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2006/10/07(土)
北西強風、大潮
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又しても前回の釣行から1ヶ月が経ってしまった。 ここのところ、本業のウキは月に1回のペースになってしまっている。 こんなにも黒鯛が乱舞しているというのに・・・。
思い起こせば先週末、期末大締めをつつがなく終えたオイラたちは、打ち上げの後そのまま銀座に流れてのご乱行・・・、 飲めや歌えやの大騒ぎですっかり喉を痛めてしまったオイラだが、日頃の疲れも重なったのか、そのまま体調を崩してしまい、結局この1週間全く使い物にならなくなってしまうのであった。 まぁ自業自得と言えばそれまでだが・・・。
そんな最中で迎えた3連休、気管支の痛みと鼻水は未だ治まらないが、体中の血液が「釣りに行きたい!」と沸騰しまくっている。 連休初日、朝起きると少しは回復の兆しも見えるし、万一ぶり返しても休みはまだ2日残ってるし・・・ よし!行くなら今日しかないぞ! おバカなひささん、気がつけば福浦に向けて一目散に駆け出しているのであった。
駐禁取締りがうるさくなった昨今、今日はまーにゃんスタイルを真似て原チャでの出勤をテストしてみる。 荷物を極力少なくしてリュックに押し込み、バッカンを荷台に括りつけ、ロッドケースを肩から掛けてバイクにまたがってみると、なんとなんとノープロブレム! うん、これからはこのスタイルで福浦に通う事にしよう。
午後4時過ぎに現地に到着。 既にナミ部長とお友達が竿を振っているが、折から大潮満潮にぶつかり、テトラのかなり上の方まで波が被っている。 速攻支度をしようとすると、ありゃりゃ!ベストがない! カッターやらペンチ、ガン玉なんかの小物が入ったベストをそのまま家に置いてきてしまったらしい。 あちゃ〜!やっぱやっちまったか・・・。 思案した挙句、一旦家に戻る事にして、荷物番をナミ部長にお願いすると、「ついでに付けエサ買って来て〜。」 どうやら上げてきた潮に付け餌を流されちまったらしいが、そんなのお安い御用でぃ!
往復20分で現場に戻り、速攻支度開始、第一投を放り込んだのは午後5時15分だった。
開始直後から魚の活性は高く、立て続けにメバルを3尾キャッチした後、カサゴ〜ゴンズイと続くが、どれもこれもみんな型が良い。 その後一瞬カイズかと騙されたメジナが釣れて、久し振りの高活性状態に超楽しいモードが続く。 これで本命が来てくれたら最高なんだけどなぁ。
・・・と、そんな絶頂期に、こともあろうかバックラッシュによるライントラブル発生! コイツと悪戦苦闘している間に道糸が切れ、同時にバッカンにつけてあったエサ掛けが倒れ、エサ箱が海中に・・・。 なんとか電気ウキだけは回収できたものの、水中ウキとエサ箱を消失・・・あぁついてない!
仕方なく仕掛けを作り直し、戦闘再開しようとすると、ありゃ!?潮がかなり引いてるぞ! 大潮とはいえ、ほんの20分位の間なのに凄い潮位差だ。 これならもう一段降りる事ができるから、左側の根回りを攻めやすくなるぞ! という事で即効移動、そしてその3投目に事件は起こった。
午後7時半、払い出す潮に乗せたウキのトップが俄かに押さえ込まれる。 明らかに魚信だが、なかなか入っていかない。 少し竿を上げてきいてみると、トップがするりと入るがそのまま動こうとしない・・・ 業を煮やして思いっきり合わせると、いきなりガツンとした手応えが! ゴンゴン突っ込む感触は明らかに本命黒鯛だが、さっきもメジナに騙されてるから顔を拝むまでは何とも言えない。 但し、さっきのメジナとは比べ物にならない程大きい事は確かだ。 ようやく魚を浮かせると、ナミ部長が走ってきてくれてタモを出してくれる。 無事玉網に収まった魚は、紛れもない居付きのチヌ!計測すると48歳のステキなママさんだ! やった〜!無理して出てきて良かった!(涙)
遊んでくれた魚を、写真に収めて優しくリリース、 さぁもう一枚いくぞ〜! ・・・って、気合いを入れたら、あれれっ?エサがない! 本命ゲットのゴタゴタの中で、どうやら残りの付けエサまで海に落としてしまったらしい。 う〜ん、なんてこったい!
今夜は早帰りしなけりゃいけないから、それじゃ今日はこれで終わりにしようかと思っていたら、「時合いですぜ・・・」とナミさんの甘い囁きが・・・ 結局ナミさんに付けエサを分けてもらい戦闘再開する事に。 その後メバルやタナゴが適度に釣れて楽しませてくれたが、どういう訳か午後8時を回る頃から魚の気配がプッツリ消えてしまう。 そして終了予定時刻の午後9時、ちょうど付けエサを全弾使い果たして納得の納竿とした。
しかしホントに今日は行って良かった! アシスト&エサのおすそ分けをしてくれたナミ部長には大感謝だ。 なんだかんだ言って、やっぱり海は癒やしてくれるんだよね〜。 オイラにとって一番よく効く薬も処方してもらったし! よし、明日からまた頑張るべぇかね!
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