坊主神の徒然日記
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2007/06/29(金) 金沢区的夜遊びのススメ (not 釣りネタ)
さて、北陸から名古屋に回って商談と打ち合わせを済ませたオイラだが、昨夜の疲れが残っていたのか、ちと体がだるい。
今日は早く帰ろう・・・と思ったのもつかの間、最後の打ち合わせをしている最中にメールが着信、仕事中だったから放っておいたのだが、立て続けに3件もメールが入ると緊急事態かとちと気になる。
ようやく仕事も終わってメールをチェックすると、女房殿からの転送を含め、全て隠れ家ブルースバンドのホッピーちゃんからのメールだ。
どうやら今夜が独身(?)最後で明日からまた囚われの身となるというのに、相方のテッドさんにフラれ、押さえのドクタージローさんにも冷たくされたとの事で、何やら寂しそうだ。
そんじゃ今夜はホッピーちゃんを慰める会でもしてあげましょうかね!

という事で、早速OKサインをつけてメールを送ると、すぐにこのエサに喰らいつくホッピーちゃん・・・。
いや、冷静に考えるとエサを咥えて釣られてしまったのはオイラの方だったか・・・。(爆)
名古屋の支店での「ちょっと一杯・・・」のお誘いも頑なに固辞して、横浜に向けて一目散に駆け出すひささんであった。

上大岡あたりの立ち飲み屋って案もあったけど、名古屋からの帰着時刻を考えると、やっぱり隠れ家辺りで飲んだ方がゆっくりできる。
結局午後9時にドリーム集合!という事になったのだが、やっぱり待ちきれなかったホッピーちゃん、集合前に「上じぃえ」で準備運動をしていたらしく、彼と再会したのは上大岡から能見台に向かう京浜急行の電車の中だった。(笑)

辿り着いた隠れ家では、予想に反してMさんを初めとしたオジサンミュージシャン達がカウンターにズラリと陣取っている。
結局、お迎えに来てもらったうちの女房殿も加え、オジサン達の懐メロ(?)とオイラの弾き語り、ホッピーちゃんの自虐ブルースで、今宵は静かな隠れ家ナイトを過ごすオイラ達であった。
まぁたまにはこういう隠れ家もありかな。
ただ、肝心のホッピーちゃんはちょいと毒に当てられちまったようだったが・・・。(笑)
その欲求不満は来週のブルースデーで発散してもらう事にしよう。

いや、オイラの住んでる金沢区での夜遊びは、やっぱり音楽系だって事かな。
ここには気の置けない音楽仲間が沢山居る・・・。
う〜ん、結構俺って幸せ者じゃん!(笑)

2007/06/28(木) 金沢的夜遊びのススメ (not 釣りネタ)
前回の北陸出張では、諸般の事情により涙を飲んで夜の片町出動を諦めたオイラだったが、その分今回は手ぐすね引いて待っている北陸の舎弟共々気合い十分である。
翌日は10時25分金沢発の特急で名古屋へ向かう予定だから、朝も比較的ゆっくりできるし・・・って、まぁこれも緻密な計算の結果なのだが。(爆)

一応月末の仕事をキチっとこなし、終業チャイムを待ってましたとばかりに北陸の舎弟共々会社を脱出、
一旦舎弟の自宅まで車で向かい、そこから奥さんにネオン街まで送ってもらう。
・・・いや、実に理解のある奥さんである。

最初に向かったのは、香林坊近くにある「秋吉」という焼き鳥屋。
http://www.akiyoshi.co.jp/index_pc.html
結構大きなチェーン店らしく、この界隈には他にも何軒かあるらしいが、今日行ったのは風流なせせらぎの畔にあるお店で、ここでは男の客はみんな「社長さん」と呼ばれるらしい。
で、ここでの注文の仕方がまた面白い。
メニューには皿に5本ずつ乗った焼鳥が写真入で掲載されているから、普通は「つくね一皿に串揚げ一皿」と注文するところだが、ここでは「皮10、しろ10!」のように注文するのがしきたりのようだ。
瞬く間にオイラと舎弟の目の前に40〜50本ほどの焼鳥が並んで度肝を抜かれるが、なんせ旨いものだから瞬く間に胃の中に納まってしまう。

