日々是不穏
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2010/09/12(日) 秋?
夏がまだまだ居座ってますね!本当暑くてなーんにもやる気が起きないと言うかだるい・・。運動に行こうとか部屋の整理をしなきゃとか気は焦るんですが体が動かん〜
来て下さい、秋。

DVD買ってしまった!初めてあまぞん使ったんですけど来るのは週末ですかね。もうわくわくですよ。

もちろん本誌も買いましたとも!付録のブラハよくできてる!ロイちゃん目がでかいよ
んでまた雑誌ではがれん読めるのうれしー。アルはやっぱりエドより良い男になってくと思う。てな事を思ってちょっとSS書きました。ネタばれにはなってないと思うけどまだの人は後で読んで下さいませ。








ライバル?

「マスタング准将、エルリック兄弟からお礼状が届いてます」
有能な副官がそう言って一通の手紙を差し出したのは午後の遅い時間。気の利く彼女はついでに休みにしようとお茶のトレイと共にそれを差し出した。
「お礼?ああ、あの荷物の件か」
ピッとペーパーナイフで封を切れば中には数枚の手紙と一枚の写真。
「・・もう随分元気そうになったんだな」
手紙より先にロイは写真を手とる。そこに写っているのは金髪金目の兄弟で兄の方は不本意そうにそっぽを向いているが隣の弟は屈託のない笑顔をロイに向けている。ややこけた頬と手にした杖があの戦いの最後の名残だろうが若さはいずれそれすら消し去ってしまうだろう。
「そういえば大、いえ准将はほとんど彼の顔を見なかったんでしたね」
「そうだな。彼がこの世界に戻って来た時私はまだ目が見えてなかったし。視力を取り戻してからはほとんど会う暇がなかった。ゆっくりアルフォンスの顔を見たのはあの子が眠ていた時ぐらいなものだ」
それまでの眠りを取り戻すかのように生身に戻った少年は病院に搬送された後昏々と眠り続けた。傍らで見守る兄が心配で青くなるほどだったがドクターマルコーは心配ないと保証した。ロイが病院を訪れたのはそんな時。
白いシーツに眠る少年の頬は痛々しい程こけて肌は白く病的なぐらいやせた体にロイの胸も痛んだが
「もうすっかり普通の少年に戻った。やはり彼は鋼の精神と肉体を持っているんだな」
その強さに今更ながら感心する。と
「わぁ、もうすっかり元気になってますね」
「やはり兄弟ですな、良く似てます」
いつの間に来たのかブレダ達が後ろから写真を覗き込んでいる。
「けど俺これは想像しなかったなぁ。これじゃエドも苦労するかも」
ひょいと取り上げた写真をしみじみ眺めて感心するのはビール腹の大尉(昇進しました)
「何でだ、ブレダ?」
「いやだって、アルがこんなイケメンだったなんて俺想像もしなかったですよ。これじゃ将来女の子に
騒がれますよ、きっと」
「・・確かにそうね。きっと彼はエドワード君より良い男になるわ。もしかしたら東部一の色男の名前は彼に奪われるかもしれないですね、准将閣下」
「はは、まさか。相手はまだ子供だよ、ホークアイ」
引きつった笑いを浮かべながらロイは未来のライバルの顔をじっと見つめた。


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