坊主神の徒然日記
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2006/02/27(月) 体力の衰え (not釣りネタ)
出張から帰った翌日の土曜日、岸壁ユニットの次回構想を打ち合わせる為にバンマスの家に集合した。

この日のメイン議題は選曲・・・
結成から1年半も経つと、持ち歌だけではそろそろ飽きられてくるし、第一やってる方もマンネリ感が抜けなくなってしまう。
この辺りで毛色の違った曲も含め、新しい曲にチャレンジしよう!
という事で、メンバーが思い思いのCDを持ち合って、ああでもない、こうでもないと言いながら新レパートリーとなるべき課題曲を決めていく。

ベースのRayちゃんと共に花板邸に着くと、バンマスが気を利かせてアルコール性麦水とツマミを用意してくれてあり、選曲会は期せずしてプチ宴会と同時進行する事となった。
いや、真昼間っから呑気なもんである。
まぁこれがまた楽しいのだが・・・。

今思えば、なんとか議題も決まり、さぁ帰ろうか・・・という頃から異変は起こっていたような気がする。
いや、既に出張中から下痢と腰痛に見舞われていたから、元を糺せば慣れない水に原因があったのかもしれないが・・・。

選曲会を終えて一旦家に帰ると、どうにも体がだるい。
出張明けに寝不足が重なった上に、昼間から摂取したアルコールが効いたんだろうと思ったが、それにしても何だかいつもと違う。
夜はバンドのメンバーが再度隠れ家に集合して一発やらかそうという企画があったから、とりあえず再出撃までの間、体を横にしてゆっくり休む事にした。

午後7時過ぎに家を出て隠れ家に向かうが、この時は多少の気だるさが残っているものの、気分はカラオケに向かう女子高生の如く弾んでいるから、そんな事はあまり気にならない。

隠れ家には、いつもヨッパの送迎車として大活躍してくれるウチのかあちゃんに、選曲会に来れなかったギターのヒロミツさん、それからオイラの会社の後輩であるサンプラザ君も合流し、他の常連さん達と一緒にワイワイガヤガヤ・・・
岸壁も久々に何曲かご披露した訳だが、どうもこの辺りから本格的に調子が悪くなってきた。
気がつけばキープしていた焼酎のボトルが新しいのに変わっている・・・
車の運転をする3名は全く飲んでいないから、Rayちゃんとオイラとサンプラザ君の3人で空けた事になる。
いかん、調子が悪いのにちょいと度を過ぎたか・・・。

気分転換に外の空気を吸おうと、表に出ると寒い寒い!
ただ単に外気温の寒さじゃなくて、この感覚は熱が出る時のあのゾクゾクとした感じ・・・マジでヤバイかも。
バンマスのピアノ弾き語りで更に盛り上がる隠れ家であったが、完全に戦意喪失のオイラはここでリタイアを決意、
速攻家に帰って熱を測ると、何と38度を越えている。
おいおい、ついにオイラにもインフルエンザ降臨かぁ!?

とにかく睡眠を取ろう!
という事で、ガタガタ震えながらも眠りにつくオイラだった。
ちなみに市販の風邪薬は信用していないから、殆ど飲んだ事がない。
で、翌朝早く目が覚めてまず熱を測るとまだ38度から下がらない。
今日は日曜で病院もやってないし、どうしよう・・・
タミフル貰わないと・・・
オイラ死んじまうのかなぁ・・・
などと取り留めのない事を考えているうちに再び深い眠りに落ちるオイラ。

二度目に目が覚めたのは午前10時過ぎだったが、この時は随分と気分が楽になっている。
熱を測ると36度台を回復している。
ありゃ?体温計が壊れてるのかな?
しかし何度測ってもデジタルは37度すら越えない・・・。

結局熱は薬も飲まないのに一晩で下がり、丸一日経った今でも再発の兆しはないから、どうやらインフルエンザではなかったようだ。
相変わらず激しい下痢は続いているが・・・。
ちなみにオイラは未だかつてインフルエンザというものに感染した経験がない。

それにしても最近めっきり体が弱くなった。
体力の衰えと共に精神的にも弱くなるようだが、いかんいかん、こんな事ではバラ色の後半生が台無しになっちまう。
不摂生を控えて、心身共に鍛えなくては!
まだまだジジイのような事は言ってられないゾ!

