顔で言えば、「あ、いや、そうだけど」なんて、へどもどしながらリングを見て、頭をくしゃくしゃいじって、赤くなる。
「欲しくないなら返して」
 もう何だか、これを見つけたときのときめきとか、プレゼントしたらどんな反応してくれるかってドキドキしていたことなんかが全部情けなくて、憮然と右手を突き出すと、
「や、ってお前」
「要らないなら別の人にあげるから、返して」
三原さんは慌てて――それからいきなり怖い顔になって、僕の右手をつかんでひっぱった。
「――っいたっ。――っ」
 そのままバランスを崩した僕。姿勢を支えるのに精一杯な僕に、三原さんがのしかかるようにして――キス、された。
「なに――」
するの、と問う前に、力づくで抱きすくめられる。
「誰にやるって――?」
 低い声が、耳元で問いただす。吐息が耳にかかって、僕はひゃっと声を上げそうになる。
「誰も要らないなんつってないだろ。しかも、オレ以外の誰にやるってんだよ」
 いつになく乱暴な物言いに、鳥肌が立つ。
「――もらってくれる?」
 ドキドキしながら聞けば、
「あたりまえだ」
と耳に直接答えてくる。
 受け取ってもらえたのだと思うと、嬉しくて力が抜けてしまう。かくんとくずれそうになる体は、三原さんがしっかり受け止めてくれた。
 それから、僕の体制を整えてくれて、そっと離れた体。見上げれば、少し不機嫌そうで、何となく照れているみたいな三原さんの顔がある。
 どうしたのかなと思えば、ぼそりと。
「クリスマス」
「え? なに?」
「クリスマスプレゼント、また考え直さないと」
不機嫌そうに、よく分からないことを呟く。
(顔、どんどん赤くなってるよ?)
 もう怒ったように眉間をしかめつつも、真っ赤になった顔で、三原さんはおぼつかない手で僕が贈ったリングを取り出し、そっとはめてくれた。
 もちろん、左の薬指に。
「よかった。やっぱり似合ってる」
 そう言うと、三原さんはちょっと困ったような、てれた顔で笑ってくれて、そっと僕の額にキスをくれた。
「オレには、お前のその顔が、一番嬉しいけどな」
 そんな風に囁かれて、嬉しくて。
 また唇に降りて来たキスに夢中になって、僕は肝心なことを言うことも、聞くことも忘れてしまった。

 お誕生日おめでとう。

 それから――。

―――――――――――――――

冬コミ用のオリジナルとか諸事情でナチュラルスルーしてました。よく三原さんから智裕へのリングプレゼントを見かけますが、智裕から贈ってもいいよねーと。

2006/11/16(木) あしたの君
 白く重く立ち込める曇り空から、いくばくか雲より上にある太陽の光が垂れ込める。寒いには変わりはないが、さすがに午後になるといくらかは暖かくなる。
 こんな白い空を見上げていると、初夏の日本の空をふと思い出してしまう。ハルは灰色に澄んだ瞳を細めて、いま自分が見ているN.Y.の空ではなく、日本の空を想った。
「ハル!」
 丁度メインストリートに面した大きな書店のある角を曲がろうとしたとき、後ろから声を掛けられる。自分を呼ぶ透き通った少年の声に、既視感を覚えて、ハルは薄いブラウンの髪を揺らし、振り向いた。
「ハル! よかった追いついた!」
 大きく手を振って駆け寄ってきたのは、つややかな黒い髪をわざわざ短く切り、無造作に撫で付けている日本人の青年ではなく、ふわりと風邪にそよぐ薄い巻き毛のブロンドの、まだ大人になりきらない少年だった。
「やあセレス。どうしたんだ?」
 "彼"がいるなどありえないことなのに、落胆する自分をごまかすようにして、ハルはブロンドの少年(自分が去年家庭教師をしていた)に向って笑いかけた。
「向こうの角で見つけて、急いで走ってきたんだ! 最近全然遊べないんだもん。忙しすぎだよ」
「はは。でも連絡が取れないのはセレスも一緒だろ? ガールフレンドができたって?」
 今年14歳になった少年は、ガールフレンドという一言で、ぱっと頬を薔薇色に染める。こんなところは"彼"そっくりだと、ハルはまたセレスに黒い髪と瞳を重ねてしまう。
「誰から聞いたの?」
「君のお父さんから」
「言っとくけど、キャシーは全然ちがうから!」
 ぷーっと頬を膨らませるところは違う。"彼"ならさしずめ、くっきりした眉をぎゅっとしかめて、視線を逸らすのだ。
(ああ――ダメだな僕は)
 無意識にまた日本に飛びそうになる気持ちを、深呼吸で引き戻すと、
「O.K.分かったよ。その話はもうしない」
少年に向ったウィンクをした。
 セレスはそれに、無邪気な笑顔で答え、それから先は学校の事や、これから始まるホッケーの話題など、取りとめもなく話が続いた。
 笑ったりむくれたり、そして時折自分に対して、憧憬のようなまなざしを送る少年に、ハルはいつも"彼"を見てしまう。
 ぶっきらぼうで自分の感情を伝えること、特に愛情を伝えることに不器用で、その代わりに天から与えられた手で、信じられないほど細やかでうつくしい絵を描きあげる青年と、いま隣にいる少年は全く似ているところがないけれど、ひたと自分に向けてくる、真っ直ぐな瞳がいつも重なるのだ。そして、顕れ方こそ違えど、根本的な部分の純粋さや脆さは、きっとこの二人は共通しているのだとハルは思う。
「ハル?」
 初めてそっと"彼"の頬に触れたとき、自分に向けられた視線を思い出したとき、不意に声を掛けられた。
「大丈夫? またぼっとしてるよ」
「――ああ、悪い」
 怪訝そうに顔をしかめるセレスに、苦笑して答える。
「本当に大丈夫かなあ? いっつもどっかにいっちゃうんだから」
 僕と一緒の時はいいけどさ、と言って、また歩き出す少年に促されるようにして、ハルはまた歩き出す。
 もう会うことは叶わないだろう恋人への想いを、彼はまたそっと、心にしまいこんだ。

