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2016/05/09(月)
ねこあつめパロ22
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彼はこの世界の理を知りたかった。だから必死に学び知識を蓄えたがやがてその世界が滅亡の危機に瀕する。最初は傍観者を決め込んでいた彼も親しい者達が苦境の陥るのを見てとうとう持っていた知識を武器に立ち上がり自分たちを害する敵と戦う事を決意する。戦いの途上で彼は知識の持つ恐ろしさにそれによって引き起こされた悲劇に苦悩し戦いを放棄したいとまで思う事もあったがそれでも彼は踏みとどまって戦い続けた。世界を救うなんて思い上がった訳じゃない。ただ彼は親しい人々を守りたかっただけだ。そして自分にはその力があると知っていたから彼は戦火の中を歩み続けるーそれがR先生の書いた物語だった。 あの主人公が先生の分身だとしたら?彼は何を思ってあの小説を書いたんだろう。 先生の望みは何なんだろう、そして俺はー
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