坊主神の徒然日記
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2006/03/12(日) 南東のち西の風、中潮(11日)
さて、昨日の日記の続き・・・ここから実釣編に入る。

今日(11日)の風向きからすると釣り場はNかHRという事になるが、やはり数少ないながらもこの時期の実績から判断するとHRの方に分があるような気がする。
・・・もちろん本命チヌを狙う事を前提とした場合だが。
午後5時半前に現場に到着すると、HRの第二本命ポイントのちょっと左側にスペースが空いている。
迷わずここに釣り座を構える事にして、速攻支度を開始する。
2ヶ月もブランクが開くと、仕掛けを作るのにも結構時間がかかる。
できれば明るい内に竿を出したいと焦りながら、何とか仕掛けを作り終え、竿を伸ばしてハリスを結ぼうとすると、ありゃっ?リールが巻けない!?
穂先が絡んでるんだろうとチェックをすると、なんと!その穂先が綺麗に真っ二つに・・・
最強チヌスペシャル、早くも3度目の穂先折れである。(号泣)
それまで使ってた鱗海はこんな事がなかったから、単なる扱いミスとは思えないのだが・・・やはり相性みたいなのがあるんだろうか。
一瞬呆然としたが、辺りは急速に昼間の明るさを失っていく・・・とにかく気持ちを切り替えなければ!
予備竿のMEGADRY Airにリールを差し替え、仕掛けを作り変えて、第一投を放り込んだのは午後6時を少し回った頃だった。

来るべき乗っ込みに備えて、今日は言わばウキ釣りのリハビリのようなものだし、開始時間も遅かったので、コマセは2kgのオキアミに銀牙1袋と、短時間少量バージョンで臨む。
実釣時間は3時間くらいか。

開始後15分、潮は適度に右に流れていていい感じだが、アタリは全く無く付け餌もそのまま・・・「今日も渋いのかな・・・」と思っていると、右隣に陣取っていたルアーマンのグループが一斉に引き上げて、オイラの第二本命ポイントが空いた。
できるだけ実績のあるポイントで釣りをしたかったから、速攻10mほど右に移動、春秋ウキのトップにケミを挿して夜釣りモードで戦闘再開。
するとその第1投でいきなりメバルをゲット、タナは2尋半から始めて3尋まで落としている。
今のところメバル君たちはまだ深い所に群れていると見え、その後しばらくアタリが頻発、25cmの良型を含むメバル数尾を釣り上げたが、下げ潮と同調するかのようにアタリは徐々に遠のいていく。
恐らくコマセにつられてメバルのタナも上がってきたんだろう。
オイラは一応「チヌ」狙いだから、更にタナを下げていく。

暫くあれこれ試行錯誤しながら釣りをするが、その後活性は一向に上がってこない。
上の層にメバルがいる事を確かめようと、再びウキ下を2尋まで上げると、予想通りメバルがヒット・・・但し、サイズは格段に落ちている。
そこから少しずつウキ下を下げていくと、2尋半でウキのトップがジワリと沈む。
頃合を見計らって大きく合わせると、なんと!テトラに向かってゴンゴンと突っ込むじゃあ〜りませんか!
すわ!居付きのチヌか!?
ところが、手応えはあるものの、以外にすんなり浮いてくる敵・・・浮かせても海面で往生際が悪すぎる。
ちょっと躊躇したが、一気に引っこ抜くと、何となく体が長い。
嫌〜な予感がしたから、魚に触らないようハリスを持って魚体を確認すると、やっぱりウリボーカラー・・・しかもかなりでかい!
一瞬「ドンコかな」と思ったが、何度見てもしっかりヒゲが生えている。
ゴンゴンと突っ込んだ魚は、紛れもなくゴンだった。(涙)
図鑑によると、ゴンズイの体長は15〜20cmと書かれているが、ありゃどう見ても30cm位はあった。
間違いなくゴンの自己記録達成だが、こんなもの何も嬉しくないぞ!
ゴンズイ君には申し訳ないが、今日もメゴチバサミを持っていなかったし、よしんば持っていてもあんなでかいゴンを挟んでハリを抜く気にはなれないから、仕方なくハリスを切って海にお帰りいただく。

とりあえず棒ウキの感触は掴めたから、今度は円錐にも慣れておこうと仕掛けを一新、0.5号の電気円錐に変えて、沖目ベタ底狙いで探ってみる。
間もなく下げ止まりのこの時間で、ウキ下は4尋以上取って遠目の砂地を右に流れる潮に乗せて引き摺ってみようという作戦だ。
このHRでkiki師匠が時々試している釣法をまねて、運がよければチヌ、外道でアイナメなんかが掛かってくれれば儲けもんだ。

ところがその後はゴンの祟りなのか、アタリは全く無く、付け餌も見事なまでに完璧な形で戻ってくる。
更に潮の流れも完全に止まり、折から西に変わった強風に仕掛けが流されているだけ・・・
上げっぱなに期待するも、事件は何も起こらない。
円錐ウキを一度でも沈めてやりたいと意地になったオイラ、メバルでも何でもいいからと、ウキ下を徐々に上げていくが、2尋まで上げても反応は皆無の状態が続く。
ふと気がつけば午後11時を回っている。
おいおい、今日は短時間勝負のつもりだったのに、これじゃいつもと変わらないじゃん!

コマセも殆ど終わりという頃になってようやくウキに僅かな反応が出始めるが、どうしてもハリ掛かりしない。
そして午後11時40分、「あと2投!」と放り込んだ仕掛けが、やはりジワジワとシモリ始める。
今度は我慢に我慢を重ねて沈みきるまでじっと待って合わせると、ガツンとした手応えが帰って来る!
盛んに首を振っている感触からすると、多分敵はアイナメだろう。
大きさは30cm前後かな・・・というオイラの予想はドンピシャ!
一応念の為ゴンでない事を確認してからハリを外し、最後に遊んでくれたアイナメに敬意を表して優しくリリース、なんだかんだと大変な1日になっちまったが、最後は気持ち良く納竿する事ができたから、まぁこれで良しとするか。

それにしても最強チヌの穂先折れは痛い・・・
早速明日修理に出すことにしよう。


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