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2012/10/21(日)
そろそろ
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かぼちゃ祭りの日ですね。いやもうデパ地下もどこもこれ一色ですごいもんです。一体どこまでエスカレートするやら。おまけに某ヒーローのバースディという事でそのあたりの人々も活気づくしね。 という訳で某国軍大佐もわくわくしてます。
プレハロウィンSS「CUTE IS ・・?」 乾いた空気に鼻を上げればつんと冷たい風が先端をなでる。公園の木もだんだん黄色くなってついこの間まで緑だった芝生はもうカラカラに乾いて踏むとくしゃりとくずれた。─季節が変わった。秋が来たのだ。そうして 「なぁハボックこのピンクの羽根なんかどうだ?まるで妖精みたいじゃないか」 年に一度某国軍大佐が日頃秘めていた趣味を爆発させる時期でもある。 「大佐ー何度もいってるしょ、相棒は男ですよ?」 「それはそうだが似合うなら良いと思うんだ、なぁジェイ?」 くう・・ 床に座った金色の犬は抗議とも賛成ともいえない鳴き声を上げてそっと視線を同じ色の瞳の男の方に向ける。その諦めたような目線にハボックは クッ・・健気な奴・・ と心の涙を拭きながらできる限りの援護射撃をする。 「それよりこっちはどぉっすか?黒のマントに黒のシルクハットなんてダンディじゃありませんか?きっと相棒の毛並みに映えますよ!」 「うーん、地味じゃないか?やっぱりピンクの方が・・」 「・・あんたいつからそんなに可愛い物好きになったんです?」 なおも未練がましくピンクの妖精のページを離さないロイにいい加減げんなりしたハボックが問えば相手は黒い目を輝かせて言いきった。 「馬鹿者、かわいいは正義と言う言葉をしらんのか」
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