2006/02/24(金) 怒り心頭 (not釣りネタ)
高松での仕事が長引き、予定していた飛行機に乗ることができなくなってしまった。
金曜日の高松→羽田の最終便は、単身赴任族が多いのかいつも満席らしく、この日も最終便はずっと空席待ちの状態が続いていた。
仕事中何度もANAの携帯サイトにアクセスして、キャンセル状況をチェックしていたのだが、諦めて高松の宿を探そうとした時、突如として最終便に△マークが戻った。
すかさずこの便を予約し、何とか今日中に帰る事が可能になったのだが・・・。

好天に恵まれた高松だったが、関東地方は前線の影響で雨になっているらしい。
羽田に近づくにつれて次第に飛行機も大きく揺れ始めた。
相変わらず飛行機が苦手なオイラにとって、これだけでも十分精神的なプレッシャーだ。

羽田に着くと、飛行機は空港のど真ん中に止まり、何と雨が降りしきる中、バスで到着ロビーに向かうという。
ぎゅうぎゅう詰めの車内で荷物を抱え、ここで持病の腰痛が再発してしまった。

そして問題はここからだ。
羽田空港から我が家まで帰るには京浜急行を利用する事になるのだが、この時間帯は1時間に2本位の割合で、横須賀方面の直通電車が運行している。
これに乗れば上大岡まで座って行けるので、腰を痛めているオイラは迷わずこいつに乗る事にした。

京急のホームに着くと、午後8時45分発の特急浦賀行きがまだ発車前だったが、既に座る場所がないので、思案した末、20分後に発車する次の浦賀行き特急を待つ事にした。
その間、品川方面行きの電車が2本、こいつに乗って京急蒲田で乗り換えればもっと早く家にたどり着くのだが・・・。

午後9時5分、予定通り浦賀行き特急電車が入ってきて、乗客を乗せると何事もなく発車した。
上大岡までの30分ちょっと、ゆっくり本でも読みがら帰ろう。
・・・ところが。

京急蒲田を過ぎ、京急川崎に着く直前になって突然の車内放送。
「現在下り線の電車に遅れが出ている為、大変申し訳ありませんがこの電車は川崎止まりに変更させて頂きます。横浜横須賀方面にお急ぎの方は、後から来る快速特急をご利用下さい。」

はぁ!?オイラ何の為に羽田で20分も待った訳?
その瞬間、沸騰した血液が急速に頭に上ってくるのを感じたオイラだったが、回送電車となった車両にいつまでも残る訳にもいかず、仕方なく電車を降りたのだが、駅員に文句のひとつも言ってやろうと思ったのに、ホームは大変な混雑で駅員の近くに行くことさえできない始末・・・。
当然入ってきた快速特急に、大きな荷物を抱えた腰痛持ちが入りこむ隙間などなく、結局普通電車に揺られて帰るオイラであった。

そもそも、少々ダイヤが遅れたからといって、何故勝手に行き先を変えるのか!?
ただ単に京急職員が定時に帰る為の措置!?
ふざけんな、このヤロー!

百歩譲って終着を変更するとして、どうして羽田を出るときに事前に告知できないのか!?
その時判っていれば、もっと早い電車に乗って蒲田で普通に乗りかえても帰る時間は早められたし、最悪品川まで戻ってWing号に乗る事だってできる・・・手はいくらでも打てた筈だ。
ふざけんな、このヤロー!

