坊主神の徒然日記
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2006/09/09(土) 南の風 大潮
前回福浦で本業をしたのが8月11日、帰省して竿を振ったのが14日だから、ほぼ1ヶ月近くもコマセ柄杓を握っていない事になる。
この間、福浦での大型チヌラッシュは止まる所を知らず、オイラのストレスも最高潮に達している。
久し振りに何も予定が入っていない週末、当然の如く気合い満々で出撃でしょ!
昼過ぎにはエサの調達を済ませ、愛娘にお弁当のおにぎりを注文、準備万端で夕方の出撃タイムを待つオイラであった。

ところが・・・
午後4時くらいには現場に着きたいと思っていたのだが、運悪く(?)スカパーで「暴れん坊将軍」が始まってしまい、時代劇オタクのオイラは出るに出られなくなってしまう。
現場での時間を節約する為、テレビを見ながら仕掛けを家で作ってしまおうと企むオイラ・・・、
「欲に目が眩んで主の顔も見忘れたか!」という名セリフを聞きながらせっせと仕掛けを作り、「成敗!」の決めセリフと共に家を飛び出し、福浦へ向けて一直線に車を走らせるのであった。
・・・今思えばこれがいけなかった。

今日こそ絶対Hに入ろう!と固く心に決めていたオイラだったが、現場に着くと今日も数台の車に黄色いシールが貼られている。
思案した挙句、ここは大事を取ってNで竿を出すべぇと、一番相性のいい恵比寿様ポイントへ向かう。
ところがここには既に先客が陣取っており、さぁどうするべぇかと悩んでいると、その向こうで釣りをしているのがタコボウズさんと判明、
あれこれ情報交換をしている所へ、haneさんも登場!
タコさんに聞くと、masaさんも来るだろうとの事・・・。
今日も賑やかに釣りができそうだ。
とりあえず恵比寿様ポイントの先客が帰ったら移動しようと、その左隣に釣り座を構える事にして仕度にかかる。
既に仕掛けを作り終えている竿を取り出し、ウキをつけて伸ばそうとすると・・・
ありゃ!!穂先が折れてる!(号泣)
思えば、焦っていて結構乱暴に竿袋を扱っていたから、それが災いしたのかもしれない・・・。
欲に目が眩んで成敗されちまったのはオイラだったか!(爆爆爆)
教訓:面倒くさくても仕掛けは現場で作ろう!(涙)

仕方なく予備竿のMEGADRY-Airに仕掛を作り直し、コマセをブレンド、仕度が整って第一投を放り込んだのは午後5時5分だった。
今日は何が何でも本命釣らないと割に合わないぞ!

開始3投すると、早くも恵比寿ポイントの先客が竿をたたんでいる。
速攻移動しようとすると、そこにmasaさん登場。
結局、恵比寿ポイントにオイラ、80m位左にタコさん、
オイラの右にmasaさん、その向こうにhaneさんという布陣で、一斉に目の色を変えて歳無しを狙う事に・・・。

開始早々からウキに反応・・・明らかに先週から現れ始めた豆アジの仕業だ。
3尋のタナまで落としてコイツを確認、3尋半まで落とした後、今度は反転して徐々にウキ下を上げて行く。
2尋矢引きでメバルとカサゴをゲット、そして愛しき本命君は2尋半のタナでヒットした。

止まっていた潮が僅かに左に動き始めた直後、右隣のmasaさんが、「タコさんが掛けてるよ〜!」とオイラに叫ぶ。
遥か左を見ると、確かにタコさんの竿が大きく弧を描いている。
「きっとボラですよ、ボラ!」と悔し紛れに冗談を飛ばすオイラだが、その瞬間、オイラの流しているウキが俄かにシモった。
合わせるとガツンとした手応え!
やった!オラにも来たか〜!!!!
とガンガン突っ込む敵を浮かせてみたものの、何とも水面での往生際が悪すぎる。
あちゃ〜!「人を呪わば穴二つ」というが、ボラはオイラに来ちまったか・・・。
ところが、タモに入れて見ると、これが何と本命黒鯛!
ラッキー!!!
午後6時50分、34cmの若駒ゲット!
・・・しかし、どうしてオラにはいつもこのサイズなんだろ。
ちょっとだけ不満・・・。

