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2006/11/08(水)
原稿と郵便局
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イリノイ本の原稿をはじめて東京に送りだした。がんばれ〜〜〜それにしても、店でコピーした100枚に、透明の薄いプラスチックみたいな表紙をつけてもらい、左端に穴をあけて、くるくるばね状になったバインダー?をつけてもらったら、何やらかっこよくなった。やっぱり「かっこ」が大事なんだろうか、と問えば、そうだよ、という答える輩が多いのはよくわかってる。でも、中身がカスカスではやっぱり本にはならないではないか。。本はやはり、大衆がモデルが雑誌で着た服を争って買って喜ぶ、という世界とは違うのである。それにしても、今朝、大急ぎで郵便局にもっていったら、受け付けてもらえなかった。グローバルプライオリティで送るときは、郵便番号がなければコンピュータが受け付けないのである。コンピュータが牛耳る、馬鹿で不便な世界だ。。以前はそんなことはなかったのに。。。「東京」だけで受け付けてくれたのに。。。ところが今は。。。社会も人間も柔軟性を失い、みんな「携帯点おつむ」になっている。日本の小学生は、人をいじめるのもその子の個性、と言っているとか。確固とした人間観、社会規範もなく、他者と「つながる」意味ーつまり根をもって生きる感覚ーが非常に希薄で、あるのは目先と「かっこ」を変えるだけでどうやったら金になるか、そんなことばかり考える軽薄短小、コンピュータにつながれ、コントロールされて、人間が点になる社会なんて、実は地球温暖化で南極や北極の氷が溶けて、コンピュータも全部水の下に沈んでそれで人間すべて終わり、そのうち氷河期が来て、また生命は水からやり直しという前兆ではないだろうか、とぶつぶつ思いながら、車を運転して、郵便局から帰ってき、ウエッブで出版社の郵便番号を調べ、10分後、また郵便局のカウンターの前に立っていた。がんばれ〜〜〜、それだけである。
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