羽田に飛行機が到着したのが午後8時半過ぎ、家に着いたのが午後10時半過ぎ・・・
23日の早朝にスタートした今回の出張も、ひどい形でようやく終わり、疲労感だけはいつもの数倍といったところか。
「申し訳ありません」とか「ご迷惑をお掛けします」なんて表面的な言葉はいいから、もう少し客の事を考えて欲しいもんである。

当然の事ながら、家に帰ってから速攻パソコンを立ち上げ、京急のサイトにアクセスしてクレーマーと化すオイラであった。
あぁ、大人気ない・・・。

2006/02/23(木) ヒロシマ (not釣りネタ)
仕事で広島には何度も足を運んだが、何故かいつも日帰りという慌しさで、ゆっくり市内を見て回る機会には恵まれなかった。
太平洋戦争史に特別な思いを持っているオイラにとって、広島の平和記念公園を訪れる事は、ある意味悲願のようなものであったのだが・・・。

今回、広島から四国にかけて、計3件の商談がセッティングされ、初めて広島に泊まる機会を得た。
新幹線で昼前に広島駅に到着、現地のスタッフと食事をした後、2件の商談をこなし、午後4時半頃にホテルにチェックインした。
メールチェックと簡単な事務処理を済ませ、時計を見ると午後5時を10分ほど回っている。
一応フロントに電話をして原爆資料館の公開時間を確認すると、やはり午後5時で閉館しているという。
翌朝の開館時刻は午前8時半というから、資料館は翌朝30分位の駆け足で見学するとして、とりあえず慰霊碑への参拝と原爆ドーム見学だけでもしておこうと、ホテルを出て平和記念公園に向かった。
幸い、この時間でも外はまだ昼間の明るさを残している。

宿泊している広島全日空ホテルから歩くと、NHKビルを抜けてすぐに元安川の流れがあり、その向こうに平和記念公園が広がっている。
ホテルからは徒歩5分くらいの近さだ。

入り口から入り、すぐ目の前の資料館を抜けると、正面に慰霊碑が見えてくる。
暫く立ち止まって公園の全景を眺めていると、この慰霊碑の前には絶えず人がやってきて、手を合わせて祈りを捧げている。
中にはかなりの長時間黙祷をして微動だにしない人もいる。
その手前に何やら人だかりができているので、なんだろうと思い近づいてみると、どうやら平和団体の方々で、ここでこれから座り込みをするらしい。
この日、アメリカがイギリスと共同で1年9ヶ月ぶりに臨界前核実験を実施する事を発表したが、それに対する抗議という事だ。
戦後60年以上経っているというのに、ここだけはまだ戦争は終わっていない・・・。

慰霊碑に手を合わせて祈りを捧げ、原爆ドームの方に向かって歩いていると、外国人観光客の姿が多い事に気付く。
彼等はどういう思いでこのヒロシマを見つめているんだろうか・・・。

原爆ドームが見えてきた。
保存調査工事が行なわれていて、建物の周りには工事用の足場が組まれている。
思ったよりしっかりしているようにも見えたが、爆心直下のこの辺りでは、爆風が上方向から集中して、横からの爆風を受けにくかった為に、建物が完全倒壊しなかったのだという。
ドームの周りを一周すると、爆風で折れた支柱とか瓦礫もそのまま保存されていて、当時の凄まじさを物語っている。
ここでも多くの人が死に対する思考も許される間もなく、一瞬にして命を落としたのだろう。

帰りは元安川に沿ってホテルに向かって歩く事にした。
川のほとりでは何組かのストリートミュージシャンがギターを鳴らして歌を歌っている。
かつて水を求めて数万人という人が亡くなった川のほとりで、若者達は平和を謳歌している・・・。

最後にもう一度慰霊碑に参拝してホテルに戻り、仕事を終えてきた現地スタッフと共に喉を潤しに出かけたのだが、今日の体験と思いを話すと、「そういう事ならキチンと時間を作ってあげれば良かったなぁ、見てもらいたい所は沢山あるから」・・・
戦争を知らない世代も、自然と皆語り部になろうとしているようだ。

