坊主神の徒然日記
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2006/08/26(土) 法事 (not 釣りネタ)
親父の七回忌法要の為、実家に帰省した。
もう丸6年も経つのか・・・これが実感だ。
こんなに時間が経っているというのに、不思議な事に親父の遺影を見ていても未だ実感が湧かない。
今にもひょいと家に帰ってきそうな気がしてならないのは、親父の苦しむ姿をあまり見ていなかったからだろうか。

白血病・・・
テレビの中の話だと思っていた事が、実際に自分の肉親の身に降りかかってこようとは努々思わなかった。
一刻を争う・・・と、緊急入院した時に医者から言われた。
「この病気の治療は本人も辛いが、その苦しみを見ている周りの人間の方がもっと辛い・・・覚悟していて下さい。」

ところが・・・
通常の10倍以上も抗がん剤を投与され、見事に髪の毛が抜け落ちてしまっても、泣き言ひとつ言わず、黙々と治療に専念する親父・・・
少なくともオイラ達子供の前では決して苦しい素振りを見せなかった気丈な親父・・・
そしてとうとう60代後半という高齢にも関わらず、この難病を見事に克服してしまうのであった。

無学で教養も無く、ただ仕事しか能の無い親父を、オイラはガキの頃から心のどこかでずっと軽蔑していた。
こんな大人にはなりたくない・・・と思っていたのも事実だ。
だけど、この難病克服を機に、オイラの親父に対する見方は大きく変わった。
この人には絶対かなわない!・・・って。
と同時に、自分が挫けそうになった時、あの親父の血を引いてるんだからもっと頑張んなきゃ!と思えるようにもなった。
今思うと、親父は自分の身をもって男の生き方を教えてくれたような気がする。

そんな親父も、この時の治療の後遺症から「骨髄異形成症候群」を発症し、あっけなく逝ってしまった。
一番心残りだった末っ子に、男としての生き方を教えて安心したかのように・・・

昔ながらの大家族の家系に生まれたオイラにとって、冠婚葬祭の行事は日常茶飯事の如く行なわれている。
故人を偲ぶのもいいが、その度に気を使い、時間を使い、金を使う法事という行事は、どうにも納得ができなかった。
しかし、自分の親父の法事に際し、こうやっていろいろ思い出していると、こういうのも必要なんだなぁ・・・としみじみ思う。
次は十三回忌かぁ・・・。
それまでオイラも元気で過ごさなきゃなぁ!

2006/08/19(土) 同窓会 (not 釣りネタ)
大学時代の同窓会が、8月19日、卒業以来実に○○年ぶりに開催された。
この一報を貰ったオイラは、速攻前日の8月18日に大阪への出張をねじ込み、往復の交通費を浮かせてしまおうと企んだ。
これも安月給サラリーマンの生活の知恵(?)とご理解いただきたい。

さて、18日の商談が予想外に長引き、京都に入ったのは午後7時半位だっただろうか。
実は今回の京都プチ旅行(?)には、同窓会以外に2つの大きな目的があった。
そのひとつは、学生時代にお世話になったバイト先のレストランで食事をする事・・・。
このお店は、関西に出張して時間がある時には時々足を運んでいたのだが、時々無性にここの料理が食べたくなるオイラ、今回も当然の事ながら夕食はここで取ろうと堅く心に誓っていたのだった。
いつもは京都での宿泊が儘ならないから、遊びに行ってもお世話になったオーナー達ともなかなかゆっくり話が出来なかったのだが、今回はあえてこのお店から徒歩圏内のホテルを取り、幸いな事に(?)他に客もいなかった事もあって、本当にゆっくりと昔話をする事ができた。
京都が第二の故郷と思っているオイラにとって、このお店はいつでも暖かく迎えてくれる心のオアシスだ。

3時間近く昔話に花を咲かせていただろうか、気がつけば午後10時半近くになってしまい、疲れの見えるオーナーに別れを告げてホテルに戻る事にした。
(実はこのオーナー、満81歳の高齢ながら、つい数日前に海外から帰国してそのままお店に出ているという、恐るべき「京都の母」である。)