適度にアルコールも効いてきた頃、舎弟の上司であるビリー隊長と、現在のオイラの北陸での相棒である仏像彫師が登場する。
実はこのお店、ビリー隊長懇意の店なのだが、彼に言わせるとメニューの中でも「けい」(親鳥のモモ肉らしい)というのがイチ押しだとか。
座についてビールを一口含んでからこの純けいを注文すると、店のオヤジ、「はい、もう焼いてます!」
恐るべし、ビリー隊長である。

秋吉を出た一行は、お約束どおりお姉さん系のお店に向かう事に・・・。
何でも先日舎弟と新規開拓したお店に連れて行ってくれるらしいが、こうやってビリー隊長に北陸の舎弟、それに仏像彫師まで並んでネオン怪しい街を歩いていると、何やらなまぐさ坊主の集団のようだ。

2軒目に行ったのは、エルビル6階にある「六」という店。
6階にあるから「六」・・・う〜ん、単純明快である。
で、ここでの話は、一応女房子供を持つ身として、家内安全、商売繁盛の為に控えさせていただく事にする。
世のオヤジ族だったら、一度は行ってみたいお店・・・とだけ紹介しておこう。

六を出た生臭坊主一行は、片町の終着駅とも言うべき新天地のバー「B GIRL」へ。
相変わらずマスターの隆ちゃんは気さくな男だ。
2〜3ヶ月に1度しか来ない客をホントに気持ちよく迎えてくれる。
4人で飲んでいると、またまた会社の同僚である「もっくん」がお友達を連れて登場、
オイラは初対面だったが、これまた面白い男である。
しかし、この時点で既に時計の針は日付をとっくに越している。
翌日も仕事があるというのに、うちの会社って一体・・・。(笑)

こうして今回の片町ツアーも無事終了、ホテルに帰着したのは午前2時前だったか・・・。
とりあえず明日の目覚ましをセットして・・・と、不覚にもそのまま眠りに落ちてしまったらしく、気がつけば携帯電話を握りしめたまたま朝を迎えているオイラだった。(爆)

しかし金沢ってのはホントにいい所だ。
歴史都市としての昼の顔、サプライズだらけの夜の顔、そしてそれを十分堪能させてくれる我が支店スタッフの皆さん、
上下関係を超えたこういう付き合いってのも、ホント羨ましい限りである。
やっぱりこれもお国柄なのかな?

ホントは諸事情で来れないと言っていたビリー隊長、無理矢理呼び出したにも関わらず、最後まで付き合ってくれてホントにありがとうございます!
仏像彫師さんも下戸にも関わらず深夜までありがとう!
早く次回の商談セットしてね。(笑)
そして我が心の友よ!
またみんなで大いに楽しみましょう!

2007/06/16(土) 西の風後東の風、大潮
関東地方が梅雨に入ったのは確か14日だっただろうか。
翌日からしっかり晴れ渡り、この週末も抜けるような青空が広がっている。
流石気象庁!やってくれるわ・・・。
という事で、先週流れたmasaさんへのブツの受け渡しの為、今日も福浦へ出かける。
当然釣り道具も持参・・・今日はちょいと本気モードの本業ウキフカセだ。

先週注文した最強チヌスペシャルの5#ガイドが早々に入荷したとの事で、今日は朝から港南台ポイントへ出かけ、ついでに釣りエサも購入、
家に帰って竿を修理し、夕方からの出撃に備える。

午後3時半に釣り場到着。
こんなに天気が良いのに、予想に反して釣り人はチラホラと居る程度・・・。
魚が釣れてないから人が来ないのか、はたまたただ単に暑いからなのか、まぁその辺は良い方に解釈するとして、こういう日は釣り座選びも好き放題だから、とりあえず釣り場を一通り偵察してみる事にする。
今日は満潮が午後7時前・・・まぁそんなに焦る必要もないしね。
NからHR、そしてTMに回ってみると、ぼらきち兄ィとmasaさんが釣り支度をしている。
おっと、コソ泥ブラザース、今日は揃ってこっちですかい!?

