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2013/10/11(金)
南西の風、小潮
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この日記に何度か書いているが、我が社には年に2回ほど「会社指定休日」なるものがある。 今日はその会社指定休日にあたり、我が社は今日から4連休となる。 ただでさえ休みが取りにくいのに、4連休なんてあってないようなものだけど、せっかくの平日休みだし、せめて初日位は休ませてもらう事にした。
という事で、当然釣りに行く気満々。(笑) ただ、南西強風の予報だから、場所はアソコしかない。 う〜ん、この時期はやっぱりアソコよりアソコの方がいいんだけど・・・などと悩みつつ、とりあえず福浦に走って一通り釣り場を観察。
平日だというのに、どこに行っても釣り人が多いが、幸いにもオイラが福浦で初めて黒鯛を上げたラッキーポイントがぽっかり空いているので、迷わずそこで店を広げる事に。 ところが支度をしているうちにそのポイントにサバ狙いのルアー師が・・・! 仕方がないので右10m位の所に移動して、午後4時40分、戦闘開始。
開始1投目、微かに右に流れる潮に乗せたウキがジワリとシモる。 おっと、前回と同じくいきなりか!? と、すかさず合わせると、ガツンとした手応えはあったものの左右に走る走る! そう、掛かったのはサバ君。 しかも結構良型で、なかなか力尽きてくれない。 おいおい、あまり暴れないでくれよ〜! 浮かせては走るサバに手こずっていると、さっきのルアーマンが走って来てタモを出してくれる。 激闘(?)の末タモに収まった敵を、柄杓についているメジャーで測ってみると、30cm弱の良型だった。 コイツはタモを出してくれた兄ちゃんに進呈。
続く2投目もウキがシモって、合わせると軽い突っ込み。 あら、ひょっとしてチンチン君?・・・と思ったが、あがってきたのは手の平サイズのメジナ君。
3投目、これまたウキがシモって、今度はグーフー。
・・・と、明るいうちは異様に魚の活性が良く、仕掛けを入れるとほぼ魚信が出る状況だが、掛かる魚はサバサバサバ! 時々グーフーorカサゴ。 開始30分で早くも4目達成。(笑) な〜んて、笑ってる場合じゃない! フグとカサゴのお陰で、ハリスの消耗がハンパじゃない。
結局開始から1時間程で、サバ5、メジナ1、カサゴ2、フグ3・・・ この他にも強制リリースやハリ泥棒被害も何度かあり、目の前には大きなナブラまで立つ始末で、こうなると手の打ちようがない。 暫く我慢か・・・。 ちなみに今日お相手してくれた魚は全て釈放。
ウキに灯を入れる頃になるとようやく青物君の気配が遠のいた。 付け餌もそのまま戻ってくるようになる。 なんかいい感じになってきたぞ。 止まっていた潮が再び微かに右に動いた直後、ウキがジワリと沈む。 明らかに今までの魚信とは違うウキの動きに、緊張感を持って合わせると、掛かったのは又してもサバ君・・・。 あんたたち、まだいたの!?
この時、チモトのハリスが少々痛んでいたのが気になったが、再びの青物の気配に少々気持ちが萎えていたオイラは、そのままオキアミを付けて海に投入。 これがマズかった!
午後5時55分、さっきと同じ場所で同じ魚信。 当然サバだと思うでしょ? ところが合わせると予想に反して下にゴンゴン突っ込む! お〜〜〜!!! 間違いなく40cm超えのチヌの引き! この感触、何年ぶりだ!?
と興奮したのも束の間・・・。 ハイ、もうお解りですね? チモトからハリス飛ばされました。(号泣) 暫しテトラの上で茫然自失・・・。
その後はいつもの静かな福浦の海に・・・。 アジ君、海タナゴ君を追釣して、今日は6目達成。 夜10時を回ると突然のカサゴラッシュ・・・ と、久し振りに芳醇な福浦を堪能できたものの、あの痛恨の1枚が何とも悔やまれる。
気がつけば広いテトラを独り占めしているオイラ。 真夜中のテトラに一人ぼっちって、怖がりのオイラには考えられない状況だけど、海で魚と対峙しているとそういう気持ちもなくなるから不思議だね。
午後11時15分、コマセの終了と共にゲームセット。 サバ君のお陰で腕はパンパン・・・ 釣り師としては嬉しい悲鳴だけど・・・う〜ん、良かったんだか悪かったんだか。
夜中まで粘って黒鯛1枚しか釣れなかった前回、 本命はバラしたけど、遊んでくれる魚が沢山いた今回、 このギャップが釣りの面白さなのかもしれないね。
とはいえ、オイラこう見えても腐っても黒鯛師。 さて、このリベンジはいつしてくれようか!
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