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2008/01/22(火)
白い恋人 (not 釣りネタ)
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約1年ぶりに北海道に出張した。 過去に何度かこの北の大地に足を運んでいるが、何故か寒い季節ばかりのような気がする。 で、今回もご多分に漏れず冬真っ盛り! しかも暦の上では「大寒」にあたるという。 まぁ食べ物は冬の方が美味しいと言うから、それはそれで楽しみもあるのだが・・・。
それにしても寒すぎ! 聞けば、ここ数日間、札幌では「真冬日」が続いているという。 車を停めたほんの僅かな時間で、車体から落ちる水滴がツララになっちまうんだから、その寒さもお解りいただけるだろう。(写真参照) 最高気温が0℃に達しない世界・・・。 まぁ横浜辺りで「寒い寒い!」と言ってコタツで丸まってる根性無しのオイラにとって、とても住める環境ではない事は確かだ。
さて、北海道のお土産と言えば、「白い恋人」である。 まぁ仕事で行ってる訳だから、土産物を買うのも帰りの空港で・・・というのがいつものパターンなのだが、地元の人に聞くと、例の事件後は慢性的な品不足が続いていて、夕方には殆ど売り切れてしまうという。 今回は娘どもからのリクエストもあったので、一応空港内の全ての店をチェックしたが、やはり何処も売り切れ・・・。 仕方がないから別の物を・・・と思うのだが、はて、一体何を買ったら良いのやら・・・。
オイラの場合、「お土産=喜ばれる物=割と有名な物=手っ取り早い物」という方程式で選ぶから、北海道では大抵「白い恋人」か「マルセイバタークッキー」を買い求めていた。 「マルセイ」は最近ではその辺のスーパーでも手に入るようになっちまったんで、そういう意味ではこの「白い恋人」の存在感は悔しいけれど確固たるものがある。 これが手に入らないとなると、あとはどれも同じようなものに見えてしまい、土産物屋を行ったり来たりしながらただひたすら悩むのである。
う〜ん、なんだかなぁ!! あの事件以降これだけ品薄になるって事は、それまでの偽装はハンパな数じゃなかったって事かぁ!? そんな風に思考が回り始めるとだんだん腹が立ってくる。
人気の上に胡坐をかいて旅行者を欺き続けてきたこのメーカー、あれだけの裏切り行為、そして社会的なバッシングにも関わらず、営業再開後のこの人気ぶり・・・。 妙な自信をつけてしまい、また同じ過ちを繰り返すのではないかと危惧するのは、果たしてオイラだけだろうか。
あの「船場吉兆」も昨日から営業を再開したらしいが、初日は常連客の予約で一杯だったという。 う〜ん、こんな事でいいんだろうか。 日本人って、「ブランド」に対してちょっと甘すぎやしないか? オイラもちょっと反省せねば・・・。
どちらにしても、それでも指名してくれる顧客の信頼を二度と裏切る事の無いよう、真に心を入れ替えてくれる事を祈るばかりである。
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