平和ボケしてしまった日本で、決して風化させてはいけない戦争の記憶を、ここヒロシマは必死に守っている。
日本人として、一度は訪れるべき街ではないだろうか。

現地スタッフの話では、原爆資料館を30分で見学しようと思ったら後ろ髪を引かれるだけだから、またの機会にじっくり時間をかけて見た方が良いと言われ、次回商談を約束して広島を後にするオイラであった。

2006/02/19(日) 北東微風 小潮
そろそろ期末モードで仕事が詰まり気味になってきた。
先週の釣行で精神的にもだいぶ落ち着いたオイラだったが、多忙な日々に又してもストレスが溜まる・・・。
やっぱりこういう時は潮風を浴びるのが一番!
土曜日は冷たい雨に出鼻をくじかれたが、今日は風もなく比較的穏やかな日曜だ。
とは言え、この時期昼間は全く釣れる気がしないから、今日も暗くなってからの短時間釣行を企て、出撃までの時間、ゴロゴロとしてぐうたら親父を決め込むオイラであった。

日曜で立野さんが早く閉まってしまうから、事前に青イソとケミを買い込み、午後5時半に家を出て釣り場に向かう。
福浦に着く頃にはすっかり暗くなっていたが、それでも見渡すと数個の電気ウキが海に浮いている。
おいおい、みんな明日は仕事じゃないの?
・・・って、あんたも同類だろってか!?(爆)

最初に立ったのは先週楽しませてもらったNのテトラ、仕度を終えて一発目を落としたのは午後6時20分頃だったか。
無駄な装備は省こうと、タモやタックルベルトを家に置いてきたのは良かったが、エサ箱まで忘れてしまったおバカなオイラ・・・
都度パックからエサを取り出してハリに付けるのは結構面倒な作業だ。
これからは車に1個エサ箱を積んで置こう。
(もちろん家族には内緒で・・・)

今日は小潮だが、潮は結構早く動いている。
こりゃ魚の活性も少しはいいかな?・・・という期待とは裏腹に、生命反応が皆無の状態が続く。
40分程辛抱して落とし続けたが、状況は全く変わらない為、一旦竿を上げて気分転換にHRに移動する。

HRの先端まで行って釣りを再開するが、こっちは潮が速すぎて仕掛けがまともに落ちていかない。
徐々に中央寄りに向かって移動するも、潮の速さは変わらず、結局再びNに戻る事に・・・

Nに戻って数投目、ようやく本日初めての魚信をキャッチし、本命メバルをゲットする。
ここまで苦節1時間・・・今日は好釣果は望めそうもなく、この1尾をキープしても後続が出る見込みがないから、結構良型だったが迷わずリリースする。

魚信は少しずつ上向いてきたが、ラブコールは微妙なものばかりだ。
こりゃ考えようによっては落とし込みのいい勉強になる。
魚信があってから食い込ませ、合わせるタイミングを計る・・・こんな事を頭の中でなぞるように釣りを続ける。

結局2時間半遊んで、今日の釣果はメバル4尾にカサゴ2尾・・・
明日からまた平常営業だし、エサは大量に残っていたが、午後8時50分、ちょうど満潮の時刻に竿を納める事にした。
なんだかんだで先週より数が伸びたし、まぁ今日はこれで良かったかな。

さぁ、今週は出張も含めまた激務モード・・・。
遊んでくれた魚たちのお陰でリフレッシュできたし、明日からまた頑張るぞ〜!