翌日は午前11時にホテルをチェックアウトして高槻市へ向かう。
第二の目的は、学生時代に入り浸っていた楽器店の店長が、独立して高槻で楽器屋を営んでいるというので、その店を訪れる事だった。
偶然ある雑誌でこの事を知って、いい機会だから足を運んでみようと思ったのだが、果たして○○年前にほんの数年付き合っただけの客を覚えていてくれるだろうか・・・店に着くまでワクワクドキドキである。
ところが、ショーウィンドウ越しにオイラの顔を見た店長、いきなり飛び出してきて堅い握手!
「いや〜、懐かしいなぁ!よう訪ねてきてくれたなぁ!」
「覚えていてくれたんですか?」
「当たり前やないか!」
なんかジ〜ンとしてしまったオイラだが、あの頃一緒に遊んでた仲間が未だにこの店に出入りしているとの事で、店長がすかさず電話をしてくれる。
店長もこの友達も、実に○○年ぶりの会話・・・
やっぱり来て良かった!
ここでも話は尽きる事がなかったが、2時間ほど経って、危うくギターを1本買わされそうになった所でこの店を辞する事にした。(笑)
いや、相変わらず商売上手である。

京都に舞い戻ったオイラは、とりあえず2泊目のホテルにチェックイン、
その後灼熱の市街に出て、ちょいと仕事を一件片付ける為に市営地下鉄に乗って「国際会館」まで出かける。
オイラが学生の頃、市営地下鉄は「北大路」までだったが、今では「北山」を通り越して、宝ヶ池の国際会議場まで延びている。
更に支線ができたりで、ここ○○年で京都の街はすっかり変わってしまった。

都心部に戻ってきたオイラは、その足で同窓会場である四条河原町を下がった所にある中国料理店に向かう。
会場には既に数名の同窓生が到着しており、中には卒業以来一度も会っていなかった友の顔も見える。
みんな変わってないなぁ・・・。
○○年も経ったら、ひょっとしたら顔なんか判らないんじゃないかと思っていたが、なんのなんの!青春を共に過ごした友たちはみんな昔のまんまだ。
更にスペシャルゲストとして恩師が登場!
このオジサン、○○年以上も前に教えた、それもたった25〜6人の同窓会に足を運んでくれる気さくな先生だが、実は何を隠そう、現在の学長大先生である。
これもまたオイラ達を感動させてくれるのであった。

話の尽きない同窓会もあっという間に時が流れ、お開きになった後も当然の事ながら2次会に流れる。
木屋町の居酒屋を出る頃には、既に時計の針は午後11時をとっくに回っていたが、それでもこのまま別れてしまうのは何とも名残惜しい・・・。
気がつけば関東から来ている仲間で3次会に繰り出し、カラオケボックスで午前3時過ぎまで騒ぐオイラ達であった。
お陰で翌朝は完全に二日酔い、グロッキー状態で新幹線に乗って帰浜する羽目に陥ってしまったのは、まぁ当然の成り行きだったって事か。(爆)

それにしても楽しかった!
○○年前にタイムトリップしてしまったような、そんな不思議な感覚のする旅だったが、こういう事に郷愁を覚えてしまうのも、やっぱり歳をとってしまったって事なんだろうか。
しかしやっぱりいいもんである。
何年か後、またみんなで元気に再会できるといいなぁ。

2006/08/16(水) 北西微風、小潮
掲示板で「8月の釣りはこれにて全日程終了」と書いたのは、確か昨夜の事である。
台風10号の影響だろう、昨日出撃を企てるも、風・ウネリ共に釣りをできる状況ではなく、買ってしまったエサは、家族からのひんしゅくを買いながら冷蔵庫の中で静かに眠っている。
明日から仕事も始まるし、8月の残りの週末は全て予定が入っているから、さて、このエサをいつ使ってやろうか・・・。

