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2011/04/29(金)
新刊情報
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一晩寝たらやっと頭が動きだしてくれました。さて新刊はCSI:EAST 4 DESIRE 60p600円です。今回のゲストの設定は牛先生の一言で生まれました。が結構大変だったです。話はやたら派手になるわ、も1人裏のゲストも出てくるわ、風呂敷はドンドン大きくなるわ・・。ちょっとアクションパニック風味でお届けします。では今回もドラマの予告編風に
”麻薬組織のボスが射殺された。だが捜査に乗り出したロイ達のチームに様々な妨害が仕掛けられる。チームの失脚を狙ったものか姿の見えない敵に翻弄される内にハボックとロイの間もすれ違いが生まれ始める。そして容疑者に浮上してきたのは意外な人物だった・・・CSI:EAST 4 DESIRE乞うご期待(笑い)
「じゃあ、ボスを殺した犯人に誰も心当りはないというのか」 朝のミーティングの前にロイのオフィスにやって来たヒューズは昨日の事情聴取の結果を簡単に説明する。証拠と尋問の結果はどちらも捜査には欠かせないものだ。 「そーなんだよ。あいつらの言う事信用するなら俺たちが殴り込みかけるまで連中はずっと車に詰め込められていた麻薬の回収に勤しんでたらしい。ドリルの音やらなんやらで銃声すら聞かなかったとさまったく暢気な話だな」 逮捕された人間への尋問はマース・ヒューズの管轄だ。洞察力が人一倍強い男は大抵の嘘も直感で見抜く。直感など非科学的だというロイも経験から彼の言葉は信用に足ると知っているから 「そうか、じゃあ誰かがこっそりあの部屋に行って殺人を行っても誰も気が付かない可能性もあったわけだ」
「情報漏洩に麻薬の盗難疑惑。一体貴様のチームは何をやってる!」 氷の一喝が垂れた頭を直撃した。あまりの剣幕に口を挟もうとしていたヒューズも石のように固まる。 「クレミンからも早速抗議がきたぞ。この件は直ちに自分のチームに担当させるべきだと」 「そうしますか、オリヴィエ」 頭をあげてロイは静かにアイスブルーの瞳を見つめた。監査官の訪問から1日経ってここに来たロイは謝罪もいい訳も口にしなかった。ただ事実を淡々と述べただけだが 「そうして欲しいのか、お前は」 金の髪をかきあげて氷の女帝はため息まじりに聞く。もっとも 「いいえ」 答えは判りきっていた。黒い瞳には敗北の色などどこにもない。 「今は一時撤退したほうが貴様のためになるかもしれんぞ、マスタング。これはどう見ても貴様がターゲットだ」 「気付いてましたか、判事」 「こんな露骨なやり方してればな。ただし黒幕が誰かは私も判らん」
「主任、施条痕がヒットしました!」 とっときの証拠を片手に飛び込んで来たのは黒ぶち眼鏡の捜査官。 荒れた現場から得た貴重な証拠を何とか物にしようと頑張った彼にデータベースも根負けしたのかあるデータがヒットしたのだ。
銃弾が銃身を通る時、銃身の内側に刻まれたライフリングの痕が銃弾に刻まれる。これをライフルマークといい多少の例外を除き指紋と同様に同じ物はない。つまり1つの銃につき1つの施条痕がある訳でこれを記録しておけば過去その銃が何処か他の犯罪で使われた場合すぐ判るのだ。上手くいけばその持ち主も。 「ロックバンド、デビルズネストのリーダーグリード・・・?」
骨休めにちょっと温泉行って来ます。テルマリ◎ロマエとプリン◎ストヨトミを持って。ペーパーラリーの話も考えなけりゃー。
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