日々是不穏

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	2008/07/30(水) 業務連絡

何度ネットに繋ごうとしてもだめなので通販の連絡をこちらにアップ。　
７月２３日までに入金した方７月２８日に発送しました。

ものすごい雷雨でしたね。丁度帰ろうとした所を直撃されてしばらく会社から出れませんでしたよ。（泣く）でも稲妻がすっごい綺麗でした。管理人はあれを見るのがけっこー好きです。

	2008/07/26(土) Re:暑いです

誰かどうにかして下さい、この暑さ。ホント力が抜けてしまいます。せめて夕立ちでもあれば良いのにピンポイントで避けられるみたいに雨が振りません。これって雨女の反対？

夏休みの予定はしっかりたてたのですが８月最後の週なのでよく考えると９月の原稿の修羅場中かも知れません。うーん北の温泉に行く予定なんですがね。

拍手御礼

７月２０日　２３時１１分にメッセージを下さった方
メッセージありがとうございます！本当今月のガンガ○は読み所満載でしたね！ちょっと停滞気味だった大佐も元気に動きだしてさぁ、これからだという雰囲気にぞくぞくしました。でもこれ以上消える人がいない事を祈りますよ！
実は管理人もハボロイにはまる前はどちらかというと猫派でした。でも今はすっかり犬派です。道行く犬を見ると撫で回したい衝動を抑えるのに大変です。（笑）

	2008/07/21(月) 暑いです。

なんか身体がまるで動きません。折角の３連休あれもこれも片づけようとか思っていたのに昼まで寝くさっております。どこかの大佐の事笑えません。なんかいきなり暑くなったから身体がまだ暑さに馴れてないんですね。体調悪いのともちょっと違う。こういう時は逆らわずまったり過ごすつもりです。

シリーズＳＳ「七つの大罪」
怠惰 ACEDIA
「っとに、あんたはものぐさなんだから」
一国の指導者をあんた呼ばわりする男は床に脱ぎ捨てられた軍服を拾って皺を伸ばしハンガーにかける。もう側仕えの者だっているし自分だって結構な地位にいるのにそれは昔からまるで変らない。
「何を言う。私を怠惰の罪に堕としたのはハボックお前じゃないか」
寝椅子にゆったりくつろいだ黒髪の総統閣下はそう言って忠実な部下を糾弾した。
「やれ部屋が汚いだ、食事もまともにしないだ、挙げ句の果ては家事無能のレッテル貼って全部自分の役目にしたのはお前だろう？あんな風に世話をされたら誰だって怠惰になるさ」
だから私のせいじゃないよ。
言い切る唇には誘うような笑みが浮かびそれに引かれたように隣に座った男は違いないと苦笑した。
「確かにあんたの生活見たらほっておけなくなっちまったものね。甘やかした俺のせいだって
言われてもしょうがないッス」
「そうだ精々尽したまえよ」
「アイ・サー」
近づく苦い香りも昔と変らない。それにうっとりするロイの心にあったのは無言の告白。
判ってないな。ハボ。ずっと寮暮しだった男がそんなに生活無能の訳ないだろう。お前に会う前は１人でちゃんと暮していけたんだ。掃除も一応自分でやって、洗濯は業者に頼んで、食事は外食かケータリング。パンとサラダぐらいなら自分で用意したものさ。
だけど新任の垂れ目の護衛官がある程度家事が得意と知った時から
私は自分に怠惰のレッテルを貼ったんだ。文字どおり何にもしなくなって、世話焼きのお前が見かねて手を出してくるまで。
「ああ、もうホントにあんたは何にも出来ないんだから！」
そう言ってお前が家に来るようになるまでどれだけ私が苦労したか知らないだろう？

全く怠惰でいるのも大変だったのだよ、ハボック。
クスリと笑ってロイは怠惰に相手に身を任せた。

	2008/07/16(水) 通販の連絡

現在通販を申し込みされている方、今日全て発送し終えました。
ので１週間以上経っても着かない方は御連絡下さい。
できたら感想なんか聞かせてもらえると嬉しいぞ�

	2008/07/13(日) 夏本番

な天気が続いてます。だけど関東はまだ梅雨明けして無いんですよね？今年も猛暑になるんでしょうか・・。
ところで某人気小説家様が公式ホームページでハガレンを熱く語っておりましてなんか嬉しくなりました。ストーリーがしっかりしてるモノには目がいくんだなぁと。でもスカーが好きだとは思いませんでした、宮○みゆき先生！

通販入金確認しました。けどもう少しお待ち下さい。既刊のコピー本が結構ありまして今製本しています。今週中には発送いたします。

以下ネタバレあり

怒濤の展開です。『約束の日』を前に閣下は鉄橋から落ちるわ、アルは捕まるわ、ホークアイ中尉は戦闘体勢になるわ。
そして久しぶりに大佐の胡散臭さ全開の笑顔が見れた！あとチャーリー（勝手に命名。一番最初に声かけたから最初に名乗ったのも彼だと信じて）さん達カッコいい～。なんか彼等って裏マスタング組って感じですね。年齢も上で渋くていいなぁ。ってハボの立場はどーなるの。あのセントラルのホークアイ中尉達が集まってるシーンでなんでハボックがいないのと悲しくなったぞ。本当はもうとっくに足は治っていて「昼寝は終わりだ、ジャクリーン」とかロイが言うと「アイ・サー」ってすっくと立ち上がるの・・そうなったらいいなぁ。