当然、照準は夏休み最後の「今日」という事になる。
台風は少しずつ西に向かっているみたいから、ひょっとしたら運良く最後のチャンスが訪れるかも・・・
と、淡い期待を胸に昨夜は爆睡するも、朝起きると外はしとしとと雨が降っていた。
やっぱりな・・・これもひとえに日頃の行いのせいか・・・。(爆)

ところが、家でゴロゴロと最後の休日を過ごしていると、午後になって俄かに天候が回復、おやつの時間の頃には青空も広がり始めた。
ベランダから眺める海の感じは、それ程風も吹いていないみたいだ。
う〜ん、この時間から出撃しても、明日は仕事だしなぁ・・・。
よし、そんじゃ今日は短時間、落とし込みで勝負しちゃろ!
・・・と、当初の「買ってしまったエサを消費する」というお題目から大きくそれるが、既に「釣りモード」にスイッチが入ってしまった釣りバカ君としては、そんな事はとっくに頭の中から消え失せている。

前打ち竿と玉の柄を細めのロッドケースに押し込み、女房殿の原チャに飛び乗り、立野さんでボサガニを購入、
「落とし込み」といえば「P」と、条件反射のように原チャを走らせ、午後4時過ぎに現場に到着するが、仕度をして仕掛けを落とす頃に、
「そういえば、TMの大型は殆どがテトラ際1尋半だったけど、これって落とし込みで狙えるタナじゃ・・・」
と、初めて冷静になるオイラであった。(爆)

ともあれ、6時半頃に日没を迎えるとあっては、これから再び移動して仕掛けを作リ直す時間も勿体ない。
ここは過去の実績を信じて、午後4時15分、短時間落とし込み勝負のスタート!

先行する釣り人は2名だけ、どうやら親子のようだが、テトラの先端に並んで陣取っている。
オイラはテトラの中央付近から少しずつ移動していくが、先端に近づくと父親らしき御仁がやってきて、
「やっぱり見える魚ってのは釣れないんですかねぇ。」と一言。
聞けば、さっきからずっと大型の魚がウロウロしていると言う。
どれどれ・・・と様子を見ていると、確かに時折チヌらしき魚影が沈みテトラの間に現れては消えていく。
これだけ人が居るのにこの大胆な行動は、食いッ気が無いとしか思えないが、ヤツ等が居る事を確信したオイラ、この大型魚は親子連れに任せて、先端からUターン、内側を狙って丹念に仕掛けを落としていく。
すると連続して2回カニが潰される。
おいおい、こっちはフグが居座ってるのかよ!

速攻外側に反転するも、その後もアタリ皆無の状況が続く。
そろそろラインが見えにくくなってきた頃、落としているポイントのすぐ左側で何か大きな魚がヒラを打った。
反射的に竿をそちらに向けて仕掛を落とすと、最後のカニがあっさり取られてジ・エンド。
辺りはまだまだ釣りのできる明るさを残していたが、午後6時半前、潔く納竿とした。

まぁこんなもんじゃろ!
とりあえず諦めていた釣りができたんだから、ストレスもスッキリ解消!
明日からまた仕事頑張ろう!

・・・と、意気揚々引き上げてくると、女房殿が冷蔵庫を覗いて一言。
「で、このエサどうするの?」
そっか、ホントはコイツを消費する為に釣りに行こうとしてたんだっけ。
う〜ん、それじゃ短時間だけでも・・・(再爆)

2006/08/14(月) マスオさんのオールナイト (帰省釣行記Part2)
行きがけに24時間営業の釣具屋が新たにできたのを発見していたオイラ、とりあえずそこで第2ラウンドのエサを調達する事にする。
そこで最近のチヌ情報を仕入れようと思ったのだが、出てきた店員は、こんな時間というのにどう見ても中学生くらいにしか見えない。
集魚材も何故かマル○ューの物は殆ど置いておらず、限りなく怪しいこの店での情報収集を断念、とりあえず定番のS港に向かってみる。