後で聞いた話だが、その後オイラの掛けたタナを聞いてウキ下を落としたhaneさんも本命をゲット、
下げっ端からの時合いに、見事に35cm→34cm→33cmと揃い踏みをしたオイラ達だったようだ。
順番を飛ばされた某氏は仏頂面だったようだが、まぁこの人は今まで沢山釣ってるからいいでしょ!(笑)

時合いの過ぎた後は、何事もなかったかのようにいつもの福浦に・・・。
haneさんは午後9時過ぎに竿を納め、オイラもその30分後にコマセが底をついて、masaさん、タコさん共々仲良く納竿とした。
結局今日のオイラは、カサゴ3尾に豆アジ1尾、メバル1尾、黒鯛1尾で終了、
カサゴやメバルはみんな型が良かったし、何より本命が顔を見せてくれたから、数はともあれそこそこ楽しめたかな。
久々のウキフカセでかなり疲れたが、まぁそれも心地よい疲れという事だろうか。

しかし、よくよく考えると、今日の釣果は、昨日誕生日を迎え、釣りバカ親父のために一生懸命おにぎりを握ってくれた我が次女のお陰じゃないだろうか。
海神様もしっかり誕生祝いのタイを授けてくれた・・・ってトコかな。

さて、この次はいつ竿が出せるだろうか・・・
まずはそれが問題か。

注)やっぱりデジカメを持って行かないと本命が釣れる・・・新しいジンクスかな。
・・・という事で、今日も写真がありましぇん!

2006/09/02(土) 南東の風、長潮
5年振りの黒鯛大漁に賑わう福浦界隈だが、相変わらず釣りをする時間を思うように作れない今日この頃・・・。
まぁそんな時に竿を出しても、腕の悪さを露呈するだけのような気もするが、それでも竿を出さなければ釣れる物も釣れない。
同窓会〜法事と、2週連続釣りから遠ざかっているうちに、気がつけばもう9月!?
月日の経つのは早いもんだ・・・なんて悠長な事は言ってられない程の黒鯛ラッシュ、気ばかり焦るのは当然だろう。

とはいえ、仕事とアルコール浸けの毎日で体はヘロヘロ状態、
そんな最中、この週末も音楽系のイベント目白押しで、とても竿を出せそうもない。
さて、どうしたもんか・・・。

幸いな事に金曜の上司のお供も早々に釈放され、珍しく深夜料金も掛からない時刻にタクシーをぶっ飛ばして自宅に辿り着いたオイラ、日頃の疲れを取るために速攻爆睡。
そして今日、体調スッキリ!・・・とまでは回復しないが、夜の隠れ家集合までの短時間だったら、何とか竿を出せそうだ。
あれやこれやと所用をこなしているうちに、ウキフカセをする時間の確保は難しくなってしまったが、それでも落とし込み位は・・・。
という事で、午後4時にようやく家を出発、例によって原チャにまたがり前打ち竿を担いで福浦に向かう。

福浦に着くと、仕度をしているイソキチさんを発見、今日は満員御礼のHRで竿を出すという。
オイラはそのまま当初の目標であるTMへ向かうが、ここにはwさんとその友人、端っこの方にカゴ師が2人入っているだけで、合間を縫って落とし込むには十分のスペースがある。
速攻支度をして、午後4時40分に本日1発目を落とし込む。

先行しているwさん情報では、エサ取りの豆アジが乱舞しているようでかなり梃子摺っているようだ。
明るいうちはカニで勝負しているオイラにとっては、あまり関係の無い話だが・・・。

いい感じの夕マズだったが、事件らしい事件は何も起こらず、夜仕様に仕掛けをチェンジしようと準備に入ると、すぐ横のwさんの竿が大きく弧を描いている。
絶対本命かと思った獲物は、上げてみると、なんと良型のシマダイ!?
う〜ん、やっぱりウキは楽しそうだ・・・。

夜仕様の仕掛けに変えて、餌も青イソにチェンジ、南東風が強まり始めたTMから逃げるようにHRに向かい、ウキ師の間を縫って落としていくも、全く生体反応無し!
青イソなら何らかのアタリがあっても良さそうなものなのに・・・。

結局HRの真ん中位まで釣り歩いて、無念のタイムアップ。
午後7時15分、完全試合にて幕引きとした。
海に出られたから、ある程度のストレス解消はできたが、やっぱり本業ができないと不完全燃焼の感は否めない。
果たして次の真剣勝負まで、チヌたちは待っていてくれるだろうか・・・。


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