――――――――――――――――

 ダブルメガネ構築中です。絡ませようかなと思っている二人のご学友が結構好みで、「受けの親友を外人にして、このカレと組み合わせたら楽しそうだな...」などと妙なことを考えたら1個ネタできちゃったので。(でもやっぱり受けの親友は桜井がいいと思ったので、全然別の話になるでしょうが)
 当初、セレスはハルの弟の設定でしたが、「ハルの兄弟は妹の方がいいや」ってんで、セレスはハルの弟にならず。でもなんか、絡ませたい気持ちがあったので、N.Y.編で絡ませてみようかなと...。
 ちなみにセレスはセレス様じゃありません。chacoが小学時代からいじくり倒しているキャラです。

2006/11/13(月) マンガ脳は諦めたorz
 巧い下手はともかく。字書きなんだから、字書きの流儀で文章で攻めろ! 的発想で、小説を書き終わってから絵を考えてたんだけど、そもそも私はマンガ脳なんだなー。
 文章書いている最中も、勿論考えている最中も、なんとなーくの顔は出てきてるんだけど、実際に鉛筆走らせてみると、イメージの固め具合が全然ちがうんだな。

 今、ダブル眼鏡ネタ作成中です。
 攻め眼鏡はもう、どんな人物か大体できていて、イメージモデル(というか、絵)も具体的にあったから、問題なかったんだけど、実際に絵を描いてみると、「あれれ? なんかイメージ違う」という部分もあって。
 「これでいこう!」という顔が見えたものは、ちょっと雰囲気違ってたけど、逆に意外性を発見して楽しめた。きっとナンパスポーツマンだったよな。結構ハマるとどっぷり漬かるタイプだ。きっとそうに違いない。

 受けは、最初描いてみたら、全然魅力的じゃなくて。主人公で受けだから、別にいいけど、やっぱそれなりに魅力的じゃないと、つまんないや、と思ってグリグリ描いてみた。
 設定に、元々持ちキャラの桜井っていうのが絡んでいて、コイツが受けの子を大変気に入っているんだけど(中学高校と一緒で、高校時代桜井が書記、受けの子が会計かなんかやってた)、「桜井が気に入っている子が可愛くないはずがない!」と思うわけでして。実際のストーリー中に桜井は出てこない予定だけど、桜井のお陰で、受けの子が背筋ピンとしてるとか、全体に小作りにできているとか、髪の毛はさらさらで〜なんていうのが見えてきた。
 きっと幼稚園から塾に通っていて、小学校から夕食はハンバーガーとか食べたりしていたかも。朝とお昼はママが「頭がよくなるメニュー」を考えてるんだわきっと! 中学校までは小太りで、桜井に出会って鍛えられてるにちがいない(桜井は柔道部部長も勤めた)。でも運動はカラキシだったにちがいない。今やせぎすなのは念願の一人暮らしはいいけど、食生活がジャンキーで、しかも一度本を読み始めると寝食忘れるタイプでろくに食事をしなかったからに違いない。
 じゃあ、攻めは自炊でしかも結構凝り性だから料理もできるんだ! 餌付けだっ!

 と、あんまり実際の作中には関係ないけど、私にとってすっごく大事なエッセンスがどんどんできてきたから、ちょっと楽しくなってきた。

2006/11/09(木) メルマガ
 結構ファンがいるそうで。ありがとうございます。
 編集及び天使メッセージ担当なもんで。ハイ。

 たまに鑑定のお客様でも「いつも勇気付けられます」って言われると書いててよかったなと思います。

 こっぱずかしいと思いつつ、嬉しかったので。
 や、何処に書けばいいんだろーかと思ってサ。ミク日記...は、万が一会社にバレるとヤヴァいので。ええ。

2006/11/07(火) 味見
「なあ、智裕」
 朝の仕込をしている三原さんの傍らで、洗い物なんかを片付けている時だ。冷蔵庫を覗いていた三原さんが、不意に手招くから、
「なあに? 三原さん」
なんだろうと思いつつ、僕は三原さんの方に向かった。
 ちょいちょい、というようなしぐさで促されるまま、隣にしゃがみこむと、不意打ちのキス。
「――っ」
 唇は掠める程度ですぐ離れたけど、僕はビックリしてしりもちをついてしまった。
「……っ。いきなり、なにするの?」
 思わず口を右手の甲で押さえる。にらんでも、真っ赤な顔と上ずった声じゃ、迫力も何もない。案の定三原さんは、綺麗な丸い目を少し細めて
「味見」
なんてしれっと答えてくる。
「……何が味見なんだよ。もう」
 悔しさと恥ずかしさと大好きなのが一緒くたになって、どうにも仕様がなくって睨みつけると、三原さんは更に目を細めて
「ごっそーさん」
といってもう一度、今度は頬にキスを落とした。

2006/11/06(月) 冬コミ
 うかりましたー!

土曜日 西地区 “お”ブロック 31a

です♪
今度こそメガネvv

11月絵日記の続き


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