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2007/04/06(金)
悲しいお花見
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水曜日の話ですが、部で会社の近くの公園にお花見に行きました。 水曜日と言えば4月の都心で18年ぶりに雪が舞った日です。 横浜は雪は降らなかったんですが、時折小雨がぱらつきひっじょ〜に寒い日でした。
会社のお花見というのは今日は寒いから明日にしようとか、中止にしようとか簡単にできるものではありません。 行きがけにスーパーとかに寄っておつまみと缶ビールを買い、ぷらっと行ける人数ならいいんです。 でも参加人数は55名……。寒いからという理由で既に発注したお弁当を当日午後にキャンセルなんてできません。
そう、たとえ参加する全員が「このクソ寒いのになんで花見をするんだよ〜」と思ってたとしても(幹事自らそう思った)、中止も欠席もできません。いや、言い出す雰囲気を作らせません。
いっそ雨がざんざん降ってくれれば、職場でお弁当と飲み物を配って、サヨウナラもできた。 しかし、微妙な天気ながらお花見開始時刻6時前には雨は上がってしまいました。
そして……。 「一蓮托生」「裏切りっこなし」 これを隠れたスローガンに史上最寒のお花見は決行されたのでした。
気温4度の中に置かれた弁当は冷蔵庫に保管してあったかのように冷たく味なんか分かりません。 寒いから酔えないと最初からハイピッチで日本酒を飲んだ上司は軒並み次の日二日酔い。 唯一暖を取れるのはおでんのみ。
そんな過酷な状況では当然盛り上がる訳もなく、桜を見上げる余裕もなく、花見は1時間ほどで幕を引いたのでした。(涙)
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