2006/02/11(土) 西の風後北の風 中潮
冬眠を宣言して1ヶ月が経った。
不思議な事にこの1ヶ月、特に禁断症状が出る事もなく、安穏と穴籠りのような生活をしてきたオイラであったが、やっぱりたまには潮の香りを吸い込まないと精神衛生上よろしくない。
そういえばこの日記も1ヶ月以上放ったらかしの状態だし、今日は久々にリフレッシュしに行こうか。

今年の冬は「厳冬」という言葉がピッタリ嵌るくらい寒い日が続いているが、幸いな事に今日は気温も高く、朝から好天に恵まれて絶好の釣り日和だ。
・・・まぁどうせ夜釣りのオイラにはあまり関係ない事だが。

午後8時過ぎ、前打ち竿を1本担いで自宅を出発、途中立野さんで青イソメを1パック買って福浦へ向かう。
そう、今日の本命はチヌではなくメバル・・・1ヶ月間のブランクを埋めるリハビリにはちょうど良いターゲットだろう。
ただ、間違ってアイナメの大きいのが釣れちゃったりしたら困るから、とりあえず腰にはしっかりタモを差してテトラに立つ。
午後9時15分、まずはHRで釣り開始、今日は2時間くらい遊べたらそれでいいかな・・・。

そんなにマジモードじゃないから、潮周りのチェックもせず海に来てしまったのだが、この時間の福浦界隈はかなり潮が引いている。
空にはほぼまん丸の月がポッカリと浮かんでいるから、ひょっとして大潮だったのかな・・・。
月明かりの下でテトラの一番下まで行って仕掛けを落とすと、夜だというのに沈みテトラの底の方までハッキリ見て取れる。
落としたケミもかなり深い所まで視認できるから、潮はとんでもなく澄み切っているんだろう。
しかも全く動いていないようだ。
開始数等、案の定魚信はまったくない・・・。

穂先へのケミの付け方が悪かったのか、ライントラブルが頻発・・・一旦テトラの後ろに下がって仕掛けを作り直していると、釣りを終えたぼらきちさんが登場!
ソフトルアーでメバルを狙うと言っていたが、聞けばNで1時間半ほど頑張って本命を5尾ほど釣り上げたという。
う〜ん、向こうには居るのか・・・。

ぼらきちさんと別れた後もHRでしばらく頑張ってみたが、魚の気配は全く感じられず、西の風も気になっていたから、とりあえずNへ行ってみる事にする。
すると第1投でいきなりメバルをキャッチ!
お〜!やっぱこっちには居たか!
今日は「おかず調達令」が発令されていたから、とりあえずコイツはキープ。
その後リリースサイズのメバルを2尾釣った後、嬉しい外道のアイナメをゲット!
・・・いや、タモを使う程の大物ではないが。(笑)
アイナメの後は良型のカサゴ!
う〜ん、なんか今日は楽しいぞ〜!!

と思った矢先、午後10時を回って風が北に変わった。
やばい、予報通りじゃん!
付近の釣り人はこれを潮に一斉に帰ってしまい、広大なNがオイラの独り占め状態になったものの、この頃から徐々にアタリが遠のき、寒さが身に染みるようになってきた。
エサはまだ沢山あるし、とにかく初志貫徹、2時間は頑張ってみよう。

幸いな事に、その後風はすぐに止んでくれたのだが、魚の活性は一気に落ち込んでしまった。
忘れた頃に小さな魚信がある程度で、しかも食い渋っているのか一向にハリ掛かりしてくれない。
この時点でキープした魚は4尾・・・予定時間の午後11時を回っていたが、せめてぼらきちさんの5尾まで頑張ろうか・・・。
という訳で、泣きの延長戦に突入。

ほんの「リハビリ」程度の気持ちで発進したオイラだったが、いつの間にかヒートアップしている。
そしてそんなオイラの精神状態に反比例するかのように、福浦の海は更に渋さを増していく・・・。
結局5尾目のキープサイズを手にする事なく、日付の変わった午前0時過ぎに竿を納める事にした。

でもまぁ今日はこんなもんじゃろ。
いろいろあった1ヶ月だったが、久々に大いにリフレッシュさせてもらい、今夜の気分は爽やかそのものだ。
やっぱり海っていいなぁ・・・。
大本命チヌが福浦に戻ってくるまでの間、時々こうして息を抜きに来る事にしよう。


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