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2006/03/03(金)
桃の節句 (not釣りネタ)
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今日は3月3日、女の子を持つ親としては結構重要な日だったりする。 うちは娘が二人だから、当然雛人形を出してそれらしき事をやるべきなんだろうが、思い起こせばここ1〜2年人形の顔を見た記憶がない。
長女が生まれた時に、女房殿の実家から豪華7段飾りをお祝いとして頂いた。 これもまぁ、今となっては田舎にしか残らない微笑ましい風習なのかもしれないが、生まれは田舎でも、住んでる所は都会のウサギ小屋である。 当然の如く、何か特別な年とか、気が向いた時にしかこの7段飾りが登場する機会はなく、ほぼ毎年親王飾りだけ出して体裁を整えている我が家であった。
ところが、ここのところその親王飾りすら日の目を見ていない。 やっぱり子供が大きくなると親もいい加減になっちまうのかなぁ・・・ などと1人納得していたオイラだが、どうやら原因はそれだけではなさそうだと、最近になって薄々気がついた。
そもそも、人形が鎮座すべき和室にここ数年荷物が増え続け、飾るスペースが無くなってしまっているのだ。 で、その増えた荷物というのが、釣り道具とかギターとか・・・オイラの私物ばかりだというのが判明したワケだ。 まぁこの法則に気付いた事がバレると、待ってましたとばかりに「それじゃすぐに片付けて!」と言われてしまうのは火を見るより明らかだから、ここはひとつ沈黙を堅持する事にしよう。
それでも、出張から帰って、ダイニングテーブルの上に、次女の手作りによる紙製のお雛様なんかが置かれているのを見ると、流石に良心の呵責に苛まれるオイラであった。 折を見て少しずつ片付けていく事にしようか・・・。
昔から雛人形は早くしまわないと嫁に行き遅れると言うが、ハナっから出さない家の娘はどうなんだろうか。 もうちょっと娘達の事も考えてあげなきゃいかんのかなぁ・・・。 な〜んてね! 最近とみに小生意気な娘どもを見ていると、そういう殊勝な気持ちも一瞬で何処かへ吹っ飛んでしまうのは、やっぱりB型親父の典型なんだろうか。 まぁ次女も今年で中学に上がるから、雛人形を見て喜ぶ歳ではなかろうし。 ・・・などと書くと、また各方面から批判の声が上がりそうだから、話題を変える事にしよう。
今日初めて「メイド喫茶」なるものに潜入した。 と言っても、本家の秋葉原ではなく、場所は大阪のなんばである。 商談が終わって、「お茶でも飲んできまひょか!?」と、現地のセールスに連れて行かれたのがメイド喫茶だったというワケだ。 一口に「メイドカフェ」と言っても、最近ではかなり怪しくキワどいものから多種多様あるらしいが、今日連れて行かれたのは純粋な喫茶店、 入り口も普通なら、飲み物の値段もごく普通である。 ただ、ウエイトレスが皆メイドの格好をしていて、入店する時に「旦那様、お帰りなさいませ!」と声をかけてくるところはフツーではなかったが・・・。 で、ここでも「ひな祭り特別メニュー」なるものがあった。 何人かは和服のメイド姿である。 まぁこういうお店は何処へ行っても企画モノが勝負なんだろうが、何となく商魂たくましい大阪の片鱗を見る思いがした。
という訳で、いろんな意味で今年の桃の節句は記憶に残りそうな気がする。 やっぱり娘を持つ親父として、3月3日は特別な日なのかもしれない。
ちなみに今年のホワイトデー、オイラは佐世保日帰り出張という荒行が組み込まれている・・・。
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