日々是不穏
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2013/07/30(火) 取り急ぎ
夏コミ新刊出ますー詳細は週末に!
CSI:EAST 6 「A PIECE OF TRUTH」 60P 600円
8月10日(土曜日)西2ホール き10b

2013/07/22(月) サンプルその3
「それって自白ですよね、じゃあ犯人はそいつって事じゃないですか」
夜食のハンバーガーとミネストローネを差し出しながらハボックはあきれたように呟く。今日からラボに泊まり込みだと言われれば反対はできないがこうしてせっせと差し入れに来る事はできる。
「だがそれがカイル本人と証明はされてない。彼の音声データは向こうも入手できなかったからな」
職場への差し入れに付き合い当時なら文句の1つも言っただろうが今はもうなし崩し的にロイは受け入れてしまっている。
『別に悪い事じゃないし、気にする事はありませんわ』
『ついでに俺達も美味いドーナッツにありつけますからね』
とどこまで見透かされているか判らないがすっかり餌付けされた部下達はそう言うのでロイも開き直ったと言う訳だ。それに今回はハボックも最初から巻き込まれているので気兼ねなく話ができる。
「カイルの知人に音声を聞かせた所似てるという証言は得られたが断言はできなかった。残念だが声紋で血縁関係は特定できない」
DNAならアレルという共通の因子の存在で血縁関係である事が証明できるが声ではそれができない。スカーの音声データはあるからもし声で血縁関係が判るならカイルの声といえるのだが。
「しかしスカーって奴も兄の事信じきってますね。あんだけ危ない橋渡って無実を証明しろと言ってくるんだから」
「肉親の情ってものはそれ程強い。以前ステラに聞いた事があるが兄の冤罪を信じてそれを証明しろと脅迫してきた男がいたそうだ」
「それって今度の事件と似てますね。で冤罪は証明できたんですか
「いや、証明できたのは有罪だ。そして弟は逮捕された。だが弟にとって兄の有罪はどうしても受け入れられない事だったのだろう」
「・・・もし今度の件で冤罪が証明できなかったらあんたが直に連中に言うって言いましたよね?本気ですか」
最悪の事態を想像したのかふっとハボックの気配が警官から軍人に変わる。
「言っときますがイシュヴァールの民は頑固ですよ。おまけに名誉を重んじるし身内の結束はもの凄く固い。裁判で陪審を説得するのとは訳が違うんです。それに連中はテロリストなんでしょう?」
「いやシュトルヒの話によれば彼らはテロ組織とは無関係のようだ。どこの情報機関にもデータがないしあの国境地帯に住む部族は元々政治には興味を持ってないらしい」
「だったら余計決心が固いって事じゃないですか!」
荒れ地で静かに暮らしてた民が人質を取って大国を脅したのだ。生半可な覚悟でできる事じゃない。下手をすれば軍隊が送られてくる可能性だってあるのだから。
「ロイが連中と直に会う時は必ず俺も傍に居ます。護衛として」
「ハボ、待て、それは」
それはハボックにとって戦場に戻るのと同じ事だ。あの砂漠の国で感情全てを失いそうで恐いと除隊したハボックが銃を持ってそこに戻る?ロイにそれが許せる訳は無い。
「・・・ダメだ。ジャン」
「ロイ」
「お前を軍人に戻す事なんてできない」


※スカー兄の名前は勝手に捏造してます〜。あと1週間なんだけどここに来て壁にぶち当っております(汗)どこぞの巨人がぶっ壊してくれないかな

2013/07/15(月) 名前が知りたい
『進撃〜』で一番好きなキャラはハンジさんですが彼女(彼)の副官?らしき人も気にってます。だって「あんた本当に死にますよ!」とか「生き急ぎすぎです!」とかハボロイチックなセリフをハンジの後ろで言ってるんですもの。きっといつもこの人の後ろに付いてハラハラしてるんだろうなーって思ってます。名前も顔もはっきりしてないけどアニメではもう少し丁寧に描いて欲しい。