ところが、大潮干潮にあたるこの時間、外洋に面するS港の大型テトラ帯は潮が引きすぎていて、1号竿しか持っていないオイラにとってかなり不安が残る。
速攻車を第2定番のK堤防に向ける。
しかしこちらは流石に天下に聞こえる名釣り場、既に寸分の隙間もなく釣り人が陣取っている。
さて、どうしたもんかと思案した結果、元のK港外向きテトラに戻る事にしたオイラであった。

午前2時半過ぎに最初の釣り場に戻ると、後から入って盛んに爆弾を投げていたオッサン達も居なくなり、元の広々とした釣り場を取り戻している。
とりあえずコマセをブレンドして同じポイントにセット、夜が明けるまでまだ間があるから、少しだけ仮眠を取る事にして、午前4時過ぎまでの約1時間ちょっと、車中で爆睡する。
そして、目が覚めるとテトラの上には鈴なりの釣り人が埋め尽くしていた・・・。

午前4時過ぎに第2ラウンド開始。
周りには黒鯛師と思しき釣り人は1人もいない。
なんか場違いな雰囲気を覚えながらも、構わずひささんスタイルでコマセを打ち続ける。

相変わらずネンブツダイの姿も多いが、夜が白々と明けるに従い、実に多種多様な魚が湧き出てきた。
ササノハ、キュウセンといった定番外道はもちろん、足下にコマセを一振りすると、金魚の下に木っ端メジナの姿も見えてくる。
結局午前7時半に納竿するまでに、掌大のメジナ2尾と、同サイズのシマダイ2尾が小気味よく竿を絞り込んでくれたから、ウキに魚信が出るとワクワクドキドキ・・・この感じはたまらなく楽しい。
結局本命黒鯛の姿を見る事はできなかったけど、まぁそれなりに楽しめたから今日は納得する事にしよう。
という事で、清々しい笑顔を残して、マスオさんは帰途につくのであった。

しかしこの3日間で睡眠時間はたったの5時間半しかないというのに、釣りをしている間は全く眠くならないのは一体どうした事だろう。
女房殿の実家に辿り着いたオイラ、速攻朝飯を喰らって再び爆睡に落ちたのは言うまでもない。
一度婿殿の評価を義理の父母にじっくり聞いてみたいもんである。(爆)

2006/08/13(日) マスオさんのオールナイト (帰省釣行記Part1)
何処へ行くにも大渋滞と人ごみを避けられない夏休み、とにかく短気なオイラは、元来こういう時期に遠出をするのが大ッ嫌いだ。
それでも子供が小さいうちは、人並みに親バカ振りを発揮してあちこち出かけたもんだが、そのバカ娘達もなかなか言う事を聞かない年頃になった昨今、できれば近場で自分の世界に浸っていたいと思うのは当然の成り行きだろう。
まぁ女系家族のオヤジというのは、こうして孤立していってしまうんだろうけど・・・。

ともあれ、今年の夏休みは何処へも出かけず、福浦で釣り三昧を画策していたオイラだったが、どうしても帰省しなければならない事情が発生し、大型チヌのラッシュに沸く福浦に後ろ髪を引かれながら、仕方なく女どもを連れて帰省の途についた。

テレビのニュースでは「帰省ラッシュ渋滞のピークは13日・・・」などと盛んに騒ぎ立てていた為、覚悟を決めて車を走らせていたのだが、午前8時半に横浜を出たオイラ達一行は、大きな渋滞にぶつかる事無く、午前10時過ぎには女房殿の実家に到着していた。

女房殿の実家に居ても特にする事もないオイラ、夜の脱獄に備えて速攻昼寝を決め込む。
このふてぶてしさは既に「マスオさん」とはとても言い難いところだが、流石に夜中に1人でそっと帰るのは気が引けるから、一度出かけたら朝まで帰らない覚悟も必要な訳で、前夜も4時間ほどしか眠っていないオイラにとって、この昼寝はとても貴重なものになる。
昼飯を食って再び爆睡、夕食時に義父から勧められるアルコールも頑なに拒否して、午後7時過ぎに車に飛び乗り、海を目指してまっしぐらに車を走らせるオイラであった。