結局オイラはHRのバースデーポイントで竿を出す事にして、masaさんに例のブツを手渡してから、のんびりと支度開始。
車から荷物を運んでいると、HRのど真ん中にイソキチさんを発見!
聞けば今週隠密釣行を企て、このポイントで本命をバラしたとか・・・。
今日は絶対釣るんだとエラく張り切っている。
う〜ん、いい感じの濁りも入ってるし、今日は結構いけるかもしれないぞ!

期待に胸を膨らませながら、支度が整った午後4時半、第一投を放り込む。
潮は左から右に結構早い。
やっぱり大潮だとこのポイントはきつかな・・・。

しばらくするとhaneさんが到着。
この頃から潮の流れも緩み、いい感じになってきた。
よしよし、このまま夕マズまで続いてくれよ!

その後sakaさんも到着し、haneさんはHR端っこへ、sakaさんはNに向かう。
こうしてN〜HR〜TMと展開する事になったおバカさんオールスターズ、
雰囲気はバッチリだし、今日は絶対誰かが1枚はあげるだろう・・・そしてそのヒーローは俺だ!
って、誰もが思っていた事だろう。

日が傾くにつれ、閑散としていたテトラの上にはいつの間にか釣り師が群がっている。
オイラの右隣にはバカップル磯師が店を広げ、左側にもバカップル穴釣り師が陣取っている。
なんかやりにくい・・・。

午後6時を回ると、西から吹いていた風が急に東に変わった。
おいおい、確かに予報は東4mってなってたけど、こういう悪い予報はよく当たるなぁ、気象庁!
福浦界隈では東の強風が吹くと釣りができるポイントはなくなってしまう。
これ以上強くならない事を祈りながら黙々とコマセを打ち続けるが、願い空しく風は強まるばかり・・・。
肌寒くなってくるし、波は足元から被るし・・・だんだん我慢の釣りになってきた。
テトラを一つ上に昇って釣りを続けるが、満潮を境に潮も止まる・・・。
嗚呼。

暗くなってからは右のバカップルが海に向かって煌々とライトを照らし、左のバカップルの後に入ったウキオヤジも同じく海面にヘッドライトを照射・・・。
これで完全にオイラのチヌ釣りは終わってしまった。
いや、チヌだけじゃなくて、満潮を過ぎてからというもの、魚が全く居なくなっちまった感じさえする。
動かない潮、東の強風、沈まないウキ・・・。
荒行モード全開である。(涙)

結局下げに入ってから釣れた魚はカサゴが2つだけ・・・。
その前の釣果を含めても、今日は二桁に届かない大貧果!
お約束の大事件も起こる事無く、コマセが切れた午後9時ちょうどにKO負けで終了。

おバカさんオールスターズも、ほぼ同時刻に、Mに向かったらしき約1名を除き全員玉砕・・・。
う〜ん、一体チヌは何処へ行っちまったんだろうか。

来週〜再来週は故あって竿が出せないオイラ、6月の本業はこれにて終了である。
オケラ街道を歩くが如く、足どり重く家路に着くひささんであった。(爆)

2007/06/09(土) 南の風、小潮
隠れ家の常連で、岸壁ユニットのバンマスがドラムとして参加している「えびす丸デラックス」が、本牧でライブをやるとの事で、今日はそのお誘いを受けていた。
ただ、先週から「CLUB MASA 釣り歩き日記」のmasaさんにちょいとお願い事をしていて、今日は「ブツ」の受け渡しをする事になっている。
今日は予報もあまり良くないから、masaさんは釣りにやって来ないかもしれないけど、とりあえずその「ブツ」を持って福浦に行ってみる事にした。

masaさんが来れなければそのまま本牧に向かおう・・・。
といいつつ、せっかく海に行って何もしないのも癪だから、とりあえず前打ち竿を1本車に積み込み、途中立野さんで青イソを2パック購入して福浦へ向かう。
・・・って、おいおい、完全に釣りする気じゃん!(爆)

