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2006/08/12(土)
岸壁ユニット Live in Lilis (not 釣りネタ)
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先月この日記で告知した、「Lilis JUNK Live Vol.2」が今日行なわれ、予定通り我が岸壁ユニットが参加した。
「Lilis」とは、本郷台駅前に宇宙要塞の如くそびえ建つ栄区民文化センターのこと。 今回ライヴの行なわれたホールはもちろん、音楽練習室その他の設備が充実した、とても立派な施設である。 http://www.lilis.jp/
この施設についてもっと広く知ってもらおうという企画が「リリスの大冒険」というイベントで、JUNK Liveもその一環として行われ、今回で2回目を数えるという。
普段、酒の匂いとタバコの煙が目にしみるライブハウスか、屋外での出前興行が専門という岸壁ユニットだが、今回は久し振りの本格的ホールという事で、会場に着いたオイラ達は、まずその施設の充実ぶりに目を見張った。
開演は午後3時だが、その前に入念なリハーサルが行なわれ、プロ並のスケジュールが組まれている。 昼過ぎに現場に到着すると、まずは楽屋に案内される。 な、なんと!各バンド個別の楽屋で、部屋の中にはトイレや着替スペースが完備、更にホールの状況がチェックできるモニターまで備え付けられている。 テレビでよく見る芸能人の楽屋そのものだ。
続いてリハーサルに突入。 普段、楽器やマイクなんかは全て自分でセッティングするオイラ達だが、ここではピアノの移動からアンプの設定まで、全てスタッフの人たちがやってくれる。 う〜ん、ますますプロみたいだ・・・。
今回このライヴに出演したのは4組のアマチュアミュージシャンたち。 トップバッターは、ビートルズサウンドをベースにオリジナルアレンジをこなす若手バンド「WIZ」、 2番手は、老若男女大人数で編成される、ウクレレ&ハワイアンのグループ「MELE LANI」、 そして3番手に、しっとりバラード系の我が「岸壁ユニット」、 トリは女性2人の「Una Coppia」によるピアノ連弾で締め括る。 それぞれの持ち時間は30分だが、まさに「JUNK LIVE」に相応しい、ジャンルを越えた合同ライヴだ。
本郷台上空に暗雲がたちこめ、遠く雷鳴も聞こえ始めた午後3時、予定通り本番が始まる。 2番手の「MELE LANI」が始まる頃には雷雨も本格的になったお陰で、岸壁ユニットの出番になっても、前のグループの応援団がそのまま会場に居残ってオイラ達の演奏に耳を傾けてくれる。 客席の平均年齢はかなり高そうだが、果たして横文字の洋楽を受け入れてくれるんだろうか・・・。
午後4時、ステージ上に岸壁ユニット登場。 今回は、バンマス・花板氏のピアノに、Rayちゃんのベース、それにオイラのギター&ヴォーカルという3人編成。 こんな編成だから、演目はバラードが中心だが、こういう曲を歌っていると、とにかく音響効果の良いホールは最高に気持ちいい! 始めてしまえば、事前の不安なんてどこへやら!?本人たちはすっかり恍惚の表情でこの雰囲気に酔いしれてしまう事に・・・。 そんなオイラ達の気持ちが通じたのか、会場も静かにバラードを堪能してくれているようだ。 予定していた計6曲と、予想外のアンコールまで頂き、最高のステージを終えたオイラ達、楽屋へ戻っても興奮は冷め遣らない。
全ての演奏を終えてLIVEが終了し、ホール入り口に行くと、見知らぬ人たちが会釈してくれたり声をかけてくれたり・・・。 その反響の大きさにビックリするオイラ達であった。
更に、荷物を纏めて帰ろうとすると、リリスのエントランスで数名の老貴婦人(?)の方々と遭遇、バンマスと共に取り囲まれてしまう。 「どこへ行けば聴けるの?」とか「うちの方にも来て歌ってよ!」などと言って頂けるのは嬉しい限りだが、聞けば、皆息子さんがオイラ達と同世代だという・・・。 「杉様」や「氷川君」の気持ちがちょっぴり解ったひとコマだったが、ともあれ、思いがけず新たなファン層を獲得した岸壁ユニットであった。(笑) そのうち「ひさ様」などと呼ばれたらどうしよう・・・。(核爆)
しかし、終わってみれば何から何まで楽しくて気持ちの良いステージだった。 このイベント話を持って来てくれた花板氏、リリスのスタッフの皆さん、そして会場でオイラ達の拙い演奏を聴いてくれた全ての観客の皆さんに、改めて御礼を言いたい。 皆さん、ホントにありがとう! また機会があったら聴きにきてネ!
追) 何とこんな気持ちの良いライヴだったってのに、何故か写真が一枚も残っていない・・・。(涙) 記念に撮った楽屋のプレートを貼っておきますね。(爆)
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