帰省する際に竿を出す場所と言えば、オイラの実家に近いS港か、チヌの魚影が濃いとされるK堤防が殆どだが、未だかつてこの2ヶ所でチヌをかけた記憶が無い。
たまには気分を変えて違った場所で竿を出してみるべぇと、いろいろ思案した結果、車横付けでお手軽なK漁港外側のテトラで店を広げる事にした。
現場に着くと、お盆休み期間中だというのに、広いテトラ帯の上に釣り人は2人しかいない。
「ラッキー!」と考えるべきか、「釣れてないから人が居ない」と考えるべきか・・・やっぱりHGでない釣り場は判断に苦しむ。

いろんな事を考えながら、仕度も整い、さぁ戦闘開始・・・と思ったら、何処からともなく現れたオッサンが話しかけてくる。
聞けば、「この近辺でずっと釣りをしてるけど、最近は金魚しかいないよ。」との事・・・。
いきなりカウンターパンチを喰らって目眩を覚える。(涙)
それでも、このポイントの水深とか、海底の状況とか、つぶさに情報を貰ったオイラは、気合いを入れなおして、午後9時15分にゲームスタート!

最初に水深を探ってみると、オッサンが言った通り5m位先から急激に駆け下がっているみたいだ・・・という事は、同時にオッサン情報の正確度を裏付けるという事にもなるが、この際そういうマイナス要素は極力考えない事にしよう。
一心不乱にコマセと仕掛けを打ち続けると、開始30分ほどしてウキに反応が出始めた。
現れた魚は・・・ネンブツダイの大群だった。(爆)

潮は動いたり止まったり、なんだか一昨日の福浦を彷彿させる動きをしているが、金魚の猛攻は止まらない。
たまにクサフグがハリスごとかじって悪さをしていくが、仕掛けを入れればほぼ魚信という感じで、エサ取りの仕業とは判っていても一応ビシっとあわせてリールを巻く。
たまに掛かるのは、金魚・金魚・金魚・・・。

午前1時半、結局事件らしい事件も起こる事無くコマセが底をつく。
やっぱり土産も持たずにこんな時間に帰る訳にはいかないから、場所を変えて朝マズに期待をかけようと、一旦竿をたたんでエサの調達に向かう事にし、オールナイト前半戦を終了するオイラであった。

2006/08/12(土) 岸壁ユニット Live in Lilis (not 釣りネタ)
先月この日記で告知した、「Lilis JUNK Live Vol.2」が今日行なわれ、予定通り我が岸壁ユニットが参加した。

「Lilis」とは、本郷台駅前に宇宙要塞の如くそびえ建つ栄区民文化センターのこと。
今回ライヴの行なわれたホールはもちろん、音楽練習室その他の設備が充実した、とても立派な施設である。
http://www.lilis.jp/

この施設についてもっと広く知ってもらおうという企画が「リリスの大冒険」というイベントで、JUNK Liveもその一環として行われ、今回で2回目を数えるという。

普段、酒の匂いとタバコの煙が目にしみるライブハウスか、屋外での出前興行が専門という岸壁ユニットだが、今回は久し振りの本格的ホールという事で、会場に着いたオイラ達は、まずその施設の充実ぶりに目を見張った。

開演は午後3時だが、その前に入念なリハーサルが行なわれ、プロ並のスケジュールが組まれている。
昼過ぎに現場に到着すると、まずは楽屋に案内される。
な、なんと!各バンド個別の楽屋で、部屋の中にはトイレや着替スペースが完備、更にホールの状況がチェックできるモニターまで備え付けられている。
テレビでよく見る芸能人の楽屋そのものだ。

続いてリハーサルに突入。
普段、楽器やマイクなんかは全て自分でセッティングするオイラ達だが、ここではピアノの移動からアンプの設定まで、全てスタッフの人たちがやってくれる。
う〜ん、ますますプロみたいだ・・・。