現場に着くと、予報が悪いせいか今日も釣り人は少ない。
masaさんがいないかとN方面に歩いて行くとhaneさん発見!
今日は雨が降っても頑張りまっせと、やる気満々だ。
masaさんの姿は見えないので、とりあえずメールを入れてみるとすぐに返信、
「まだ仕事が終わってないんで、後でメールします。」
そっか、それじゃmasaさんが来るまでちょいと落としてみますかね。

持っていった竿は「極ーF」、間違ってテトラでチヌなんぞ掛けた日にゃぁ上げる自信は全くないから、今日も本命はあくまでメバル&カサゴ。
但し、ハリは精いっぱい落としてチヌ2号・・・。
そんな仕掛けで、しかも腰にタモを差してテトラを歩くオイラは、やっぱりどこか中途半端な釣り師だ。

釣り始めたのは午後5時くらいだったか、昨日はこの時間には一面イワシの大群が居たのに、今日の海面は穏やかそのもの・・・。
う〜ん、たった一日でこうも海の様相が変わっちまうもんか。

Nでは全く魚の反応がないのでHRへ移動、するとすぐに「プルプル」というラブコールが竿を伝って手元に届く。
これこれ、これがたまんないんだよね!
チビメバルとチビカサゴを連釣して、そのままHR先端に向かって落とし込んでいく。

午後6時半くらいから雨がポツポツと落ち始めた。
さて、洗ったばかりのレインウェアを着てまで釣りをするべきかどうか・・・。
とりあえずもう少し雨がまとまってくるまで頑張ってみようか。

HRの真ん中手前にいるウキ師のオッサン2人組みを通り越す頃に潮が俄かに右に動き始めた。
おっと、オッサンたちのコマセが効いてくるかもな・・・などと考えながら仕掛けを投入、
すると竿先に微妙な変化が・・・。
ちょっと竿を上げて聞いてみると、そのままギュイ〜ンと竿が絞り込まれる。
あっ、なんかデカイ魚だ!
ヤバイよ、ちゃんと合わせてないよ!
と思えど、敵はテトラに沿って右の方に強引に走っていく。
その瞬間、無念のスッポ抜け・・・この醜態はしっかりウキのオッサン達に見られる羽目に。
オー、マイガッ!
とりあえず敵はデカカサゴだったって事にしておこう。(爆)

この一件でちょいとばかり熱くなってしまったひささん、車に走ってレインを着込み、仕掛けにケミを付けてやる気満々モードに。
途中masaさんから電話が入り、今日の取引は延期という事になったのだが、それでも本牧へ向かうなんて事はすっかり頭の中から消え失せ、ひたすら海に向かって仕掛けを落とす。
折からの雨に釣り師はみんな退散、HRにはオイラ一人きりになっても、ひたすら落とす。(←完全にバカ)

気がつけば昨日の爆死ポイントに到達、と同時にhaneさんからメール、
「今日も撃沈、帰還します。」
時計を見ると午後8時前、
おっと、「えびす丸デラックス」の開演時間になっちまった!
エサ箱の青イソもほぼ終了しているし、雨も幾分強くなってきた。
これは「もう帰りなさい!」という海神様のお告げか・・・。
という事で午後8時ちょうど、ちょいとお遊びから本気モードに変わっちまった今日の釣りを終了した。

終わってみればメバルやカサゴがまぁまぁ釣れたから楽しかったけど、どれもこれもみんな小さいのが気に入らない。
そうなると、魚種不明のあの大きい魚、あいつを逃しちまったのが悔やまれる。
哀れひささん、今夜もヤケ酒モード突入か!?(爆爆)

2007/06/08(金) 南西の風、小潮
最近知ったのだが、我が社には組合が勝ち取った「会社指定休日」というものがあるらしい。
月曜日、今週のスケジュールをチェックしようと手帳を広げると、何故か8日の金曜日に休日マークがついてる。
なるほど、これがその「会社指定休日」か。
思いもよらない3連休、なんかちょっと得した気分だ。
よし、それじゃ久々に平日お気楽釣行といきますかね!