以下新刊の続きです。

「人質の命と引き換えに殺人犯で逮捕された兄貴の冤罪を晴らせってぇ?」
「声がでかい、ヒューズ」
素っ頓狂な声を嗜めるようにロイは悪友の頭を軽く叩く。最もここはイーストシティパークの奥の広場で周囲に怪しい人影はない。
「まぁ簡単に言えばそういう事なんだけどな・・・」
ブラドッレイ達から解放された後ロイがヒューズを呼びだしたのはここJEAN’S CAFEのある広場だ。青い中古のフォルクスワーゲンを改造してハボックが作ったこのサンドイッチ屋は今は彼の元部下ブロッシュが二代目店長を務めていてロイ達CSI捜査官の密かなたまり場と化している。だから情報部が絡んだ事件に盗聴などを警戒したロイが密談の場所にここを選んだのも何の不思議も無い。
「でも情報部がよく取引に応じましたね。普通テロリストのどんな要求にも応じないもんじゃないんですか」
なりゆきで関わったハボックにはまだ状況がよく飲み込めてないようだった。それだけ状況はややこしい事になっている。
「まず人質になってる男達は情報部の工作員って事ですよね?彼らがイシュヴァールで何らかのスパイ活動を行っていたところをスカー達に捕まった・・それが何でバレたらヤバいんです?」
イシュヴァールは砂漠の国でイシュワラ教と言う独特の宗教を持つ遊牧の民の国だった。気候は厳しいが先祖代々素朴な暮らしを営む国は近代になって大国同士の争いに戦略的に重要なポイントとなり何度も侵略やそれによる内戦によって国は疲弊し人心は荒れた。そこから過激な民族主義が台頭し外の世界に対して武力で自分達の力を示そうと言う一派が現れ始め─ロイ達の国で大規模なテロが起きたのが十数年間。国の威信を傷つけられた報復としてイシュヴァールに侵攻した軍は彼の地を武力で蹂躙した。そうして一応国家としての態勢を整えて紛争は終結した─はずだが今もそこは安住の地とはとても言えない状況だ。
「正確に言えばハボック工作員達が囚われたのはイシュヴァールと隣国の国境沿いだ。多分彼らはイシュヴァールから隣国に密入国しようとしたんだろう、そこが問題なんだ。そこは我が国と同盟関係にある。勝手に入っていい所じゃない」
隣国は古くからイシュヴァールと交流があったが今はこっちと軍事的同盟関係にあり侵攻の際も積極的に協力してもらった。
「けどまぁあそこが内心はイシュヴァール寄りってってのは誰もが知ってる事だしあの国を経由してテロリストに武器が供与されてる疑いはは随分前からあったんだ。だから古巣の連中があの辺うろついてても俺は驚かんよ」
シュトルヒが言ったようにマース・ヒューズは元は情報部で働いてた男だ。だから誰よりこうなった状況を的確に把握している。
「きっと連中が捕まったのは国境を越えたところだろうさ。もしかしたら何らかの戦利品・・・武器密輸の情報とかそういうのを持っていたのかも知れん。そいつを世間にばらされちゃ確かにまずい」
「もしかして情報部の勇み足か?上の了解を取ってない?」
「その可能性は高いかも。正規の作戦にしては人数が少ないし今のトップは経済問題が優先って考えだ。余計な火種は燃やしたくないってのが大方の意見だろうが・・・火のない所に煙を立てたがる連中は何処にでもいる」

※えーっとイシュヴァールをこのパラレルに当てはめるのに少々現実と似通った展開にしましたがあくまでフィクションです。そこの所はご了承下さいませ。

2013/07/08(月) こんなん書いてます
順調に遅れてます、夏のげんこー。ああこのペースじゃまた最後のほうでエラい目に遭う・・推理物はきっちり骨組み立てとかないと進めないんですよね。それができたら説明文多いからサクサク進むんですが・・・一応こんな感じで書いてます。

CSI:EAST 6 BREAK THRU
「いってらっしゃいー今日は俺夜勤だからディナーは一緒じゃないけどポトフとサラダ用意しとくから食べていってね」
新婚の新妻もかくやとばかりに甘い顔してロイを見送ったハボックは素早く身を翻すと大きな丸い窓に走りよった。
「本当だったら車まで送りたいんだがなー」
ハボックのアパートは古い煉瓦造りのビルの最上階だ。エレベータなし元は倉庫だった広いワンフロアを手先の器用さで居心地の良い巣に改築したそこはロイの職場から車で10分という地の利もあって一応愛の巣という事になっている。
「別にこの辺の治安が悪い訳じゃないけど恋人の身を心配するのは当たり前だろうが」
見送りはアパートのドアで、少し離れた駐車場までは送るのはだめ。それは2人の関係をおおっぴらにしないための暗黙のルールだ。2人の所属する世界では同性愛者への風当たりはまだまだ強い。ハボックは気にするつもりもないがロイの邪魔にはなりたくない。だからこうして道を行く黒い背広姿を双眼鏡で見送る事で我慢してるのだが
「・・・あれ?」
たらんと弛緩していた眉が微かに顰められる。丸く切り取られた視界の界の中ですらりとした後ろ姿に近寄る2人の人影が映った。
「誰・・だ?」
人影は男2人。背広姿だからその辺のチンピラじゃないだろうがハボックの背筋に何となく緊張感が走る。
「道でも聞かれてる・・のか?」
そのまま3人は立ち止まって何か話をしてるようだった。ロイの表情まではここからは判らないがどうも知り合いのようには見えないがかと言って争ってるようにも見えない。大の男がそれだけで助けに行くわけにもいかないだろうと手近の煙草に手を伸ばした所でそれは起きた。
「ロイ?」
何が切っ掛けなのか男2人の態度が豹変し1人が乱暴にロイの腕を掴む。刑事であるロイがそれで怯む訳もなく何かを言いながらその腕を振り払うと手にした鞄で追いすがる腕を叩き走り出そうとするのが見えた。
「ロイっ!」
主人の危機を悟った犬の反応は素早い。引き出しあった銃を掴むと
部屋を飛び出し一気に階段を駆け下りる。そこにはもう長閑に笑っていた大型犬の気配は何処にも無い。
「ちっ!」
ビルを飛び出し走り出した所で黒い車がこちらに向って走って来る。運転席にいるのがさっきの男だと確認すると同時にその体はためらいも無く激走してくる車に向ってジャンプした。

2013/07/01(月) 似合うと思う
話題のアレは今6巻まで駆逐してますがアニメはすごいですねー。あの動き!でジャンとかゆう名にときめいたりするんですかハボックにあれやらせたらすっごくカッコいいだろーなー。あの両刀でバッサバッサとなぎ倒して、すとんと屋根の上の降り立って煙草に火とかつける漫画誰か描いてくれないかな・・


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