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2007/12/11(火)
DVDコレクション (nor 釣りネタ)
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オイラの音楽の源流について、過去にこの日記にも何度か記してきたが、肝心要のこのアーティストを忘れていたような気がする。
その昔、まだ坊主頭の純情な(?)中学生だった頃、ご多分に漏れず「バンドを組もうぜ!」という話が仲間内で持ち上がった。 もちろん音楽が好きだっていうのが一番大きな理由だが、多感な少年達にとっては「女にモテたい」という不純な動機が見え隠れしていたのも事実である。 まぁこの辺りはミュージシャンなら誰しも心当たりがあることだろうが・・・。 従ってそういう話になると大抵みんなギターを弾きたがるのだが、元来天邪鬼なオイラは人と違ったことをやりたくてドラムを志願、速攻ドラムセットを買い込み、木造2階建ての四畳半の自分の部屋で、近所の迷惑も顧みずひたすら叩きまくる日々を送っていた。 ある意味、暴走族より始末が悪かったかもしれない。(爆)
ところが、元々歌を歌いたいというのがオイラの本音。 歌えるメンバーが他に居なかった事もあり、最初は後の稲垣淳一バリにドラムを叩きながら歌っていたのだが、どうにもこれが中途半端・・・。 っていうか、絶対ムリ! で、たまたま隣の兄貴の部屋にあったフォークギターを何気に触ってみたのが運命の出会いとなったという訳だ。
なーんだ、ギター弾けたら一人でも歌えるじゃん! まさに目から鱗である。 当時はただカッコ良さからだけで洋楽に走っていたオイラだが、ギターを持って初めて歌う事の楽しさを知ったような気がする。 なんてったって、好きな歌を好きな時に歌えるし、その気になれば自分のオリジナルだって作れちゃうんだから。
最初に覚えた曲が「かぐや姫」の「なごり雪」で、この曲をキッカケにかぐや姫に傾倒していく事になる。 南こうせつの透明感のある歌声に痺れてしまった事で、カタチだけに囚われていたそれまでの音楽スタイルが大きく変わった事を覚えている。 ギターをやった事はあっても、いつの間にかギターから離れて行ってしまう人が多い中で、40歳を過ぎるまでずっと歌い続けてこれたのは、このアーティストとの出会いがあったからだと思う。
で、たまたまヤフオクを眺めていてコイツを発見、速攻入札して落札、それが昨日届いたという訳だ。 「かぐや姫フォーエバー」 最初の解散時に同タイトルのベストアルバムが出たが、コイツはその後再結成して発売された「かぐや姫TODAY」のナンバーも含め、1975年〜78年のライヴ映像を集めている。 老後にお茶をすすりながら眺めるオイラのDVDコレクションの棚を飾る逸品である。
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