坊主神の徒然日記
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2005/10/08(土) 南西強風のち北微風、中潮
さぁ、週末だ!しかも3連休だ!
今日は本来ならhaneさんとsakaさんをMにご案内して一緒に釣りをする予定だったのだが、予報通り南西の強風が強く、sakaさんから早々に「断念」のメールが着信する。
さて、オイラはどうしたもんか・・・。

予報を更にチェックすると、明日も明後日も天気は更に悪化しそうな雰囲気・・・。
今日は南西の強風が続くものの、夜には次第に収まり、その後北に変わっていくらしい。
逆に天気は曇りから雨に変わる予報だが、風さえ収まってくれたら少々雨に濡れても構わない。
よし、そんじゃ今日はこの予報を信じてMに行ってみる事にしよう!

午後4時、とりあえず行きがけにHRやNの様子を見に行くと、珍しくナミ部長が既に竿を振っていて、その傍らではHB@Sのkeroさんが見学している。
そしてその左隣にはhaneさんの姿も・・・。
haneさんもオイラと同様、「今日しか釣りをする日はない!」と、早々にMを断念して午後2時に早駆けでNに来たとの事だった。

オイラはとりあえず初志貫徹、haneさん、ナミさん、keroさんの3人にご挨拶してMに向かう。
ところが・・・
釣り場に着いて仕掛けを作ろうと竿袋を広げると、ありゃりゃ!リールが無い!
そういえば前回の釣行後に手入れしてそのまんまだった!
数週間前のぼらきちさんと全く同じシチュエーション!?
あぁ、ぼらきち兄ィの事あんなに笑わなきゃ良かった・・・。

仕方なく予備のリールを最強チヌスペシャルにセットして仕掛けを作る。
仕掛けが出来上がり、いざ勝負!
・・・と思ったら、リールが巻けない。
良く見ると、ありゃりゃ!穂先が折れてる!(号泣)
ったく!今日は何て日だ!

あぁ、こんな日は何をやってもダメなんだよな〜。
気を取り直し、今やすっかり予備竿と化してしまったMEGADRYエアーに再度仕掛けを作り直し、第一投を放り投げたのは午後5時を10分ほど回った頃だった。

様子を見た限りではさほど問題なかろうと思っていた風も、いざ釣り始めてみると結構辛い。
開始前のトラブル続きもあり、気分は一気に下降線へ・・・。

途中、Nにいたkeroさんがこちらの様子を見に来る。
釣りをしながら暫し雑談、keroさんは帰り際にオイラに春秋ウキを1本置いて行ってくれた。
これは有難い!

keroさんが帰って暫くすると、なんと!予報がピタリ的中して、あれだけ強かった南風が完全に止んだ。
川のようにガンガン流れていた潮も緩んできた。
なんかいい感じになってきたぞ〜!
波ッ気も収まってきたので、使っていた円錐を先ほどkeroさんに譲って頂いた春秋にチェンジ、一度は萎えてしまった闘争心だったが、ここで気合を入れ直して仕掛けを打ち続ける。

午後8時を回った頃に、釣りを終えたナミさんと、偵察に来たというぼらきちさんがやって来た。
「ちょっと様子見に来た。」と言っていたぼらきち兄ィだが、「さて、そんじゃちょっとだけ釣りするかな。」と何気に道具を取りに行く姿は、流石釣りバ○のお手本だ。

釣果の方はどうかというと、この時点でタナゴ4尾とメバル1尾が顔を見せてくれた程度。
渋いのは変わりないが、それでもこちら側は何となく生命の息吹を感じる。

仕度を終えたぼらきちさんが釣り始める頃に、海中に微妙な異変が起こり始めた。
仕掛けを流すと、あるポイントでウキが少しだけ押さえこまれて、仕掛けを回収するとオキアミが頭だけ齧られているという状態が続く。
早合わせしても魚は掛かってくれない。
一体何が居るんだろう・・・。

ドキドキワクワクしながら、3尋半からウキ下を徐々に上げていくと、3尋と少しの所でそいつはヒットした!
それまで同様、ウキのトップが押さえ込まれ、我慢に我慢を重ねて待っていると、ようやくスルスルとウキが海中に沈んでいく。
完全に入りきるまで待って大きく合わせると、手応えはさほどでもないが、やり取りの感じからしてまず本命に間違いないだろう。
午後9時10分、タモに入った魚は予想通り綺麗な魚体の本命黒鯛!計測すると31cmの元気なカイズ君だった。
今日は雨を警戒して荷物は極力減らしてきたから、こんな日に限ってデジカメを持参していない。
隣のぼらきちさんに現認してもらい、早々にリリース。
ややサイズに不満はあるものの、「今日は絶対1枚釣る!」の公約も何とか果たせた事だし、とりあえず久々に顔を拝めた本命に胸を撫で下ろす。

その後隣のぼらきちさんも大きそうな魚を2度程バラす。
ぼらきちさんの正面にある根に苦戦しているようだ。
しかしやっぱりこっちには魚が居る事を確信したオイラ、最初の萎えた気分は何処へやら、いつの間にか真剣勝負で海と対峙している。

午後10時25分に、今年初めて、手のひらサイズのメジナを引っこ抜く。
そしてその10分後、スルスルと入ったウキに大きくアワセを入れるとガツンとした手応え!
おっと、2枚目登場か!?
使い慣れないドラグを調整しながら、何とかタモに入れた魚を確認すると、残念ながら本命に非ず!あがった魚は32cmのメジナだった。
おっと、なんとメジナの時合い到来かぁ!?

メジナの下にチヌが居る事を想像して、2尋半まで上げてきたタナを再び下げに転じて本命を狙うが、その後は微妙な生命反応があるもののなかなか魚が掛からない。
そうこうしているうちに隣のぼらきちさんがゴンを連発し始めた。
今日はこの辺りが潮時かな・・・
コマセが尽きた午前0時ちょうど、多少後ろ髪を引かれながらも竿を納める事にした。

いや、それでも今日は久々に楽しい釣りができた。
初志貫徹で釣り場に固執した事と、keroさんの置いていってくれた春秋ウキが今日の勝因かな。
いや、最大の功労者は、ピタリと風を読んだ気象庁か!?
多少の不完全燃焼感は、明日、元気が残っていたら再度燃やしにくる事にしよう。
天候の回復を祈って・・・。


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