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2006/10/20(金)
沈没4
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元大手出版社の編集者だったという人と知り合って、企画書を業界にいるお友達に渡してもらっていた。返答は「不可能」。はい、沈没4。まだまだだあ。。(笑)読者がいないこと、文章がかたいわりにはアメリカ史専門家でもないし、観光案内でもないから、旅行者も対象にできないとのこと。納得です。きのう、行きつけのすし屋のオーナーと話をした。中国や韓国の人たちが、ド派手な盛り付けで日本料理?を出すチェーン店がアメリカ人に人気を博していることをどう思うか、で、「仕方ないよ、アメリカ人がそれで喜ぶんだったら」とのこと。「作れ、といわれたら、作るけどね」とか。「売れる」ということは大事、でもどこで線引きするかがむずかしい、「売れる」「金になること」だけを追っかけたら、堀江や村上ファンドのようになることは自明ーどこの業界にいてもジレンマは同じである。最終的な自問ー売れて、金持ちになりたいか。。答えはノー。自家用ジェットでお迎えにいきましょうか、と誘ってくれる大金持ちも知っていたが、金持ちになることの虚しさも感じられた。人を自分の思うままに動かしたかったら金を使えばいいと知っている、でも同時に、自分に近づいてくる人間は金目当てだろうと思うと信じきれず、意地悪になるー何もない人間が一番幸せに近いのである。自分に何もなくても、お茶でもいっしょに飲んでよ、と誘えば、いいよ、と付き合ってくれる友達が一人でもいたらラッキーである。毎日、ぼちぼち食べられて、小さなことに喜びを感じられたら、それ以上に何を望もう、というわけで、沈没5に向かってまたがんばるぞ。。(笑)
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