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2016/01/10(日)
東の風、大潮
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さぁ!2016年の初釣りだ! ・・・と、何事もなかったように久しぶりの釣り日記を書き始めるワタシ。(爆) まぁ言い訳並べても仕方ないし、ここ数年の釣り師としての体たらくを反省する意味も込めて、せめて初釣りの儀式だけはキチンとして、今年の決意を行動で示しておこう!
ということで、3連休の中日という絶好の機会は、当然福浦で本業ウキフカセ釣り! あくまで儀式だから今日は釣果は二の次! と言いつつ、何年か前にkazさんが正月に歳無しをあげたポイントに向かうオイラ・・・まだまだ黒鯛師の魂は捨てちゃいませんぜ!
午後3時半に現場に着くと、なんと!これまた久しぶりにお会いするB兄さんが先行して竿を出している。 聞けばB兄さんも久々の福浦詣でだという。 曰く、「初釣りの儀式位しておかないと・・・」(笑) 支度を整えてから状況を聞くと、どうやら餌取りの嵐に翻弄されてるらしい。 う〜ん、初っ端から厳しい釣りになっちまうかな・・・。
まぁ今日はとにかく楽しむ事をモットーに頑張ろう! そんなこんなで、午後4時15分に2016年の第一投を放り込む。 まずはウキの浮力確認をして仕掛けを上げると、撒き餌も入れてないのに付け餌が消えている。 なるほど、餌取り君もやる気満々だ。(笑) 付け餌を早くタナに落とす為に、今日はいつもより重い0.8号のウキをチョイス、餌取り君を寄せる為に、まずは足下に一つコマセを入れから沖めに仕掛けを放り込む。 馴染んだ頃合いを見計らって潮上に2つ目の撒き餌を入れて付け餌と同調させる・・・。 お〜!なんだか本格的な釣り師みたいだ!(爆) するとその3投目でウキがひったくられ、上がってきたのは予想通りおちょぼ口の海タナゴ君。 やっぱり餌取りの正体は君たちだったのね。
その後暗くなるまではタナゴ君が適度に遊んでくれて、ウキに灯を入れてからはメバルタイム。 どいつもこいつもみんなチビばかりだけど。(笑)
満潮から下げに入ると、右から左に流れる潮がまったりと緩くなり、それまで活発だった魚信が急に渋くなる。 魚の食いは浅くなったけど、何とか掛けて上がってくる魚は徐々にサイズアップし、午後7時過ぎに、本日の最大寸22cmのメバルをキャッチ。 一瞬メバルの煮付けが頭を過ったけど、今日は初釣りに免じて全て釈放。
その後潮が完全に止まってしまったので、それまでコマセを入れ続けていた足下のテトラ際に狙いを変えてみると、いきなりカサゴがヒット。 ところがこのカサゴ君、あげてみると何処ぞの釣り師がラインブレイクしたハリを飲み込んでいる・・・。 こんな状態で生きてるのはさぞ辛かっただろう。 コイツを丁寧に外してあげて海に戻してあげる。 なんか、ちょっといい事をした気分・・・ な〜んて、普段魚をいじめてるくせにね。 これぞ釣り師のエゴか。(爆)
結局、午後10時過ぎに納竿するまでに、一体何尾のメバルやタナゴを釣り上げただろうか。 終始餌取りが活発だったけど、裏を返せばそれだけ海の中の活性が高かったという事だし、本命こそ釣れなかったけど、今日は存分に釣りを楽しませてもらったから大満足! いやいや、豊潤な福浦の海は健在だ。 今年は改心して出来るだけ福浦詣でを増やしていこう。
ただ・・・ 後から左に入ったバカオヤジと右に入ったバカップルには閉口・・・。 詳細を語るのは避けるが、最近マナーを知らない釣り人が増殖している気がする。 何とかならんか!
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