〜ing〜アメリカつれづれ日記
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2006/01/17(火) マイク正岡
翻訳プロジェクトもなんとかコンスタントに進めたいと思い、オリジナルの英語の本と、TBSブリタニカ出版の日本語訳と、そして自分の書いた本の3冊をひねくりまわしはじめた。そして面白いことを発見した。私の本が”敵”としたバナナのマイク正岡氏の言葉を、私の本の中で引用したものだから(引用は日本語訳から)、その原文を正岡氏の原本から探したのである。ところが、原本にないのである。記述そのものは、正岡氏の母親が1954年にアメリカへの帰化試験を受けたときの話である。どちらかといえば、移民局を非難するとまではいかないけれど、ちょっと落胆失望した、みたいな内容である。英語では書かなかった、書きたくなかった、というのはバナナの正岡氏の心情としてはよくわかるが(使っているのは1987年初版本)、なんでその話がけっこう詳細に日本語訳に出ているのかがさっぱりわからない。正岡氏は戦時中は日本を忌み嫌い、アメリカへの絶対的な忠誠を誓って、日本語話者の日系2世を裏切ることも躊躇しなかった人物である。(少なくともそれが私の本のテーマ)それなのに、日本で自分の本が翻訳されて出るとなると、ちょっとリップサービスでもして、自分の母親のことでも書いておきたくなったのだろうか。いやいや、あの計算高いすばしっこい正岡氏のことである。日本人にリップサービスなどするはずがない。理由があるとしたら、ほれみたか、私の母親はアメリカのほうがいいから、日本人を捨てたんだよ、と胸でも張って言いたかったのではなかろうか。原本にあって、訳書でははぶかれたというのならわかるが、その逆とは。。まあ、とにかく奇妙なことがあるもんだ。。


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