今回このライヴに出演したのは4組のアマチュアミュージシャンたち。
トップバッターは、ビートルズサウンドをベースにオリジナルアレンジをこなす若手バンド「WIZ」、
2番手は、老若男女大人数で編成される、ウクレレ&ハワイアンのグループ「MELE LANI」、
そして3番手に、しっとりバラード系の我が「岸壁ユニット」、
トリは女性2人の「Una Coppia」によるピアノ連弾で締め括る。
それぞれの持ち時間は30分だが、まさに「JUNK LIVE」に相応しい、ジャンルを越えた合同ライヴだ。

本郷台上空に暗雲がたちこめ、遠く雷鳴も聞こえ始めた午後3時、予定通り本番が始まる。
2番手の「MELE LANI」が始まる頃には雷雨も本格的になったお陰で、岸壁ユニットの出番になっても、前のグループの応援団がそのまま会場に居残ってオイラ達の演奏に耳を傾けてくれる。
客席の平均年齢はかなり高そうだが、果たして横文字の洋楽を受け入れてくれるんだろうか・・・。

午後4時、ステージ上に岸壁ユニット登場。
今回は、バンマス・花板氏のピアノに、Rayちゃんのベース、それにオイラのギター&ヴォーカルという3人編成。
こんな編成だから、演目はバラードが中心だが、こういう曲を歌っていると、とにかく音響効果の良いホールは最高に気持ちいい!
始めてしまえば、事前の不安なんてどこへやら!?本人たちはすっかり恍惚の表情でこの雰囲気に酔いしれてしまう事に・・・。
そんなオイラ達の気持ちが通じたのか、会場も静かにバラードを堪能してくれているようだ。
予定していた計6曲と、予想外のアンコールまで頂き、最高のステージを終えたオイラ達、楽屋へ戻っても興奮は冷め遣らない。

全ての演奏を終えてLIVEが終了し、ホール入り口に行くと、見知らぬ人たちが会釈してくれたり声をかけてくれたり・・・。
その反響の大きさにビックリするオイラ達であった。

更に、荷物を纏めて帰ろうとすると、リリスのエントランスで数名の老貴婦人(?)の方々と遭遇、バンマスと共に取り囲まれてしまう。
「どこへ行けば聴けるの?」とか「うちの方にも来て歌ってよ!」などと言って頂けるのは嬉しい限りだが、聞けば、皆息子さんがオイラ達と同世代だという・・・。
「杉様」や「氷川君」の気持ちがちょっぴり解ったひとコマだったが、ともあれ、思いがけず新たなファン層を獲得した岸壁ユニットであった。(笑)
そのうち「ひさ様」などと呼ばれたらどうしよう・・・。(核爆)

しかし、終わってみれば何から何まで楽しくて気持ちの良いステージだった。
このイベント話を持って来てくれた花板氏、リリスのスタッフの皆さん、そして会場でオイラ達の拙い演奏を聴いてくれた全ての観客の皆さんに、改めて御礼を言いたい。
皆さん、ホントにありがとう!
また機会があったら聴きにきてネ!

追)
何とこんな気持ちの良いライヴだったってのに、何故か写真が一枚も残っていない・・・。(涙)
記念に撮った楽屋のプレートを貼っておきますね。(爆)

2006/08/11(金) 南微風、大潮
せっかくの夏休みだって言うのに、釣りをする時間が無いなんて!
こうなったら意地でも竿出してやるぞ〜!

本来なら、明日のライブに備えて、今日は隠れ家で最終調整するつもりだったのだが、バンマスもベースの兄ちゃんも飲み会とかで都合がつかず、これは天が与えてくれたチャンスとばかりに速攻福浦に向けて車を走らせるオイラであった。

今日は久々にHで竿を出すべぇと堅く心に誓っての出撃だったが、午後4時過ぎに現場に到着すると、なんと!「準公務員」さん達がウロウロしているじゃあ〜りませんか!
何気に通り越して、間合いを置いて戻ってみると、しっかり数台の車に「貼り紙」が貼られている・・・。
ヤバイヤバイ・・・

