坊主神の徒然日記
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2006/07/01(土) 南西強風のちベタ凪、中潮 (館山ボート釣り編)
先日、例によってスカパーの釣りビジョンを見ていると、房総半島・館山でのボートエギングを特集していた。
ボートエギングと言うと「船アオリ」を想像していたオイラだが、仕掛けも釣り方も陸ッぱりのエギングと全く変わらない。
場所は通称「鏡が浦」と呼ばれる程波穏やかな館山湾、ボートもこの釣りに適した平らな船だ。
これなら船に弱いオイラでも何とか頑張れそう・・・と言うより、最近イカに異様なほど執念を燃やしているオイラだから、釣りに集中して船酔いしている暇もないだろう。
早速船舶免許を持っている貧乏神にメール、
「館山湾ニテ烏賊爆釣!緊急出動スベシ!」

6月25日、延び延びになっていた福浦クリーンアップ大作戦が行なわれ、この時に緊急秘密会議が召集される。
ひさ司令官と貧乏神艦長、そして出撃の打診を受けて応召したhane航海長の3名にて協議の結果、決行日は7月1日土曜日と決定した。

そうと決まれば早速館山の貸しボート屋に連絡して5人乗りの船を予約、ひさ司令官の綿密な作戦計画が着々と立案されていくのだが・・・
決行日までの1週間、件のボート屋のブログで情報収集を続けると、どうも肝心のアオリイカの状況が芳しくない。
しかし、海の主役はマルイカに代わっているらしいし、砂地ではキスやマゴチ、ヒラメなんかも釣れるというから、司令官の独断と偏見で、攻撃目標を「本命=アオリイカ、準本命=マルイカ、ボウズ逃れ=キス」と決定、この目標に合わせたタックルの準備に入る。

決行日の7月1日午前3時、貧乏神艦長から「雨ナリ」のメールが入るが、「断固決行!直チニ集合スベシ!」と返電。

予定通り3時半にオイラを迎えに来た貧乏神と共にhaneさんをピックアップ、午前4時前には館山に向けて出撃する特攻隊のメンバーであった。

午前6時過ぎに館山湾浜田海岸に到着するが、それまで降っていた雨は何とか落ち着いたものの、海上には強風が吹き荒れ、ウネリも入っている。
こんな状況に1人やる気満々なのは司令官だけで、船に強い筈の艦長と航海長は出撃を躊躇している。
小1時間ほど様子を見るが、2馬力の小型ボートも出撃しているし、何より船酔い常習犯である司令官が出撃を急かすのに押し切られる形で、午前7時15分、3人の特攻隊を乗せた第6アジロ丸は浜田海岸を静かに出航した。

この風は必ず止む!と信じていたオイラ達は、とりあえず海岸近くの浅場でキスを釣りながら風が収まるのを待つ事に・・・。
しかしこれがまたよく釣れること!
あれだけ出撃を渋っていた貧乏神もhaneさんも、今はすっかりその気になっている。
オイラ達の気迫が天に通じたのか、そのうち海も凪ぎてきたが、シロギス釣りに嵌っているオイラ達は、面白すぎて砂地から動く事ができない・・・。
結局、午前中はシロギス、午後からイカに専念しようという事になるが、この辺りの状況はお二人の釣り日記に任せる事にしよう。

さて、予定より20分ほど延長してキス釣りを終了したオイラ達だが、さぁこれからイカ釣りに専念するぞ!・・・という時に事件は起こってしまった。
キスの仕掛けを片付けているオイラの右親指に、釣りバリがおもいっきり刺さってしまたのだ。
しかも相当深くまで入ってしまったようで、抜こうとしても全く抜けない。
逆にハリを突き通してカエシの部分を切り落とそうともしたが、これも全くハリが動いてくれない・・・。
不思議な事に全く痛みはないのだが、これじゃ釣りなんてできやしない。
仕方なく一旦船を降りて病院に行く事に・・・。
貧乏神とhaneさんに申し訳ないから、オイラがいなくてもイカ釣りに出撃するように言って、1人車に飛び乗り病院に向かうオイラであった。

病院では右手親指に麻酔を打って、カエシの部分を切り落として抜く方法を取ったが、使用済みのハリが刺さったという事で、破傷風のワクチンまで打たれてしまう始末に・・・
治療代、締めて10,620円也!
傷は全く痛まなかったが、財布の方には激痛が走ってしまった・・・。(号泣)

傷心のまま午後2時頃に浜田海岸まで戻ると、なんと第6アジロ丸は岸壁に停泊したままオイラの帰りを待っていてくれた。
「どうする?」の問いに、「もちろん出撃!」と答えるオイラ・・・。
右手親指は未だ麻酔が切れていない状況で、これじゃ仕掛けも満足に作れないと思いながらも、やっぱり本命狙わず帰る訳にはいかないしね!

という事で再度港を出港するおバカさんトリオ・・・
この模様もお二人の釣行記に任せる事にするが、ともあれ当初目標の「イカとキス」はしっかり全員安打達成、更にカワハギやらメゴチやら、美味しいお土産を沢山キープして、意気揚々と横浜に引き上げる特攻隊であった。
但し、大本命のアオリイカは不発・・・やっぱり真珠湾にはエンタープライズはいなかったって事か。
このリベンジは近い内に必ず!

実は「船酔い」はオイラの最大の難敵で、正直今回もこの点だけはかなり憂慮していたのだが、幸い気合が勝ったのか大きなダメージも無く、一日楽しい釣りができた。
一日中操縦をしてくれた貧乏神、もとい!ハラボーと、サッカー観戦の為一睡もせず付き合ってくれたhaneさんには大感謝だ。
ちょっと遠いけど、いい所見つけちゃったね!
是非またチャレンジしましょう!


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