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2005/09/17(土)
運動会 (not釣りネタ)
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今日は次女の学校の運動会だった。 長女が小学校に入学してからちょうど10年、次女も今年6年生となり、運動会観戦もこれが最後になるかと思うと、やはり感無量だ。
開幕は午前9時。 あとで知り合いに聞いたのだが、既に午前5時には校門の前に場所取りの行列ができていたとか・・・いやはや、ご苦労な事だ。 10年目ともなるとその辺りは勝手知ったるもんで、オイラは10分前に校門をくぐり、開会式を見た後、とりあえず日陰を確保する。 今日みたいに天気が良すぎると、一歩間違えれば熱射病になってしまうほど暑くなるのは必至だ。 日陰でのんびり本を読みながら、娘の出番が近づいたらカメラ片手にグラウンドへ行って親バカぶりを発揮すればそれでよし! こういう時って、我が子可愛さからか、特にファインダーを覗いていると周りが見えなくなってしまう大人が多くなる。 第三者的な目で見たらもの凄くみっともない光景だが、そこでケンカするのはもっとみっともない。 ホント、いつも思うのだが、大人になれない大人が子供育ててるんだから、まともな子供が育つ筈がないわな。
と、今年も涼しい風に吹かれながら、娘の出番を待ちつつ本を読んでいたのだが、ふと気付くと運動会の模様が全く聞こえてこない。 プログラムの進行状況とかが放送で聞こえてくる筈なのに、今日はやけに静かだ。 気になってグラウンドに行ってみると、どうやら放送はグラウンドの中だけに絞られているようだ。 後で聞いたのだが、周辺住民からの苦情を考慮して、音はなるべく抑える対策を施しているらしい。 そういえば、徒競走のスタートもピストルではなく、ホイッスルを使っているから、なんとも間の抜けた感じがする。 そしてその苦情は、情けない事に我が自治会から主に発せられているという・・・。
お前らバカか!? 年に一度、子供達が一生懸命頑張るイベントに、訳の解らない横槍入れるなっつ〜の! 自分達の子供の頃の事は棚に上げて、自分勝手な言い分で子供達の大切な一日を台無しにしてしまう大人のエゴイズムってぇの? なんだか腹が立って腹が立って・・・。 よし、今度の自治会役員会では一言吠えてやろう。
とまぁ、最近とみに偏屈オヤジと化してしまったオイラにとって、なんだかんだと腹に据えかねる事も多かったのだが、ともあれ子供達は一生懸命頑張っていた。 たかが子供の運動会だといって舐めちゃいけない。 懸命に走る子、一等賞を貰ってガッツポーズをとる子、転んでしまって悔しがる子・・・悲喜こもごも、実に様々なドラマがある。 偏屈オヤジ化すると共に、涙腺の方もすっかり緩くなってしまったのか、最後の運動会を、「白組優勝」で飾った娘のサイコーの笑顔を見せられ、思わず目頭が熱くなるオイラであった。
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