日頃の行いが良いひささん、朝起きると抜けるような青空が広がる絶好の釣り日和だ。
携帯をチェックすると、平日釣行という事でお誘いしていた新入会員ののぶさんから、関所通過に失敗して出撃不能とのメールが着信している。

実は今夜、岸壁ユニットの新ドラマーとの初顔合わせで隠れ家に集合がかかっており、先約であるのぶさんとのランデブーを優先させたオイラはそいつをキャンセルしていたのだが、相方が来れないなら早上がりしてそっちに合流するか・・・。

という事で、今日は早めに出て夕マズまでの勝負と決め込み、午後2時前に福浦へ向けて車を走らせる。
現場に到着すると、NにもHRにも見渡す限り釣り人は一人もいない。
躊躇せず店を広げたのは、HRのバースデーポイント。小潮だったらちょうどいい流れになっている筈だ。

まぁのんびりと支度しようと、愛用の最強チヌスペシャルにリールをセットし、竿のヘッドカバーを外すと、1番節についていたガイドがポロポロとこぼれ落ちる・・・。
しまった!
前回の釣行でトップガイドが外れて、そいつを修理するの忘れてた!
必死で足元を探って何とか4つまで回収できたが、1個は堤防の向こう側に落ちてしまい回収不能・・・。
1ヶ月ぶりの釣りは、こうして前途多難を予感させる出来事でスタートするのであった。
竿を予備のMEGADRY−Airに替えて支度を継続、第一投を放り込んだのは午後3時10分だった。

適度に濁りが入り、潮も予想通り理想的な速さで左から右に流れている。
よしよし、いい感じだぞ!
開始から40分程は全く魚の気配を感じなかったが、午後4時過ぎに干潮を迎えるこの日、勝負は上げに入ってから日没までと踏んでいるから、ここは焦らずじっくりと攻めよう。

釣り人が他に居ないから、お猫様たちがオイラの周りに群がって「早く魚くれ!」とせきたてる。
ポツポツあがるメバルやアジを進呈しながら、右斜め前方の沈み根に照準を絞り込んでいく。
干潮を迎えて、流れていた潮がピタリと止まる。
今日はセオリーどおりだぞ、間もなく上げに入るからそこからが勝負だ。
さぁ、準備はいいぞ!出て来い歳無し!
と、気合い満々で迎えた上げっぱだったが、やってきたのはイワシの大群だった。(爆)

先週の偵察時もマズメ時のイワシの群れは凄かったが、今週もまだ居座り続けているらしい。
あちこちでナブラが起き、表層はイワシで埋め尽くされているといった感じ。
まるで巨艦チヌを護衛する小型戦闘機の大編隊みたいだ。
底の方にはアジが居るらしく、時折スパッとウキが消しこむが、オイラが見たいのはそんなアタリじゃないんだよぉ!

上げに入って以降、潮は全く動く気配もなく、イワシとアジに泣かされ続けるオイラ、午後7時を回ってそろそろ敗色ムード濃厚になってきた。
表層のウキは動かないが、底潮は手前に寄せているようで、時折目の前の根周りにハリが引っ掛かる。
う〜ん、この根も結構厄介だなぁ・・・。

今日は最初からついてないし、もう諦めて飲みに行くかな・・・。
と思い始めた午後7時10分、お約束の事件は今日も起こってしまった。
ウキがジワリと沈み、合わせると確かな三段引き!
ところが不安的中!反転した敵は目の前の根に一気に突っ込み、あっという間にジ・エンド。
う〜ん、やっぱり掛けた後の竿捌きがヘタなんだろうなぁ・・・。
もっと修行を積まなきゃ!

結局その後はメバル、アジ、カサゴを追釣しただけで、予定時刻の午後8時にちょうどコマセも終了、直前にようやく動き始めた潮に後ろ髪を引かれる思いで福浦を後にするオイラであった。

その後隠れ家に合流したひささん、釣りの憂さ晴らしをするが如く暴れまくったのは言うまでもない。(爆)
それにしてもあのイワシ、何とかならんか・・・。


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