坊主神の徒然日記
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2016/08/11(木) 東の風、小潮
さぁ!夏休み!今年も短い休みを存分に謳歌しなきゃね!
音楽系のイベントもさることながら、当然本業も1回は行かなきゃ!

という事で、夏休み初日の8月10日、満を持して海に出かけるも、折からの強風と神奈川県全域に発令されていた雷注意報にビビり、現場で散々悩んだ挙句、ここは勇気ある撤退・・・翌日に順延する事にした。
しかし、予報も見ずに海に出かけてしまうなんざ、やっぱり釣り師としてヤキが回っちまったか?

で、仕切り直しの11日、予報を見ると何やら昨日より強めの風の予報・・・。
とはいえ、今日を逃すと暫く釣りに出るチャンスが無い。
ここは強行突破しかないか・・・と、足取り重く海に着いてみると、意外にも昨日程海は荒れていない。
よし!今日はできる!
速攻支度をして、午後4時15分、久々の本業ウキフカセ釣りスタート!

多少波っ気があって十分な濁り・・・第一投を放り込むと潮も左から右に微妙に動いている。
状況としては申し分ないのだが、テトラ際を流れるゴミの帯が邪魔で釣りにくい事この上ない。
逆風の中、自重のあるウキで仕掛けを沖めに飛ばして対処するも、どうしても手前のラインがゴミを引っ掛けてしまう。
この状況は日没近くまで続き、イライラは募るばかり・・・。
ウキに灯を入れるまでに、釣果もチビカサゴ×1と手のひら大のメジナ1という貧果。

暗くなってからポツポツとカサゴが上がり始めた。
型が良いから釣り味としてはそこそこ楽しませてもらえるが、どいつもこいつもハリを飲み込んだまま根際を動き回るらしく、ハリスの消耗が著しい。
これまた違った意味で我慢の釣りが続く。

午後8時前から魚信が途絶え、際から沖めまで、2尋半から4尋半まで、あらゆるレンジを試したが全く生命反応なし!
午後9時過ぎ、潮も止まって、あぁ、そろそろ潮時か・・・などと思っていると、底潮が変わったのか変な所で根掛かり・・・。
バッカンの中を見ると、まだ微妙に撒き餌が残っている。
普段ならここで戦意喪失して撤収!・・・という事になるのだが、今日は何故か闘志が萎えない。
というか、釣れる予感・・・みたいなものだったんだろうか、とにかく「もう少しやってみよう!」という何気ない気持ちが再び仕掛けを作らせる。

ハリスに新たなハリを結び、ついでに少しだけウキ下を上げて際から竿2本程の沖めに投入。
潮が全く動いていないから、ウキにかぶせるように撒き餌を一つ。
さぁ来い!チヌよ!
・・・と、こんな状況になっても気合だけは十分。
するとその気合に気圧されたのか、ウキがスーっと沈む。
それ来た!とガッツリ合わせると、上がってきたのはアジ君。
まぁ冷静に考えたらそんなもんだわな。(笑)

よし、それじゃこれでホントの最後!
アジの次はチヌだ〜!!
・・・と、これまた何の根拠もない自信と共にラスト一投。
すると又してもウキがジワジワと沈み、すかさず大きく合わせると、明らかにアジとは違う確かな手応えのある何者かが底に向かって突っ込む。
マ、マ、マジですか〜〜〜〜!!!???
何度かの強烈な突っ込みに、敵が本命である事を確信!
久々のファイトに多少の動揺を覚えながらも、右の沈み根に潜られないよう何とか往なして水面に浮かす。
数年ぶりのタモ入れでかなりもたついてしまったが、無事玉網に収まった魚体は紛れもなく銀鱗まぶしいチヌだ!
しかもデカイ!
胸の鼓動を抑えながら早速計測すると45cm・・・この時期、このサイズにしては珍しい銀ピカの美しい魚体だ。
暫しテトラの上で、ここ数年の苦難の日々が走馬灯のように蘇る。

それにしても何というドラマだ!?
ここ数年音楽に現をぬかしてあまり海に出ていないヘボ釣り師に、福浦の海神様は最後の最後に微笑んでくれた・・・。
家に帰って来て調べると、黒鯛を釣るのは2年ぶり、40cmオーバーは実に6年ぶり・・・そんなに開いてたんだ・・・。
でも、この感動があるから福浦詣でをやめられないんだよね!
これからは心を入れ替えてせっせと海に通わせていただきます!
だから次も・・・本命ヨロシクです。(笑)


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