とりあえず今日出撃が予想されるhaneさんに警告メールを発するが、さてどうしたもんかと悩んでいるうちに、時間だけがどんどん過ぎていく。
まぁ悩んでいてもしょうがないし、とにかくすぐに釣りができるようにできるだけ仕度をしておこうと、車の見える場所でコマセと仕掛けを作っていると、丁度作業が終わる頃に午後5時のチャイムが鳴った。
この時間ならもう大丈夫だべ・・・と、車に飛び乗りHに向かって走っていると、TM近くの駐車スペースが空いているのを発見。
haneさんも恐らくTMだろうし、ここは安全策を取って、今日はTMで竿を出す事にするか。
あまり相性の良い釣り座ではないけど・・・。

スタート直前、そのhaneさんが到着。
聞けば、ぼらきち兄ィも珍しくTMに入る予定とか。
今日は久し振りに釣友たちと楽しい釣りができるかな。
仕度を始めたhaneさんを尻目に、一足お先に午後5時45分に本日のゲームスタート。

潮はマッタリと左から右、事前偵察したN付近に比べると濁りが入っていないのが少々気になる。
開始2投目、いきなり潮が反転する。
3投目、何故かアイナメをゲット。
4投目、イワシの大群来襲・・・嗚呼。

イワシの群れは散発的で、暗くなるとほぼ消えてくれたが、今日はとにかく潮が安定しない。
終始、右に行ったり左に流れたり、止まったかと思えば、川のように激流になったり・・・。
アイナメを連発した後メバルを追釣、その後はモゾモゾ魚信が頻発するのだが、どうしても魚が乗ってくれない。
う〜ん、ヤツ等の臭いがプンプンするんだが・・・。

午後9時前だったか、wさんご夫妻が到着。
知らぬ間にぼらきち兄ィも既に竿を振っており、期せずしてTMのテトラ上に本気モードの黒鯛師さんがズラリと並ぶ事になった。

そのwさんが仕度をしている、まさにその時、事件は起こった!
浅ダナ攻めに変えようと、ハリスを詰めてさぁ戦闘再開・・・と、仕掛けを入れようとした瞬間、ふと隣を見るとhaneさんの竿が大きく弧を描いている。
「本命ッスかぁ!?」と聞くと、「多分・・・」と答えるhaneさん。
速攻アシストにまわってタモを伸ばすと、その先に浮いているのは紛れもなくイブシ銀の本命!
しかもでかい!
無事タモ入れして計測すると、な・な・なんと!haneさん初の大台、ジャスト50cmの歳無しじゃないかぁ!!!
haneさん、やったね!!

聞けばタナは1尋半だという。
まさにオイラがこれから流そうとしたタナだ。
こうしちゃいられない!オラも頑張るぞ〜〜!!!
と、気合いを入れたのはいいものの、その次の事件の主人公は、haneさんの向こうに陣取っているぼらきち兄ィだった。
しかもhaneさんと全く同寸の歳無し!?
最近の福浦界隈、一体どうなっちゃってるの!?

オイラはと言えば、その後は回り回る潮に翻弄されて全くのお手上げ状態。
結局午後11時半に納竿するまでの釣果は、アイナメ2尾、メバル2尾、カサゴ1尾の大貧果。
又してもTMに対する苦手意識を深くしてしまったか・・・。
やっぱり釣り場も相性ってあるのかなぁ。

さて、この仇はいつ取ってやろうか・・・。
こうなったら歳無しの1枚や2枚じゃ納得できないぞ〜〜!!!

2006/08/10(木) 夏休み突入!(not 釣りネタ)
本来なら昨日から夏休みに入っている筈だったのに、仕事が遅いオイラは期限内に重要案件を片付ける事ができず、仕方なく休みを2日間も棒に振ってしまった。

明日は隠れ家、
明後日は岸壁ユニットが参加する合同ライブ、
日曜から火曜まで実家に帰省、
で、16日に夏休みは終わってしまう・・・。
無理をすれば1〜2度は竿が出せるだろうが、果たして体力的に強行できるかどうか・・・微妙なところだ。

しかし、多少無理をしなければ、かえって精神的によろしくないし・・・。
さて、心揺れ動くひささんの運命や如何に!?(爆)


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