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2006/05/13(土)
タバコの話 (not釣りネタ)
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増税を受けて、7月1日からタバコの価格が上がる事が決まったらしい。 酒税の改定やら、タバコ税の改定やら、とにかく取り易い所から取るっていう手法は、単純明快で解り易いって言えば解り易いのだが・・・ 取る事より、まず歳出を抑える事を考えるのが先決だろ!? っていう疑問を持つのは、果たしてオイラだけではあるまい。 まだまだムダ使いしているお役所っていっぱいあるしさ!
また、今回の増税では、タバコ1本あたり1円、つまり20本入りのタバコは一律20円の値上げとなる筈だが、何故か超人気ブランドのマイルドセブンだけは30円の値上げとなるという。 これって、便乗値上げってヤツじゃないの? 民間企業である筈のJTが、増税に便乗して値上げを申請、それを簡単に認めてしまうお上の姿勢ってのも、何だか釈然としない。 昨今の健康ブームと嫌煙権の拡大により、喫煙人口は確実に減っている。 JTの経営が苦しくなるのも無理はないが、この値上げのやり方はあまりにもタイミングが悪すぎはしないか?
これは余談だが、新幹線の指定席を予約するのにも、以前は禁煙席から埋まって行く為、喫煙席は意外とすんなり取れたものだが、この4月以降、急に喫煙席の指定席が取りにくくなってしまった。 聞けば、3月のダイヤ改正の時に喫煙車両を減らした為だという。 長野新幹線の「あさま」なんかは、なんと全面禁煙になってしまった。
こうして喫煙者の立場はいろんな場面でどんどん追い込まれていき、更に今回の値上げが拍車をかけて、喫煙人口は加速度的に減って行く事になるだろう。 タバコ愛好家にとっては、受難の冬の時代が続く・・・。
さて、そんな増税(=値上げ)とは全く関係なく、オイラは思うところあって、現在「節煙」をしている。 理由は又の機会に語る事として、お陰様で節煙開始20日近く経つが、通常生活を送る上では全く苦にならない。 途中、先週のキエフ迎撃と、その為の練習時に何本かタバコに火をつけてしまい(実は「禁煙」と言い切れない理由はここにあるのだが・・・)、普通ならここで「禁煙」は挫折してしまうところだが、その後は再び一本のタバコを口にする事なく過ごしている。
キエフ迎撃の前日、最終リハを行なった岸壁ユニットだったが、既にこの時点で10日程タバコを1本も吸っていなかったオイラは、ある重大な事に気がついた。 普段、調子が良い時だけにやっと出る高音域の声が、たった10日の禁煙でいとも簡単に出てしまうのである。 具体的に言うと、タバコを吸っている時と吸っていない時を比べると、明らかに2度は高音域が高くなるのだ。 いやはや、タバコの悪影響ってのは凄いもんである。 こんな物を20年以上毎日吸っていたかと思うと、流石にゾッとするオイラであった。
百害あって一利無し・・・と言うが、いや、ボーカリストとしては目から鱗である。 せっかく始めた「節煙」だから、これからもできるだけ続けていけるように頑張ってみようか。
とは言いつつ、誤解のないよう最後に一言・・・ あくまで「節煙」であり、「禁煙」ではないので、何処ぞの飲み屋で煙を吐いているオイラを見つけても、決して突っ込まないように!
・・・って、逃げ道ばかり作っているオイラって、やっぱり往生際悪すぎ?(爆)
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