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2006/03/26(日)
下関遠征 Part3 (半分釣りネタ)
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(3月25日の日記の続き・・・) さて、気持ちよく釣りを終えたオイラ達だが、15時半位までに福岡空港に戻ろうと思うと、新下関駅を14時半に発車するこだま号に乗ると丁度いい。 小堤防を12時近くに出たオイラ達は、とんび氏の運転する車に乗って、一路唐戸市場へ向かう。
初めて下関に来た時に、吹雪の中での釣りをものの1時間で挫折して、お土産調達にと連れてきてもらった市場だ。 とにかく広くて、売っている海産物が安い! 場内では寿司やら、ふく汁やら、とにかく旨い物が所狭しと並べられ、更にそれらをその場で食べる事ができるという、観光客はもとより、地元の人たちにこよなく愛されている場所のようだ。
ここで豪華料理を腹いっぱい食ったオイラ達3人は、表に出て海の方へ散策に出る。 目の前は関門海峡で、左前方に関門橋、そして対岸には九州が見える。
海辺のウッドデッキに沿って関門橋の方に歩いていくと、明らかに黒鯛師と思しきオジサンが3人、竿も持たずに地べたに座って話し込んでいる。 とんび記者がインタビューすると、どうやら潮が早すぎるから竿を上げて休憩しているらしい。 確かにこの地形、この状況だと、いつも潮が激流のように流れているように見える。
引き返して、今度は関門橋を背にウッドデッキを歩くと、突き当たりに赤灯が見えてきた。 そこまで行って見ると、やはり明らかに黒鯛師のものと思われる竿が2本と、撒き餌の入ったバッカンが1つ・・・ところが釣り人は何処にも見当たらない。 脇には自転車が2台・・・ひょっとしたらコイツで釣りに来てるんだろうか・・・。 ふと横を見ると、手すりからロープが降りていて、どうやらストリンガーがぶら下がっているみたいだ。 ちょっと失礼してとんび記者がロープを上げてみると、な、な、なんと!ストリンガーには鈴なりの黒鯛が! 型こそさほど大きくないが、それでもこの状況でこの釣果は凄い! 恐るべし!下関!
一体誰がこの黒鯛を釣ったんだろう・・・ 周りを見渡すと、先程すれ違った中学生っぽい子供が二人、短いロッドでメバルかなんかを狙っている。 子供だと思って気にも留めなかったが、良く見ると着ているウェアなんかは半端じゃない代物ばかりだ。 う〜ん、只者ではない! 年齢層と、赤灯の横に置いてあった自転車、そして人数がピタリと一致する・・・。 すかさずとんび探偵が聞き込みに入ると、やはりあの黒鯛を釣ったのはこの中坊達との事、しかも1人が5枚、もう1人は2枚も!? 思わず少年達にレクチャーを受けてしまうとんび探偵であった。 しかしそれにしても・・・ 恐るべし!下関の中坊! 関門橋側に居たオッサン達にこの事実を伝えたら卒倒してしまうだろうか・・・。
そんなこんなで、唐戸市場を出たオイラ達は、とんび氏に新下関まで送ってもらい、驚きと羨望の下関を後にしたのであった。
しかし今回は何から何まで本当に楽しかった! 思い切って休暇を取って、しかも自腹を切って遊びに行った甲斐があったってもんだ。 遊んでくれた下関のみんな! 一緒に遊びに行ってくれた花板さん、 そして好き勝手に遊びに行かせてくれた我が女房殿、 みんなホントにありがとう!
とんびさん、 この次は横浜で待ってるぜぃ! また大いに盛り上がりましょう。
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