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2008/09/25(木)
南西強風、若潮
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40代後半に突入したのを機に、今年から会社の検診をやめて人間ドックに入る事にした。 で、ドック初挑戦(?)の今日、休暇を取って朝から大井町の病院へ・・・。 予定では午後2時頃には全て終わる事になっているから、目論み通りに進めば、夕方には福浦の海と対峙している隠密同心さんが居る筈である。
という事で、以下、隠密同心さんの徒然日記。
隠密同心 心得の条 我が命我が物と思わず 武門の儀、あくまで陰にて 己の器量伏し、ご下命いかにても果すべし なお 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし
久し振りの平日釣行。 狙うはただ一点、あのポイントである。 午後3時半、現地到着。 カゴをぶん投げているおばちゃんが一人居るが、運良くピンポイントの釣り座は空いている。 ちょいと南西風がうるさいが、事前にチェックした予報では徐々に収まる方向らしい。 うん、ここまでは全て練りに練った計画通り! バリウムの後に飲んだ下剤が炸裂しないかとちと心配だが、ここで釣らなきゃいつ釣れる!?
気合い十分で、とりあえず釣り座を確保して支度を始める。 と、ここで最初のアクシデント! なんと、タモをセットしていると突然「ポキッ!」 あちゃ〜!タモ枠が金属疲労で折れちまった! なんせ、歳無し連発の記録を持つこのポイントである。 巨チヌが釣れちまったら大変と、余計な心配をしながらあれこれ応急処置を試みるが、これがまたどうにも上手くいかない。 結局修復断念。 もしチヌが掛かったら、一か八か壊れたタモ網で取り込みをするしかないと腹を決め、支度を継続する。
このドタバタの間、隣のカゴおばちゃんがサバを連発し始める。 ありゃりゃ、またこいつ等か! 海を見ると足元までナブラが立っている。 う〜ん、今日も消耗戦か・・・。
午後4時、とりあえずゲームスタート。 潮の流れは期待通り、 ピンポイントへ仕掛けを流すには持って来いの潮である。 ただ、きつい南西風にラインを取られて、釣りづらい事この上ない。 早くやんでくれないかなぁ・・・。
あれこれ対策を考えながら釣りをしていると、開始4投目でウキが勢い良くひったくられる。 ヤバイ・・・。 と思えども打つ手は全く無い。 最初のサバの後、手のひら大のメジナが続き、その後はひたすらサバ!サバ!サバ! 前回の釣行と全く同じパターンだ。
いや、前回よりも更にタチが悪い。 超元気印のヤツ等に暴れられ、ラインの高切れが続出! なんと、先日買ったばかりの高価な遠矢ウキを含む、計3本もロスト! オーマイガッ!
しかも、暴れるサバにハリスはすぐにボロボロ・・・。 狙いは巨チヌだから、痛んだハリスは速攻交換。 まるでサバとの我慢比べである。
更に、強風に煽られる竿を持っているだけでも腕が張るのに、サバの連発が腕の痛みに拍車をかける。 う〜ん、今日も荒行の様相を呈してきた・・・気分もだんだん下降線だ。
いやいや! なんせウキを3本も飛ばされちまってるから、今日はこのままおめおめと終わる訳にはいかない! 気分転換に某氏にメール発射しながら暫し休憩。 どうせ暗くなったらお邪魔虫君達は居なくなるだろうから、慌てず騒がず深呼吸を一つ・・・。 すると予想通り某氏から激励の返信が! よし、これで気合い回復!
ウキを電気円錐に変えてゲーム再開。 このウキに灯を入れる頃まで一面に蔓延っていたサバも、予想通り暗くなってからはパッタリと姿を消した。 さぁ、ここからが勝負だ!
潮に乗せて仕掛けを流すと、良い具合にピンポイントに到達。 ここで再びウキに被せるようにコマセを一つ。 これがこのポイントで歳無しを釣る時のセオリーだ。 するとウキがス〜っと入って、釣れた魚はなんと! 尺にちょっと足りない29cmの・・・デカメバルだったとさ!(爆)
その後は事件らしい事件は全く起こらず・・・。 弱まる筈の南西風は、逆に強まるばかり。 そして最後の最後で、操作ミスによってこの電気円錐までロスト・・・。 これでオイラの神経もプッツン切れて、午後8時、無念の納竿。 嗚呼!
タモ枠 棒ウキ3本 電気円錐1個 水中ウキ1個 その他、ハリス、ハリ等、消耗品多数・・・。 そしてオイラの気力。
今日の敗戦で失った戦力を再編成するのは並大抵な事ではない。 暫くはウキフカセは強制的に休養か・・・。 そう言えば軟らかいのもそろそろ時期か・・・。 今年はもうチヌ諦めて三浦方面に走るかな。(爆)
死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし 死して屍・・・ (号泣)
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