拍手御礼

７月８日２２時１４分メッセージ下さった方
メッセージありがとうございます。この話の大佐はすごい自分に正直な感じで書いてますので今にもっとすごい事言うかもしれません。でもそれをさらりと受けちゃうハボもすごいかも。

	2008/07/06(日) 通販のお知らせ

６月新刊「砂と焔」は先程完売になりました。ありがとうございます。そして誠に申し訳ないのですがお申し込み下さった方の中でもメール先着順によって売り切れてしまった方が若干名おりました。わざわざ申し込み下さったのに本当にごめんなさい。今晩中にお返事メールは出すつもりです。
それ以外の在庫では「検察側の証人」が若干となりました。

今回こちらの不手際で皆様には御迷惑をおかけして本当にすいませんでした。

	2008/07/05(土) 若いって・・

７月になりまして色々新番組が始まってます。連ドラにたいして興味はないんですがつい話題の空飛ぶお医者さんのドラマを見てしまいました（後ろ半分だけ）・・で主人公達の若さに目が眩みそうになった。いいなーもう肌なんかピチピチしてますよ、皆さん。もう完全に親父目線で見てます。でも一番かっこいいと思ったのはあのドクターヘリです。空を自在に駆け回る姿が何とも言えません。メカ萌えと言うのかこれは。でこれをハボロイに変換すると、ロイ─錬金術師の異名を持つ天才外科医でフライトドクター。ハボ─ドクターヘリのパイロット。どんな悪天候でもロイのためなら飛ぶ。「約束します。必ずあなたを患者の所に送り届けます、どんな嵐の中であろうとも」・・とか（わははっ）

以下突発的に連続ＳＳ『七つの大罪』ちょっとダークなロイの懺悔話です。不定期に日記で更新のつもり。

七つの大罪

ラスト、エンヴィ－、ラ－ス、スロウス、グリード、プライド、グラトニ－。
人の持つ七つの大罪を切り離した男は彼等にその名に相応しい肉体と魂を与え駒とした。
アメストリスを巻き込んだ大きな嵐が去った時全てを知る男はそう若き指導者に語ったという。

「つまり彼等は１つの罪しか持たないんだ。我々人間に比べれば何とも可愛い者じゃないか」
「可愛い？また何で？」
「だって我々人間は七つの罪全てを持っているんだ。それに比べたら彼女達はある意味純粋だったと言えないか？ハボック」
黒い瞳が意味ありげにハボックを見る。その色に総統付の護衛官はかつて戦った同じ色の瞳を思い出す。確かにそこには迷いなんか欠片もなかった。あったのは純粋な殺意だけだ。
「まぁそうかもしれませんがね総統閣下、じゃああんたも七つの罪を持っているんだ？」
「もちろん、そうさハボック。聞きたいかね？私の七つの大罪を」

強欲　AVARITIA

「マ－ス・ヒューズを殺したのはお前か」
あの頃の私は誰彼となくそう聞いて回った。その死の原因を突き止めなければと必死だった。
「そッスね。俺なんかホント妬けました。あんたはやっぱり中佐の事を・・て誤解しそうになるくらい」
「そうだな。けどハボックそうじゃないんだ。あの時私が必死だったのはあいつの死に自分が無関係なのが耐えれられなかっただけなんだ」
長年の親友の死は確かに大きな悲しみだったけど。それよりその死が自分とまるで無関係な事でもたらされたという事実の方が耐えられなかった。だから必死に真実を探ろうとしたのだ。
「あいつの生はエリシアとグレイシアのものだったけれど死は私のものであって欲しい・・そんな風に思い込んでいたんだな」
「ロイ・・」
きゅっと抱き締める腕に力が籠る。
「だからお前が死にかけた時・・あの血だまりに倒れ、病院でお前の手術が終わるのを待っていた時・・心のどこかに安堵してる自分がいたんだ」
大事な恋人が生死の境を彷徨っていたんだ。もちろん不安で気が狂いそうだったけど。
「あの作戦にお前を引き込んだのは私だ。もしあそこでお前が死んだらそれは間違いなく私のせいだ。引き際を過って深追いしたのは明らかに間違いだったから」
「だけどロイ、それは」
反論しようとする口をそっと白い指が縫いとめる。
「お前の死さえ私のものだとあの時思った。もしあそこでお前が死ねば私は誰より悲しみ、後悔し、夜毎自分を責めるだろう。そうして誰より長くお前の事を想い続けていけるんだ。だから安堵した、ずっとお前は私のものなのだと・・これが私の強欲だよ、ジャン」
艶やかな黒い瞳に妖しい光を宿して罪人はそう罪を告白した。