坊主神の徒然日記
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2007/10/06(土) 清水よいとこ part 1
3連休に会社指定休日を足した4連休の2日目・・・。
今日は静岡県の清水で会社の同期会が開催される。
既に転職してしまったヤツも含め、実に十数年ぶりに顔を合わせる男もいるから、メチャクチャ楽しみだ。

清水と言えば、オイラが「兄貴」と慕う大脇名人に初めてお会いした所・・・
今改めて福チヌ資料館を紐解くと、なんと5年も前の事だ。
で、この時オイラは初めて短竿で黒鯛を掛けたのだが、あまりのパワーに為す術もなく痛恨のバラシ・・・。
それ以来「短竿で1枚!」がオイラの夢となり、福チヌ諸兄の目を盗んではこっそりこの清水に足を運んでいたのである。
その間、恐れ多くも「黒○工房」の竿まで買い込んでリベンジに燃えるオイラだったが、そこは所詮素人・・・そう簡単にチヌ様が掛かろう筈もなく、空しく時間だけが過ぎて行くのであった。

そして今日、なんとその清水で一泊の同期会である。
集合は夕方だから、とりあえず今日と明日、リベンジ戦ができるぞ!
世の中3連休、道路の大渋滞を予想したオイラは、午前7時過ぎに自宅を出発、
途中沼津に寄ってMoon-RAYから今週末の岸壁ユニットライブで使うベースアンプを受け取り、清水に着いたのはお昼ちょいと前だったか。

まずは餌を現地調達。
この時期の落とし込み師さん達は一体どんな餌を使ってるのか、素人のオイラには全く判らないが、とりあえず5年前にバラした「特餌」を採取し、大脇名人に教わった通りに「事前処理」を施す。
でもあの時よりちょっと小さい気もするが・・・何とかコイツで頑張ってみよう。

1時間ほどで餌の調達を完了、腹も減った事だし、昼飯はここで食おうと決めていた蕎麦屋さんに車を走らせる。
実はこのお店、福チヌ落とし込み部所属の某軟体系師の実家なのだが、なんとなんと、今日の同期会が行なわれる旅館がこのお店の隣にある事が判明。
思いがけず旅館を探す手間が省けたから、今日は時間いっぱいまで勝負できるぞ!
昼飯を食った後、そのまま5年前のリベンジポイントへ向かい、午後2時半に一発目の仕掛けを落とす。

餌の付け方、落とす速度、全て兄貴から教わった事を頭の中でイメージしながらひたすら落とす。
幸いな事に風もなく、素人にとっては実に釣り易い状況でマニュアル通りの釣りができる。
ただ、同業者があまり居ないのがちと気になるが・・・。

落として上げて落として上げて・・・正直言うと、ウキフカセ師にとってはこの単純作業の繰り返しはかなり堪える。
大体こんな餌でホントに釣れるのか!?
そんな思いが頭をよぎった午後3時半、底に達する直前で「コツン」というアタリが・・・。
少しだけ竿を上げてきいてみると、いきなり竿先が絞り込まれる。
あれっ!?ひょっとして来ちゃった!?
何度か突っ込まれたものの、あの5年前の敵とは比べ物にならない程あっさりと浮いてきた魚は、しかし紛れもなく本命黒鯛!
速攻タモ入れ、計測すると31cmと、このエリアにしては何とも小粒な1枚だが、オイラにしてみたら長年の夢が叶う1枚!
苦節5年、やっと短竿で獲ったぞぉぉぉ〜〜〜!!!

折りしも隣にはウキフカセをやってるオッサンと、それを見物に来ていると思しき爺さんと孫が、「うわ〜!でっけぇ魚!」と大騒ぎだ。
オイラとしては31cm位で騒ぎ立てられると、周りの黒鯛師さんの手前ちょいと恥ずかしかったのだが、コイツをリリースしようとすると孫の方が如何にも惜しそうな顔をするので、「持って帰る?」と言うと、爺さんも孫もニッコリ。
こうしてオイラの初物のカイズ君は、爺さんの今夜の酒の肴となるのであった。

さて、まだ時間は十分ある。
ようやく赤い短竿に魂を入れる事ができたオイラは、更なる大物を狙ってひたすら落とす。
途中すれ違った黒鯛師さんは、なんとストリンガーに鈴なりの黒鯛をぶら下げている。
これがまたオイラのハートを熱くしちまうのであった。

ところがそうそう物事上手くいく訳もなく、その後はすっぽ抜け1回と明確なアタリが1回という小事件が発生したのみ。
まだまだ気配はプンプンする最高の夕マズ時であったが、同期会幹事からの呼び出し電話もあり、「とりあえず歳無しは明日の楽しみに取っといたろ!」と心の中で大口を叩きながら釣り場を後にするオイラであった。

しかし今日はホントに嬉しい!
旅館に着いたオイラは、懐かしい同期達に勧められるままいきなり焼酎駆けつけ3杯・・・。
気がつけば超上機嫌なひささんが出来上がっていたとさ。


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