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2009/12/13(日)
ガ◎ガ◎ショック
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日曜日は六本木ヒルズ行ってイルミ見て有名パテシェのお店行って展望デッキで吹き飛ばされそうになりながらも夜景堪能してとっても楽しかった。けど 話に聞いていたけどやっぱ直に見るとショックだぁぁ・・まさかこのままで終わるとは思えないけどなんで大佐ばっかり・・。正直主人公よりひどい目にあってるような気がします(泣) ジングルベルは近いけど恒例クリスマスSSなんて書いてていいのか・・
という訳でちょっと吐き出しSSを下に置きます。ネタばれなので見たい方はスクロールして下さいませ。
「奪えないもの」
「私は沢山の命を奪ってきたから」 ある日ぽつりと大佐が言った。 「きっとこの先沢山の物を奪われるだろう」 視線は窓の外。俺からはその背中しか見えない。 「地位や部下や友人・・大切な人」 最後の言葉で声は少し震える。 「もしかしたら体の一部を損なうかもしれない。あの子供のように」 そこで少し間が空く。けど俺は何も言えない。それでも進もうと決心した人に俺なんかが一体何を言える? 「けれどハボック、決して奪われないものが私には一つあるんだよ」 運命は過酷だ。命ですら軽く奪われるのに『奪えない』ものなんてあるのだろうかと 思う俺に大佐は振り向いて言った。 「私自身さ、少尉。誰も私からロイ・マスタングは奪えない」 その時の静かだが力強い笑み。それは今も俺の魂に焼き付いて消えない。
あの笑みを奪える者などいやしない─俺はそう信じている。
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