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2006/12/24(日)
ゲーム機騒動 (not 釣りネタ)
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任天堂のゲーム機「Wii」が発売された。 初代のファミコン以来、スーパーファミコン、64、ゲームキューブと、任天堂のゲーム機は全て揃えてきた我が家、当然の事ながらこのWiiもゲットの対象となる訳だが・・・
ところがどっこい、コイツがなかなか手に入らない。 聞けば、一足早く発売されたソニーのプレイステーション3も、同じ任天堂のDSライトなんかも入手が極めて困難だとの事・・・。 オイラもあちこち探し回ってみたが、噂通りどこのお店でも「完売、次回入荷未定」の貼り紙が貼られている。 たまに入荷の情報が入ろうもんなら、そのお店の前には朝早くから長蛇の列ができる程のフィーバーぶりだ。
当然、こういった状況になってくると、ネットを利用してひと儲けしようという輩が出てくる。 入荷情報をいち早くキャッチしてお宝を買い占め、それをネットオークションで高額で売りさばく・・・。 普通で買えば25,000円の品物が、ネット上ではその倍以上で取引されるケースもあるそうだが、そうやって組織的に買い漁られてしまっては、只でさえ入手困難な状況に更に拍車をかけてしまう。 でもまぁその値段でも買ってしまうヤツが多いからそういう商売が成り立ってしまうのだが・・・。
いやはや、たかがゲーム機ごときに何をこんなに熱くなってるんだろうか。 最近、新ゲーム機発売時は必ずこういう騒動が起き、既に社会現象と化している。 メーカーだって馬鹿じゃないから、新製品開発には必ず詳細なマーケティングを実施している筈だし、それならこうも極端な品不足を起こす前にキチンとした生産計画だってできる筈である。 それでも毎度毎度こんな騒動が起こるほどの品不足になってしまうのは、何かメーカーの意図的なものを感じてしまうのはオイラだけだろうか。
さて、時はクリスマスを迎え、ゲーム・玩具業界にとっては1年で1番の書き入れ時である。 冷静に考えれば、いくら物がないとはいえ、この週末に全く入らないというのは絶対考えられない。 とある情報筋から、「○○カメラにWii大量入荷」の報を貰ったオイラ、この仮説に自信を深め、慌てず騒がず、娘を連れて某カメラ量販店の店頭に開店と同時に並ぶのであった。
12月23日(土)午前10時、開店と同時にエレベーターが動き始める。 このお店のゲーム機売場は大手百貨店の8階に居を構えている。 朝一番のエレベーターで8階に上がり、ゲーム機売場を目指してまっしぐらで一番乗り! ・・・と思ったら、ありゃりゃ!?既に長蛇の列が!? どうやらエスカレーターや階段で8階まで駆け上がってきた猛者達らしいが、いや、凄いパワーである。 しかし、一体この行列は何を目当ての人たちなんだろうか。 娘はDSライトも欲しかったらしいから、とりあえずどっちでもいいから二人で並んでみる事に・・・。 で、並ぶ事1時間半、結局余裕でWiiとDSライト(しかも人気の高い黒)の両方をゲットするひささん親娘であった。
しかし、大の大人がよくもまぁこんなに騒げるもんである。 なんか、ゲーム機メーカーの思う壺って気がしないでもないが、皆もうちょっと大人になってもいいんじゃないかなって思う。
さて、今日のクリスマスイブは、娘はパパサンタからWii用ゲームソフトをプレゼントされてご満悦。 既に突入した冬休み、ちょっとは勉強とか部屋の掃除とかしてほしいもんだが、まぁあまり期待はできないか。
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